洋楽好きなら一度は聴いてほしいガールズバンドを紹介する本シリーズ。
ガールズバンドと聞くと、繊細で美しいなんてイメージを持ってしまうかもしれません。
しかし、その先入観は間違いです!
世界にはパワフルでかつリスナーの心を揺さぶる曲を作るガールズバンドが沢山います。
ということで今回も、前回の第1弾に引き続き、私が厳選した“絶対に聞くべきガールズバンド”を紹介しましょう!
【洋楽】かわいい&クールなガールズバンド3選【パート2】
The Donnas(ザ・ドナス)
90年代最もパワフルなガールズバンドとも言われていたのが『ザ・ドナス』です。
アメリカで結成された彼女たちの曲は、まさに王道USロックそのもの
・Take It Off
The Donnas - Take It Off - YouTube
同じ学校に通っていた4人で結成され、高校生にしてデビューを果たしたドナスは“ガールズバンド界のレジェンド”と言っても過言ではないでしょう。
メンバー全員がドナス姓を名乗るという個性的なスタイルに負けないパンクサウンドは聞いた瞬間にテンションがマックスになる感覚に陥ります。
ガールズバンドにありがちな「演奏技術が少し厳しい」ということも全くありません。
むしろ歴と共に演奏技術もパワーアップしていき、メディアからも高い評価を得ています。
ザ・USロックを求めている方にピッタリなガールズバンドです。
・Keep on loving you
The donnas - Keep on loving you - YouTube
The Raincoats(ザ・レインコーツ)
イギリスで結成され、ポストパンクの代表格とも言われているのが『ザ・レインコーツ』です。
1979年にリリースされたデビューアルバムは実験的なサウンドが評価され、現代でもなお高い評価を受け続けています。
・Lola
The Raincoats - Lola - YouTube
サウンド的には“尖ったバンド”と言っても差し支えないでしょう。
しかし、その中に眠る密かな普遍性こそが彼女たち最大の魅力です。
彼女たちが与えた影響は大きく、ポストパンクの歴史を語る上でも外せない存在となっています。
またニルヴァーナのボーカルを務めていたカート・コバーンも「レインコーツのファンだ」と公言しており、まさにレジェンドバンドそのものなのです。
分かりやすいポップ性は期待してはいけません。
しかし、個性的な世界観は一度聴いたらハマってしまう可能性が高いです。
・The Void
The Raincoats - The Void - YouTube
Luscious Jackson(ルシャス・ジャクソン)
いかにも「アメリカっぽいオシャレさ」を醸し出すガールズバンドが『ルシャス・ジャクソン』です。
90年代に3枚のアルバムをリリースし、どれも多様性があるポップな内容で高い評価を受けました。
・Naked Eye
Luscious Jackson - Naked Eye - YouTube
よくイメージする“ありがちなロックサウンド”を想像すると痛い目を見るでしょう。
彼女らは、サンプリングやレトロなギターサウンドを巧みに織り交ぜることで唯一無二の世界観を作り上げました。
様々なカルチャーが一気に火を点けた90年代ならではのごちゃごちゃ感が気持ちいいです。
・Citysong
Luscious Jackson - Citysong - YouTube
まとめ
今回も世界で活躍するガールズバンドを紹介しました!
本当に個性的で類似するアーティストがいない人達を紹介したので、是非とも聞いてみてください。