X&Y

Coldplay

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『X&Y(エックス・アンド・ワイ)』は、コールドプレイの3枚目のスタジオ・アルバム。2005年6月6日にパーロフォン・レコードより、そして翌日にはキャピトル・レコードよりリリースされた。コールドプレイとプロデューサーのダントン・サプルがプロデュースしたこのアルバムは、マネージャー兼クリエイティブ・ディレクターのフィル・ハーヴェイが一時離脱するなど、バンドにとって波乱の時期にレコーディングされた。当初、プロデューサーのケン・ネルソンがプロデュースを手掛けることになっていたが、彼のセッションで書かれた多くの曲は、バンドの不満により却下された。アルバムのカバーアートは、色とブロックを組み合わせて、タイトルをバウドット・コードで表現している。

OVERVIEW

アルバムには12曲が収録されており、それぞれ「X」と「Y」のラベルが貼られた2つのパートに分かれている。さらに、ディスクラベルとブックレットには「+」と記載されている隠し曲「Til Kingdom Come」が収録されている。当初はアメリカのカントリー歌手ジョニー・キャッシュがリードシンガーのクリス・マーティンとレコーディングする予定だったが、実現前にキャッシュが逝去した。62分30秒という再生時間は、コールドプレイのこれまでのスタジオアルバムの中で最長である。世界中で大きな期待を集めた『X&Y』は、概ね好評を博し、商業的にも大きな成功を収めた。イギリス(当時、史上3番目に高い週間売上を記録)やアメリカ(コールドプレイにとって初のビルボード2001位獲得アルバムとなった)を含む32カ国のチャートで1位を獲得した。全世界で830万枚を売り上げた『X&Y』は2005年のベストセラーアルバムとなり、最終的には2012年12月までに1,300万枚以上を売り上げ、21世紀で最も売れたアルバムの一つとなった。このアルバムからは「Speed of Sound」「Fix You」「Talk」「The Hardest Part」といったシングルが生まれた。アルバムは成功したにもかかわらず、レコーディング中に経験した不安定な状況や最終的な作品への失望などにより、バンドのアルバムに対する評価は時とともに悪化していった。

TRACKLIST

[X track listing]
1. Square One
2. What If
3. White Shadows
4. Fix You
5. Talk
6. X&Y
[Y track listing]
7. Speed of Sound
8. A Message
9. Low
10. The Hardest Part
11. Swallowed in the Sea
12. Twisted Logic

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