ドイツが世界に誇るハード・ロック・バンド、Scorpions(スコーピオンズ)が、本日新曲「Hammersmith(ハマースミス)」を配信リリースし、リリック・ビデオを公開しました。
Scorpions - Hammersmith - YouTube
5月にはヨーロッパ・ツアー開始に合わせて、最新アルバム『Rock Believer(ロック・ビリーヴァー)』のフランス限定アナログ盤のボーナス・トラック「The Language Of My Heart(ザ・ランゲージ・オブ・マイ・ハート)」を全世界配信リリースしたが、この「ハマースミス」は『ロック・ビリーヴァー』UK限定アナログ盤のボーナス・トラックです。
“ハマースミス”は、ロンドンの同名地区にあるイベント会場。ザ・フー、クイーン、AC/DC、モーターヘッド、メタリカ、そしてスコーピオンズなどが出演してきました。
スコーピオンズの新曲は、この象徴的な音楽の場に送る賛歌であるのみならず、彼らが今なおハード・ロックに、彼らの名声のルーツに、そして本来のメタルに対してどれだけの熱意を抱いているかを示す最新の声明文でもあります。ヴォーカルのクラウス・マイネ曰く、「この曲は、ロックの神殿であるハマースミス・オデオンで演れるようになることを夢見ながら最小規模のクラブで演奏していた時代に俺たちを連れ戻す」
スコーピオンズの創始者でありギタリストのルドルフ・シェンカー、ドラマーのミッキー・ディー、マグナス・アックスが書いた音楽は、作詞も担当したクラウス・マイネがスコーピオンズの優れた楽曲が持つバラード調のトーンを完璧に歌いこなすだけではなく、ロックな声もまた素晴らしいということを証明する絶好の機会を提供しました。
残虐さをも感じさせる冒頭から、元モーターヘッドのドラマー、ミッキー・ディーが早くも気を吐き、そこに勢いのいいギターの音が連なって、クラウスのヴォーカルが稼働する舞台が整います。ハーモニー豊かなリフが絡み合い、攻撃的なドラミングがくり返し切り込んでくる「ハマースミス」は、このバンドの最新レパートリーの中でも非常に特別な存在だと言えます。リード・ギタリストのマティアス・ヤプスがその楽器を見事に弾きまくりながら曲をフィナーレにもっていくところにも注目。クラウスが「地獄のようにロックしている!」と総括する通り。
スコーピオンズは8月21日から10月21日まで北米ツアー全24公演を行う予定です。
Scorpions(スコーピオンズ)(c) marc theis
■商品情報
スコーピオンズ「ハマースミス」2022年8月12日配信
Scorpions / Hammersmith
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■最新アルバム発売中
スコーピオンズ『ロック・ビリーヴァー』2022年2月25日発売
Scorpions / Rock Believer
CD: UICY-16053 / 2,860円(税込)
日本盤のみSHM-CD仕様 / 日本盤ボーナス・トラック1曲、海外デラックス盤ボーナス・トラック5曲収録
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■ミュージック・ビデオ
・「ピースメーカー」
・「ロック・ビリーヴァー」
・「セヴンス・サン」(リリック・ビデオ)
・「ホエン・ユー・ノウ(ホエア・ユー・カム・フロム)」
■リンク
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