その後は世界中で人気を博しヒットを連発。1984年リリース2ndアルバム「Like a Virgin(ライク・ア・ヴァージン)」が2100万枚、1986年リリースの3rdアルバム「True Blue(トゥルー・ブルー)」は2500万枚、1989年リリースの4thアルバム「Like a Prayer(ライク・ア・プレイヤー)」が1500万枚と、80年代を代表するエンターテイナーとなります。
90年代に入るとコンピレーション・アルバム「The Immaculate Collection(ザ・イマキュレート・コレクション)」が3000万枚を売り上げ、最大のヒットを記録します。女優としても、1990年公開の映画「ディック・トレーシー」、1992年公開「プリティ・リーグ」が大ヒット。この映画の主題歌「This Used to Be My Playground」で全米ビルボードホット100にて当時の女性アーティスト最多1位記録を樹立します。1998年リリースのアルバム「Ray of Light(レイ・オブ・ライト)」で数年ぶりの1000万枚を超えるヒットを記録。
2000年代に入っても人気は衰えず、2000年リリースの「Music(ミュージック)」、2005年リリースの「Confessions on a Dance Floor(コンフェッションズ・オン・ア・ダンスフロア)」が1000万枚以上を売り上げており、2008年にはロックの殿堂入りを果たしています。デビュー以来数多くのヒットを生み出しており、ビルボード誌による、「チャート史上最も成功したトップ100のアーティスト」の中では第2位、またシングル・アルバムのトータルセールスは3億枚以上とも言われており、史上最も売れたアーティストでは4位、女性アーティストとしては歴代1位のセールスを誇るクイーン・オブ・ポップです。