【洋楽】90年代に活躍したR&Bガールズグループの現在11選

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洋楽コラム

90年代は多くのR&Bシンガーが次々と登場し、シーンを盛り上げました。

1980年代後半から1990年代初頭にかけて、ヒップホップはアメリカの若者の想像力を捉え始めたこともあり、R&Bは均質化され始め、有名なプロデューサーのグループがほとんどのR&Bヒットを担当するような時代となりました。

そんな中でTLCが誕生しては爆発的なヒットを連発するような時代となり、後に続けと次々と新たなガールズグループが誕生し、ある種のブームでもあったためソロでもMary J. Blige(メアリー・J.ブランジ)やAaliyah(アリーヤ)などが人気となりました。

今回は90年代に活躍したR&Bガールズグループを振り返りながら、現在の活動などもご紹介していこうと思います。

90年代に活躍したR&Bガールズグループの現在

① TLC(ティーエルシー)

TLC(ティーエルシー)はR&Bガールズグループと言えば彼女たちがまず浮かぶくらい、90年代R&Bガールズグループの代表的な存在です。

しかしながらLeft Eye(レフト・アイ)の突然の死によって2002年を最後に事実上活動休止状態に。

3人での活動期間はわずか10年弱。ただこの間に多くのヒット曲を次々と生み出しました。

ビルボードホット100で1位を獲得したのは「Creep」、「Waterfalls」、「No Scrubs」、「Unpretty」の4曲。

TLC – Creep – YouTube

TLC – Waterfalls – YouTube

TLC – No Scrubs – YouTube

TLC – Unpretty – YouTube

TLCの現在はこちら
TLC − レフト・アイの死後20年、残されたメンバーたちの現在は?伝説のガールズグループの今に迫る

② SWV(エスダブリュヴイ)

SWV(エスダブリュヴイ)はニューヨーク出身の3人組R&Bガールズグループ。

日本でも人気が高かったため「懐かしい!」と思う方も多いかもしれません。

もちろんアメリカでも人気の高さはありましたがビルボードホット100で1位を獲得したのは1993年「Weak」の1曲のみ。

SWV – Weak – YouTube

またこの年はMichael Jackson(マイケル・ジャクソン)の1982年の曲「Human Nature」をサンプリングした「Right Here (Human Nature Radio Mix)」もヒットし、一気に世界的ブレイクを果たしました。

SWV – Right Here (Human Nature Radio Mix) – YouTube

ビルボードホット100で最後にトップ10入りを果たしたのが「You’re the One」。日本でもラジオなどでかなり多く聴かれましたので、SWVを知らなくても聴いたことがあると感じられる方も多いかもしれません。

SWV – You’re The One – YouTube

SWVは1998年に解散し、各々ソロ活動やプライベートに時間を費やしますが、2007年に再結成。2011年にはシングル「Co-Sign」をリリースし、アダルトR&Bソングスチャートでトップ10入りを果たしました。

SWV – Co-Sign – YouTube

パンデミックが本格化してしまう前の2019年には来日公演も実現しています。

③ Xscape(エクスケイプ)

Xscape(エクスケイプ)はアトランタ出身の4人組R&Bガールズグループ。

デビュー当初は5人組でしたが、1人脱退し全盛期は4人組として活動していました。

1993年のデビュー曲「Just Kickin’ It」はいきなりビルボードホット100で2位を獲得し、最終的にはグループにとって最大のヒット曲となりました。今作はJermaine Dupri(ジャーメイン・デュプリ)がプロデュースを行っています。

Xscape – Just Kickin’ It – YouTube

グループは1998年に解散し、それぞれがソロプロジェクトを追求しますが、2001年に再結成。その際Kandi Burruss(カンディ・ブラウス)は参加せず、残りの3人で再結成という形となりますが2015年に活動休止状態となります。

その後2017年に4人が集まり、BETアワードで18年以上ぶりに一緒にパフォーマンスを行いましたが、新作をリリースすることに興味がなかったカンディ・ブラウスを除く3人が新たに「XSCAP3」というトリオを結成。

レコードレーベル、XSCAP3エンターテインメントを設立してからは3人での活動をメインとしており、グループそのものは4人のまま明確な解散こそしていないものの、活動休止状態になっています。

④ Brownstone(ブラウンストーン)

マイケル・ジャクソンが設立したレーベルからデビューしたR&Bガールズグループ。

オリジナルメンバーで1994年にリリースした「If You Love Me(邦題:あなたが私を愛していれば)」がビルボードホット100、全英チャートを含む世界の多くのチャートでトップ10入りを果たし、最優秀R&Bパフォーマンスグラミー賞にノミネートされました。

