エリック・クラプトンの1991年発表のライヴ作品のデラックス盤『Definitive 24 Nights』が6月23日発売決定!「いとしのレイラ(オーケストラ・ヴァージョン)」のライヴ・ビデオも公開

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洋楽ニュース

Eric Clapton(エリック・クラプトン)のロンドン・ロイヤル・アルバート・ホールで行われた歴史的公演を収録した1991年発表のライヴ作品に数多くの貴重な未発表音源・映像を収録した完全生産限定のスーパー・デラックス・ボックス・セットがついに発売される事が決定。6枚組CD+3枚組Blu-rayセット、8枚組アナログ+3枚組Blu-rayセットの各形態が6月23日に発売決定され、ロック、ブルース、オーケストラ編成のそれぞれの演奏形態も2枚組CD+1DVDセット、アナログ・セットの各種でリリース。オフィシャルのアンボクシング・ビデオも公開されました。

Eric Clapton – Definitive 24 Nights – Deluxe Limited Edition CD Box Set – YouTube

また未発表であった「いとしのレイラ(オーケストラ・ヴァージョン)」が現在先行配信開始されており、ライヴ・ビデオも公開。また本作品の国内盤の発売情報は後日発表される予定です。

Eric Clapton – Layla (Live at Royal Albert Hall, 1991) (Orchestral Version) – YouTube

ロイヤル・アルバート・ホールは、エリック・クラプトンにとってロンドンにある第二の故郷のような場所。1964年にThe Yardbirds(ヤードバーズ)としてこの歴史的な会場で初めて演奏をして以来、これまでに200回以上(この回数は今もなお更新中)もこの場所でパフォーマンスしていますが、これは他のどのアーティストにも勝る公演回数となります。

さらに彼はロイヤル・アルバート・ホールでの連続公演記録を持っており、1990年に18公演を行い、連続公演記録を樹立していますが、翌1991年には24公演を行い、その記録を更新。それらの公演はキャリアの中でも最も野心的なものだったと言えます。各公演で彼は、ロック・バンド、ブルース・バンド、そしてマイケル・ケイメンの指揮によるオーケストラの3つの演奏形態のいずれかの編成でキャリアを横断するセットリストを演奏。ケイメンは以前、映画『リーサル・ウェポン』のサウンドトラックでエリック・クラプトンと一緒に制作をした仲であり、さらにイギリスのテレビ・ドラマ・シリーズ『刑事ロニー・クレイブン (Edge of Darkness)』の音楽も一緒に手掛けています。なおケイメンは2003年に早逝したが、テレビ/映画音楽作曲家の第一人者として、『X-Men』、『ダイ・ハード』、『バンド・オブ・ブラザース』など、数多くの有名作品を手掛けています。

記録的となった公演を記念して、エリック・クラプトンは1991年に『24 Nights(24ナイツ)』を発表。この2枚組ライヴ・アルバムと映像作品には、素晴らしいパフォーマンスが収められているものの、当時撮影・収録されたパフォーマンスのほんの一部を網羅したに過ぎません。それが今、新たに生まれ変わろうとしています。

この夏ワーナー・レコーズより新たにリリースされる、この歴史的公演にふさわしい作品『Definitive 24 Nights(ザ・ディフィニティヴ・24ナイツ)』。完全生産限定ボックス・セットとしてリリースされる本作には、6時間に及ぶライヴ音源が収録され、全47曲の内34曲は未発表ライヴ音源。本コレクションは、クラプトンの1990年から91年のアルバート・ホールでのレジデンシー公演を凝縮する形で、ロック、ブルース、オーケストラ編成からそれぞれベストなパフォーマンスを集め、ジャンル毎のコンサートに仕上げています。

『Definitive 24 Nights』に収録となる全ての音源と映像は、サイモン・クライミー(オーディオ・プロダクション、ミキシング)、プロデューサーのピーター・ウォースリー(『スローハンド・アット・70』、『レディ・イン・ザ・バルコニー:ロックダウン・セッションズ』)、及びデヴィッド・バーナード監督(『レディ・イン・ザ・バルコニー:ロックダウン・セッションズ』)から成るチームの手によって、丹念に修復されアップグレードされました。

