Norah Jones(ノラ・ジョーンズ)のデビューアルバム『Come Away with Me(邦題:ノラ・ジョーンズ)』の20周年記念盤が輸入盤&デジタルでリリースされました。国内盤は通常盤(1CD)が5月20日(1CD)、3枚組となるスーパー・デラックス・エディションは27日にそれぞれ発売されます。
このリリースを記念して先週末にはライヴストリームが配信されました。当時レコーディング・セッションが行われたオールエアー・スタジオで行われ、ビル・フリゼール、ブライアン・ブレイド、トニー・シェアという当時のレコーディング・メンバーを引き連れ、アルバム全曲に加え未発表音源からも披露しています。アーカイブは期間限定。
Come Away With Me 20th Anniversary Livestream - YouTube
『Come Away with Me(邦題:ノラ・ジョーンズ)』は2002年にリリースされて以降20ヵ国でアルバム・チャート1位を獲得し、これまでに約3,000万枚のセールスを記録。ノミネートされたグラミー賞では、アルバム・オブ・ザ・イヤーを含む8部門を全て受賞するなど記録的ヒットとなりました。
3枚組となるこの作品は、ノラ本人と、デビューからノラを手掛けてきたブルーノートのイーライ・ウルフによる監修。Disc 1には、当時マスタリングを手掛けたテッド・ジェンセンによるオリジナル・アルバムの最新リマスターを収録。
Disc 2には、最初期に制作され、ブルーノートとの契約のきっかけになった完全未発表のデモ音源11曲、そしてデビュー当初にプロモーション用として制作されたレアEP『ファースト・セッションズ』が収めされています。そしてDisc 3には、ブルーノートとの契約後クレイグ・ストリートのプロデュースでレコーディングされたもの、当時のブルーノート社長ブルース・ランドヴァルの意向によりアルバム収録が見送られた音源を収録。
ニューヨークのオールエアー・スタジオでレコーディングされたため「オールエアー・セッションズ」と呼ばれるこれらの音源は、「セヴン・イヤーズ」、「フィーリン・ザ・セイム・ウェイ」、「ザ・ロング・デイ・イズ・オーヴァー」の3曲が追加の録音とミックスを経てアルバムに収録された以外はお蔵入りとなった幻のもので、全13曲中11曲が完全未発表となっています。
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