Brownstone – If You Love Me – YouTube

このヒットの後、世界中を大規模にツアーを行い、その後Monica “Mimi” Doby(モニカ“ミミ”ドビー)が健康上の理由で脱退しますが、後にメンバー同士でのいざこざが原因だったと話しています。

その他、Charmayne Maxena “Maxee” Maxwell(カルマイン・マクセナ“マキシー”マクスウェル)は2015年に事故で亡くなり、Nichole “Nicci” Gilbert(ニコル“ニッキ”ギルバート)は唯一のオリジナルメンバーとして在籍。

新たにTeisha J. Lott(テイシャ・J・ロット)、Arin Jackson(エリン・ジャクソン)が加わるも1998年に解散。2019年にはエッセンスフェスティバルの25周年とグループの25周年に向けて再結成されました。

⑤ Jade(ジェイド)

Jade(ジェイド)はシカゴ出身の3人組R&Bガールズグループ。

シングルで唯一ヒットしたのが1992年の「Don’t Walk Away」。

R&Bチャートで2位にランクインし、1993年にRIAAからゴールド認定を受け、世界中で150万枚を売り上げました。

Jade – Don’t Walk Away – YouTube

ビルボードホット100でトップ10入りを果たしたのは今作のみで、1997年に解散。

2021年11月には、オリジナルメンバーのJoi Marshall(ジョイ・マーシャル)とTonya Kelly(トーニャ・ケリー)がスペシャルゲストとして、オーディション番組「The Voice」のシーズン17のファイナリストであるMyracle Holloway(マイラクル・ホロウェイ)とともに再編成されました。

So Diva’s ‘Don’t Walk Away’ | Blind Auditions | The Voice UK 2020 – YouTube

⑥ 702(セヴンオーツー)

702(セヴンオーツー)はネバダ州ラスベガスのR&Bガールズグループ。

グループ名はラスベガスの市外局番に因んでつけられました。

当初は双子のアイリッシュとオリッシュ、姉のレミシャによる3姉妹で構成されていました。オリッシュはデビュー前に技量的な問題から外されてしまい、新たにカミーラ・ウィリアムズが参加した3人組となりました。

1996年デビューで、デビュー曲はMissy Elliott(ミッシー・エリオット)がソングライターとして参加している「Steelo」。

702 – Steelo – YouTube

2枚目のシングル「Get It Together」、「Where My Girls At?」の2曲がトップ10入りを果たしました。

702 – Get It Together – YouTube

702 – Where My Girls At – YouTube

メンバーの入れ替えなどもありましたが2006年に解散。オリッシュは2008年、27歳で腎不全で亡くなりました。

2013年には久しぶりとなるショーを3人で行い、2017年にソウルトレインミュージックアワードに出演。事実上の再結成となり、2018年にはテレビシリーズとしてドキュメンタリーが放送されました。

⑦ Allure(アルーア)

1996年結成、ニューヨークの3人組R&Bガールズグループ。

当初は4人組でしたが現在は3人組、活動休止期間等はあるものの1度も解散せず現在も活動しているグループです。

Mariah Carey(マライア・キャリー)が立ち上げたレーベル、クライヴ・レコードからのデビューということで話題となりました。

1997年、Lisa Lisa & Cult Jam(リサ・リサ&カルト・ジャム)のカバー「All Cried Out」が人気となり、ビルボードホット100の年間チャートで4位を獲得するほどのヒットとなりました。

Allure – All Cried Out – YouTube

2018年にニューアルバムの制作を発表し、シングル「Like I Do」がリリースされましたが以降の進展は今のところないようです。

⑧ Blaque(ブラック)

Blaque(ブラック)、Blaque Ivory(ブラック・アイヴォリー)としても知られる3人組R&Bガールズグループ。

1999年、R. Kelly(R.ケリー)が書いたデビュー曲「808」がいきなりヒット。続くシングル「Bring It All to Me」と2曲連続でビルボードホット100でトップ10入りを果たしました。

Blaque – 808 – YouTube

Blaque – Bring It All to Me ft. *NSYNC – YouTube

2008年に突如解散。2012年に再結成し、アルバムとリアリティテレビ番組の制作を開始しましたが、そのわずか3ヶ月後、メンバーのNatina Reed(ナティナ・リード)が事故で亡くなり、それを機に解散しました。当初リリースが考えられていたアルバムは2019年、新たに設立したレーベル、Blaque LLC/The Move Entertainmentよりリリースされました。

