アメリカを代表する伝説的存在ロックバンド、The Offspring(オフスプリング)が、今年の春にリリースされた世界的に高い評価を得ている最新アルバム『Let The Bad Times Roll(レット・ザ・バッド・タイムス・ロール)』の日本盤CDのみに収録されていた「We Never Have Sex Anymore」のフランス語カバー「Guerre Sous Couvertures」と、2018年にオランダのMegaland - Landgraafで録音された「The Opioid Diaries」のライヴ・バージョンを含んだ『Let The Bad Times Roll (Deluxe Edition)』が世界中でデジタル配信。2曲のヴィジュアル動画も公開されました。
The Offspring - Guerre Sous Couvertures - YouTube
The Offspring - The Opioid Diaries (live) - YouTube
ヴォーカルのデクスター・ホランドは、「We Never Have Sex Anymore」のフランス語カバーである「Guerre Sous Couvertures」について、「フランス語で録音しようと思ったのは、この曲の核心部分~人間関係における情熱の喪失を嘆いているところから来ているからなんです。私にとって、情熱とはとてもフランス的なものなのです。どう説明したらいいか分からないのですが、フランスにいるといつも情熱を感じるんです。この曲を書いたとき、『これはフランス語でやらなければならない』と思ったのでフランス語でやりました」とコメントしています。
2021年4月にリリースされた『Let the Bad Times Roll』は、バンドにとってプロデューサーのボブ・ロックとの3度目のコラボレーションとなる。Kerrangのレビューでは、『Let the Bad Times Roll』を「間違いなくその存在自体が世界を明るくするバンドからの歓迎すべき復帰作」と評されています。
先週、アルバムのタイトル曲「Let The Bad Times Roll」が米国のMediabaseとBDSのオルタナティブ・チャートでトップ10入りし、バンドは90年代から2020年代まで連続でオルタナティブ・フォーマットでトップ10入りを果たしています。バンドは現在北米でのフェス・イベント・ツアー中。1年半ぶりにステージに立つなど、ライブ活動も徐々に再開させ、この秋からの本格的なツアーに向けて着々と活動を軌道に乗せており、2022年には来日公演も期待したいところです。
■リリース情報
『LET THE BAD TIMES ROLL』 発売中
品番: UICB-10003 /税込価格 : 3,300円
(日本盤内容:デクスター&ヌードルズによる公式インタビュー翻訳、歌詞・対訳付/日本盤ボーナス・トラック2曲収録)
・試聴/購入リンク
■日本盤収録予定トラック・リスト
1. This Is Not Utopia
2. Let The Bad Times Roll
3. Behind Your Walls
4. Army of One
5. Breaking These Bones
6. Coming For You
7. We Never Have Sex Anymore
8. In The Hall of the Mountain King
9. The Opioid Diaries
10. Hassan Chop
11. Gone Away
12. Lullaby
13. Guerre Sous Couvertures (日本盤ボーナス・トラック)
14. The Opioid Diaries (LIVE) (日本盤ボーナス・トラック)
■バイオグラフィー
南カリフォルニアのパンク・ロック・シーンのレジェンドであり革新者であるオフスプリングは、1984年に行われたソーシャル・ディスト―ションのライブでの熱狂の後、当日高校生で親友であったデクスターとグレッグがカリフォルニア州、オレンジ・カウンティのガーデングローブにて自分達でもバンドを始めることを決意しスタート。自分達のレーベルBlack Labelからデビューシングルのアナログ盤『I’ll Be Waiting” b/w “Blackball』を1,000枚プレスしてから、100万枚のヒット作品まで、オフスプリングの作品の全世界セールスは4,000万枚以上を記録しています。現在バンドは、シンガーのデクスター・ホランド、ギタリストのヌードルズ、ドラマーのピート・パラダ、新ベーシストのトッド・モースの4人。
・アーティスト日本公式サイト