Lil Durk(リル・ダーク)が5月26日リリースの最新アルバム『Almost Healed』からJ. Cole(J.コール)を迎えた「All My Life」のミュージック・ビデオを公開しました。
Lil Durk - All My Life ft. J. Cole - YouTube
Steve Cannon(スティーヴ・キャノン)が監督を務めたミュージック・ビデオでは、J.コールが家から外へ出るシーンから始まり、リル・ダークが多くの子供たちと共に上空のカメラに向かって歌います。
Dr. Luke(ドクター・ルーク)がプロデュースした今作は、彼らが経験した困難な時期と、どのように大きな逆境を乗り越えなければならなかったのかについて生の思いを表現しており、コーラスが印象的な曲となっています。また参加したJ.コールのバースではここ数年で亡くなった悲劇的な数のラッパーについて実在しないラッパー「リル・バディ」として表現し、彼らの死がニュースになるまで、亡き無名のラッパーの作品をよく知らなかったことを思い出し、才能あるMCがその可能性を最大限に発揮できるほど長く生きられなかったことを知り、「奴らの名前をバズらせるには墓に眠るしかない」と暗に才能とメディアでの認知の関連性に触れています。
リル・ダークは2020年のアルバム『The Voice』の続編と『The Voice 2.0』として次のアルバムをリリースする事をあかしていましたが、最終的に予定されていた日にアルバムがリリースされることはなく、タイトルも『Almost Healed』と変更されました。しかし新曲をリリースすることでただの延期ではないことを提示しています。