⑨ Divine(ディバイン)

Divine(ディバイン)は1996年に結成された3人組R&Bガールグループ。

1998年にリリースしたスタジオ・アルバム「Fairy Tales」からのデビューシングル「Lately」がヒット。ビルボードホット100でデビュー曲ながら1位を獲得しました。

続くシングル「One More Try」も29位と健闘しましたが、この僅か2枚のシングルで2000年に解散しました。

Divine – LATELY – Original Version – YouTube

Divine – One More Try – Original Video – YouTube

⑩ Eternal(エターナル)

Eternal(エターナル)はイギリスの4人組R&Bガールグループ。

全英チャートではヒットを連発したグループで、日本でも人気となりました。

1993年のデビュー曲「Stay」は全英チャートで4位、ビルボードホット100では唯一チャート入りを果たし19位にランクインしました。

Eternal – Stay – YouTube

デビュー・アルバム「Always & Forever」が全世界で400万枚を売り上げ、イギリス発としては異例のヒットとなりました。

日本でもテレビ番組に出演するなど人気が続き、メンバーが脱退し3人組となった1995年には「Power of a Woman」がヒットします。

Eternal – Power of a Woman – YouTube

1997年にはシングル「I Wanna Be the Only One」で全英チャートで唯一となる1位を獲得。アメリカでの商業的な成果は大きくありませんがヨーロッパを中心に人気が続いたグループとなりました。

Eternal – I Wanna Be the Only One (feat. Bebe Winans) – YouTube

2000年に解散し、2013年後半に再び集まりました。しかし再結成ではなく一時的に集まったにすぎず、しかしその話題性から2014年1月にITunesヒップホップチャートで1位に上昇。人気の健在ぶりを証明し、2014年にイギリスのリアリティドキュメンタリーシリーズ「The Big Reunion」に出演しました。

ETERNAL – DON’T YOU LOVE ME & POWER OF A WOMAN (THE BIG REUNION LIVE CONCERT 2014) – YouTube

⑪ En Vogue(アン・ヴォーグ)

En Vogue(アン・ヴォーグ)は1989年にカリフォルニア州オークランドで結成されたR&B /ポップ・ヴォーカル・グループ。

デビュー曲「Hold On」がいきなり名曲で大ヒット。Spin誌の「The30 Best ’90s R&BSongs」のランキングで4位にランクインするほどです。

En Vogue – Hold On – YouTube

アン・ヴォーグはアメリカだけではなく全英チャートでも結果を出しており、1992年のシングル「My Lovin’ (You’re Never Gonna Get It)」は全米2位、全英4位と世界的なヒットとなります。

En Vogue – My Lovin’ (You’re Never Gonna Get It) – YouTube

その後も活躍は続き、アン・ヴォーグ最大のヒットとなるのが1996年、「Don’t Let Go (Love)」が3か国でプラチナ認定、6カ国でゴールド認定と世界的に大ヒットしました。

En Vogue – Don’t Let Go (Love) – YouTube

メンバーはTerry Ellis(テリー・エリス)、Cindy Herron(シンディ・ヘロン)の2人は初期から現在に至るまで在籍し続けていますが、初期メンバーのうち2人は脱退。2003年に加入したRhona Bennett(ローナ・ベネット)を含む3人組として活動しています。

2021年には映画「星の王子 ニューヨークへ行く2」にカメオ出演を果たしました。

まとめ

少なくともひとつの時代を気づいたと言えるR&Bガールグループ。残念ながら亡くなってしまったメンバーのいるグループもありますがほとんどのグループが再結成する機会があったようで、時代の象徴となったそれぞれのグループが90年代を彩りました。

日本でも耳にする機会のある曲があり、特に今、30代後半からそれ以上の方には刺さる曲ばかりなんじゃないかと思います。

ディスティニーズ・チャイルドは2000年代に跨るグループのため今回は除外しています。他にもそういった理由で外しましたが他にもたくさんありますよね。

この機会に90年代R&Bを思い出すきっかけになればと思います。

以上、【洋楽】90年代に活躍したR&Bガールズグループの現在11選でした。

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洋楽まっぷ管理者。米・英の音楽チャートなどのデータを好み、70年代から最新の洋楽までヒット曲なら幅広い知識を持つ。時代毎の良さがある洋楽の魅力を少しでもわかりやすくご紹介できればと思います。

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