今作は完全生産限定ボックス・セットとして、6枚組CD+3枚組Blu-rayセット、あるいは8枚組アナログ+3枚組Blu-rayセットで6月23日に発売。いずれの形態にも、ハード・カバー・ブックレット、及びカール・ストゥドゥナ撮影によるクラプトンの写真を使用したシリアル・ナンバー入りのリトグラフが同梱されます。

また、ロック、ブルース、オーケストラ編成の公演をそれぞれ収めた作品、『24ナイツ:ロック』、『24 ナイツ:ブルース』、『24ナイツ: オーケストラ』も同時リリースとなり、こちらの作品は、2枚組CD+1DVDセット、3枚組アナログ(ロックとオーケストラ編成)、2枚組アナログ(ブルース)の形態で発売されます。

今作にはジョニー・ジョンソン、ジミー・ヴォーン、チャック・リーヴェル、フィル・コリンズ、ロバート・クレイ、バディ・ガイ、アルバート・コリンズ、ネイザン・イースト、グレッグ・フィリンゲインズ、スティーヴ・フェローン、レイ・クーパー、ジェリー・ポートノイなどが豪華ゲストに名を連ねており、最高のアーティスト達と共演を果たしています。

ロック・コンサートでは、「サンシャイン・オブ・ユア・ラヴ」、「キャント・ファインド・マイ・ウェイ・ホーム」、「いとしのレイラ」、「ワンダフル・トゥナイト」などの代表曲を演奏。「クロスロード」のカヴァー、フィル・コリンズがドラムを演奏した「天国への扉」は収録曲の中でもハイライトとなる楽曲だと言えます。さらに1989年にリリースされた『ジャーニーマン』からの楽曲「プリテンディング」、「ランニング・オン・フェイス」、「バッド・ラヴ」も収録されています。

バディ・ガイ、アルバート・コリンズ、ロバート・クレイなどの豪華ゲストを迎えたブルース・コンサートでは、「キー・トゥ・ザ・ハイウェイ」、「スウィート・ホーム・シカゴ」、「ブラック・キャット・ボーン」、「リコンシダー・ベイビー」などのブルース・スタンダードの秀逸なカヴァーを聴くことができます。

オーケストラ・コンサートは、本コレクションの中でも最も特別な存在感を放っており、この公演のためにエリック・クラプトンの9人編成のバンドに加え、伝説的な作曲家であるマイケル・ケイメンが指揮を務めるナショナル・フィルハーモニック管弦楽団が参加。「いとしのレイラ」、「ホワイト・ルーム」、「ベル・ボトム・ブルース」、「アイ・ショット・ザ・シェリフ」、「レイ・ダウン・サリー」などの楽曲の驚くほど美しいアレンジがこのコラボレーションによって生まれました。

さらに、このオーケストラ編成における最大の見どころは、30分にも及ぶ超大作の未発表音源「Concerto For Electric Guitar(コンチェルト・フォー・エレクトリック・ギター)」。この曲は、ケイメンがエリック・クラプトンのためだけに作曲した作品であり、このアルバート・ホールでの公演で初めてライヴ演奏されました。オーケストラ編成についてのライナー・ノーツで、音楽ジャーナリストであるデヴィッド・フリックはこのトラックについて、「1991年に演奏されたこの楽曲の半分近くでクラプトンは、まるでクリームのメンバーを従えているかのように高らかとギターを鳴らし、緻密で美しいメロディーを紡ぎながら歓喜で解き放たれると、その興奮にケイメンがストリングスとブラスで呼応する」と語っています。

クラプトン・ファンにとってもうひとつ嬉しいニュースが。この伝説的なロイヤル・アルバート・ホールのコンサートが『アクロス24ナイツ』と題され映画としても公開されることが決定。5月17日より全世界でシネマ・イベントが開催され、5月21日より(アンコール上映として)公開されます。映画はオリジナルの映像素材から編集され、ドルビー・アトモスと5.1chサラウンドでリマスター。『アクロス24ナイツ』は、究極の音楽映画体験として多くのファンを魅了する事は間違いありません。

