洋楽界のクールな3ピースバンドを紹介する本シリーズ
前回の第1弾に引き続き、ぜひとも皆さんに聞いてほしい至高の3人組を紹介していきます。
3ピースバンドと聞くと、人数の関係上「スマートにまとまった音」を想像するかもしれません。
しかし、今回紹介するバンドはどれも3人組とは思えないほどの音圧と広がりを表現しています。
それでは、私が選んだ最高の3ピースバンドたちをご覧ください。
【洋楽】おすすめの3ピースバンド3選
Nirvana (ニルヴァーナ)
1991年にアルバム『ネヴァーマインド』で世界のカリスマバンドとなったのがニルヴァーナです。
音楽ファンに「一番カッコいい3ピースバンドは?」と質問したら、最多票を集めそうなバンドと言っても過言ではありません。
・Smells Like Teen Spirit
Nirvana - Smells Like Teen Spirit - YouTube
彼らが鳴らすおどろおどろしさを感じさせながらもポップ性を持ち合わせた楽曲ジャンルは“グランジ”と呼ばれ、世界を席巻しました。
ネヴァーマインドで一躍カリスマとなった、いやなってしまった彼らは理想と現実の狭間で苦しむこととなります。
ニルヴァーナのラストアルバムともなった『イン・ユーテロ』では、どこまでもダークでヘヴィな楽曲が中心になりました。
・Rape Me
Muse(ミューズ)
何回聴いても3人組とは思えない音圧で圧倒してくるバンド『ミューズ』
世界でも屈指の演奏技術と破滅的ながらも美しさを感じさせるメロディーセンスで高い評価を受け続けています。
・Uprising
フロントマンを務めるマシュー・ベラミーの世界観が凝縮された曲はどれも良い意味で意味不明なものばかりです。
天才が考えていることは分からないと言いますが、ミューズの曲を聴けばその言葉の意味が分かるでしょう。
ただ演奏技術が高いだけでなく、大衆の心を鷲掴みにして離さない独特の世界観こそがミューズの特徴かもしれません。
・Algorithm
ミューズを聞いたことがない人、そしてロックという域を超えた芸術に触れたい方は是非とも聞いてみてください。
Rush(ラッシュ)
カナダの国民的バンドであり、プログレッシブ・ロック界の大御所が『ラッシュ』です。
メンバー全員が非常に高い演奏スキルを持ち合わせているのが最大の特徴でしょう。
ライブ映像を見れば、そのスキルの高さに驚くこと間違いなし!
・The Spirit Of Radio
Rush - The Spirit Of Radio - YouTube
元々ハードロック路線で売り出していた彼らが作る曲は、どれもメロディアスな印象を与えてくれます。
そこにプログレッシブならではの「難解な演奏と少ない歌詞で表現する」という技法を組み合わせているのです。
・Tom Sawyer
キング・クリムゾンなどのプログレッシの代表格と肩を並べるほどの評価を得ている彼らの曲を聴かずに人生を終えるのは、余りに勿体ないですよ。
まとめ
今回紹介した3ピースバンドは、どれも3人組とは思えない重厚さを持っています。
有名どころが多くなってしまいましたが、もしも聞いたことがないバンドがいたならば是非とも聞いてみてください。
次のパートでは、もっとコアな3ピースバンドも紹介していけたらと思っているのでどうかよろしくお願いします!