今日から話せるトリビアシリーズ第3弾!今回はThe 1975のトリビア4選をご紹介。
甘美でポップなメロディーと唯一無二のカリスマ性で人気を博すバンド『The 1975(ザ・ナインティーンセヴンティファイヴ)』
その人気は若者を中心に広がりを見せ続け、アルバムは何度も全英ナンバーワンを獲得しています。
そんな『The 1975』ですが、思わず誰かに話したくなるようなトリビアも数々持ち合わせているんです!
ということで本記事では、彼らにまつわるトリビアをご紹介していきます。
もっと好きになるThe 1975のトリビア4選
それでは早速トリビアを紹介していきましょう!
① バンド名の由来は小説から
「The 1975」
実に特徴的なバンド名ですよね。一見するとバンドメンバーが生まれた年代なのかなとも思ってしまいます。
しかし、バンドメンバーの生まれた年代は1980年代後半~90年。
全然1975年とは関係ないのです。
実はこのバンド名、フロントマンであるマシュー・ヒーリーが読んでいた小説の最後のページに書いてあった「1975年6月1日」という文章から取られたものだったんです。
ちなみに、その小説は「ビート族」という第2次世界大戦後に米国を中心に現れた破天荒な若者たちを指す言葉から取られました。
② バンド名はコロコロ変わっていた
彼らは最初から『The 1975』だったわけではありません。
・トークハウス
・スローダウン
・ビッグスリープ
・ドライヴ・ライク・アイ・ドゥ
上記のバンド名を経て、やっとたどり着いた名前が今の名称だったのです。
敢えて一番バンド名ぽくない名前に落ち着くところがビッグバンドになり得た所以かもしれませんね。
③ ブレイク曲の意味は「マリファナ」!? クスリとバンドの関係性
The 1975を一躍スターダムへと押し上げた曲が「Chocolate(チョコレート)」です。
The 1975 - Chocolate - YouTube
実はこの曲で表現されている「チョコレート」とはマリファナを意味しており、曲中でもクスリに溺れていくカップルを歌い上げています。
ボーカルのマシューもマリファナを愛用していたことをカミングアウトしており、その経験からリアリティのある歌詞が生まれました。
過激な歌詞&癒しまで感じるメロディーというギャップこそが彼らを有名にした理由の一つと言って良いでしょう。
さらに「UGH!」という曲でも薬物で身体がボロボロになっていく様を歌い上げています。
マシュー自身がコカイン中毒だった過去を持っていることから、痛々しくてリアルな歌詞が出来上がっています。
全くの空想かもしれないし、全部実体験かもしれない内容がゾクゾクさせてくれる実験的な曲です。
④ 曲名に関する珍記録
2016年にリリースしたアルバム『I Like It When You Sleep, for You Are So Beautiful yet So Unaware of It』は、ビルボードで1位を記録した作品の中で最も長いタイトルという記録を打ち立てました。
ちなみにこの作品の和訳は「君が寝てる姿が好きなんだ。なぜなら君はとても美しいのにそれに全く気がついていないから。」です。
そのまま訳しただけなのですが、とにかく長くてびっくりしてしまいます。
表題曲は非常にしっとりしていてチルできる曲になっているので、良かったら聞いてみてください。
The 1975 - I like it when you sleep, for you are so beautiful yet so unaware of it - YouTube
ちなみに2018年にリリースされたアルバムも「A Brief Inquiry into Online Relationships」と割と長めです。
和訳すると「ネット上の人間関係についての簡単な調査」という論文っぽいタイトルになります。
まとめ
The 1975はキャリアで見るとまだまだ若いバンドです。
これからも多くの名曲を我々に届けてくれることでしょう。
「ロック」というジャンルに拘らないロックバンドとして人気を博す彼らの活躍が増々楽しみです。