Credit by Carl StudnaCredit by Carl Studna

■商品情報
いとしのレイラ(オーケストラ・ヴァージョン)
先行配信
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エリック・クラプトン『ザ・ディフィニティヴ・24ナイツ』

エリック・クラプトン『ザ・ディフィニティヴ・24ナイツ』
Eric Clapton 『The Definitive 24 Nights』
2023年6月23日発売
発売形態:
『Super Deluxe CD Box (6CD+3Blu-ray) (完全生産限定)』
『24 Nights: Rock (2CD+1DVD)』
『24 Nights: Blues (2CD+1DVD)』
『24 Nights: Orchestral (2CD+1DVD)』
『Super Deluxe Vinyl Box (8LP+3Blu-ray) (完全生産限定)』
『24 Nights: Rock (3LP)』
『24 Nights: Blues (2LP)』
『24 Nights: Orchestral (3LP)』
デジタル配信
*国内盤の発売情報は後日公開される予定(下記4形態) 
『スーパー・デラックス・ボックス・セット(6CD+3Blu-ray)(完全生産限定)』 
『24ナイツ:ロック(2CD+1DVD)』
『24ナイツ:ブルース(2CD+1DVD)』
『24ナイツ:オーケストラ(2CD+1DVD)』
商品の詳細はこちら

■収録曲目
[24 Nights: Rock]
1. Pretending
2. Running On Faith
3. Breaking Point *
4. I Shot The Sheriff *
5. White Room
6. Can’t Find My Way Home *
7. Bad Love
8. Before You Accuse Me *
9. Lay Down Sally *
10. Knockin’ On Heaven’s Door *
11. Old Love *
12. No Alibis *
13. Tearing Us Apart *
14. Cocaine *
15. Wonderful Tonight
16. Layla *
17. Crossroads *
18. Sunshine Of Your Love *

[24 Nights: Blues]
1. Key To The Highway *
2. Worried Life Blues
3. You Better Watch Yourself
4. Have You Ever Loved A Woman
5. Everything’s Gonna Be Alright *
6. Something On Your Mind *
7. All Your Love (I Miss Loving) *
8. It’s My Life Baby *
9. Johnnie’s Boogie *
10. Black Cat Bone *
11. Reconsider Baby *
12. My Time After A While *
13. Sweet Home Chicago *
14. Watch Yourself (Reprise) *

[24 Nights: Orchestral]
1. Crossroads *
2. Bell Bottom Blues
3. Lay Down Sally *
4. Holy Mother *
5. I Shot The Sheriff *
6. Hard Times
7. Can’t Find My Way Home *
8. Edge Of Darkness
9. Old Love *
10. Wonderful Tonight *
11. White Room *
12. Concerto For Electric Guitar *
13. A Remark You Made *
14. Layla *
15. Sunshine Of Your Love *
*Previously Unreleased(未発表音源)

■リンク
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■映画『アクロス24ナイツ』
『アクロス24ナイツ』は、1990年から91年にかけて、フルオーケストラ、ブルース、ロックといった様々な編成で行われたロイヤル・アルバート・ホールでの42回にわたる連続公演から全17曲のベストパフォーマンスを選び抜き、2023年、4Kとドルビー・アトモス(一部劇場)により完成。6月9日より公開。  
映画の情報はこちらをご覧ください

■来日公演情報
エリック・クラプトン来日公演「LIVE AT BUDOKAN 2023」
公演HP
・会場
日本武道館
・日程
4月15日(土)17:00開場/18:00開演 【SOLD OUT】
4月18日(火)18:00開場/19:00開演
4月19日(水)18:00開場/19:00開演
4月21日(金)18:00開場/19:00開演 【SOLD OUT】
4月22日(土)16:00開場/17:00開演 【SOLD OUT】
4月24日(月)18:00開場/19:00開演
・料金
S席(アリーナ席・1F席・2F席)¥20,000(税込)
A席(2F席ステージ後方)¥19,000(税込)

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洋楽まっぷ編集部が70年代から最新の洋楽までヒット曲、また幅広いジャンルから厳選した情報をお届け致します。

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