すごく自然を感じる。欧州発のフォークバンドおすすめMV4選

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洋楽コラム

様々な人が感じる「自然」が題材となるフォークミュージックは欧州で人気のジャンルの一つです。曲調はもちろん、服装や歌い方なども中世に寄せたバンドが多く、現在も魅力的なMVが多く作られています。今回の記事では大自然が美しいMVを4つ紹介していきます。

欧州発のフォークバンドおすすめMV4選

1・Federkleid(FAUN)

FAUN – Federkleid – YouTube

FAUN(ファウン)は多言語で歌うフォークバンド。6人のバンドメンバー全員がマルチプレイヤーであり、バグパイプやニッケルハルパを始めとした30種類以上の楽器を全て楽曲によって使いわけ、アルバムの中でも全くサウンドの異なる楽曲の多い特徴があります。曲調はフォークメタルやヨーロッパ中世音楽など複数のジャンルを組み合わせて現代風のアレンジを加えた独創性と伝統を兼ね備えた新しいものとなっており、ファウンの音楽性を表現するために「ペイガンフォーク」という言葉が生まれたドイツを代表するフォークバンドの1つです。

2・Euch zum Geleit(SCHANDMAUL)

SCHANDMAUL – Euch zum Geleit … – YouTube

SCHANDMAUL(シャンドモール)はクラシカルな中世フォークロックバンド。ロックバンドの編成にバグパイプやハーディ・ガーディ、ショームなどヨーロッパ中世音楽で多く使われる楽器が編成に入ることによってフォークバンドとして成立したバンドとなっています。キャッチーなメロディラインでありながらアラビア音階や教会音階などのフレーズを効果的に取り入れて暗い与えるテクニカルさも兼ね備えたバランス感覚の良いバンドと言えます。

3・Rowing With One Hand(YE BANISHED PRIVATEERS)

YE BANISHED PRIVATEERS – Rowing With One Hand – YouTube

YE BANISHED PRIVATEERS(イ・バニッシュト・プライヴァティーズ)はなぜかメタルのレコード会社と契約しているフォークバンド。フィドル、バグパイプ、アコースティックギターを中心として30人以上のメンバーがおり、スカンジナビアとアイルランドの伝統音楽のメロディラインを取り入れて海賊感を演出した楽曲が特徴的。「海賊のフォークミュージック」というコンセプトを持っており、メンバー全員が海賊に扮してまるで舞台のようなステージングで開催されるライブは好評で、多くの中世イベントに呼ばれる人気のバンドです。

4・Mädchen von Haithabu(Santiano)

Santiano – Mädchen von Haithabu – YouTube

Santiano(サンティアーノ)は硬派なフォークバンド。舟歌やアイルランド音楽などを取り入れた感傷的なメロディが特徴となっており、ヴァイオリンやアコースティックギターのカントリーなサウンドと舟歌のもつダークさが合わさってフォークミュージックの持つアンニュイさを表現しています。乗組員が全員で舟歌を歌っているような楽曲が多く、聴いているだけで船旅をしているような気分になる結成10年とは思えない完成された世界観と高い演奏技術を持つ欧州を中心に人気のバンドとなっています。

まとめ

自然を感じるMVを紹介させていただきました。多様な楽器を使うバンドやシンプルな編成で民族音楽を取り入れてフォークミュージックを表現するバンドなど一口にフォークバンドと言っても様々な方向性のバンドがあります。この機会に新しいフォークバンドを探してみてはいかがでしょうか。

WRITER

神田川響

ライターの神田川です。バリ島まで本場のケチャを観に行きたい。

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