『Cole World: The Sideline Story（コール・ワールド：ザ・サイドライン・ストーリー）』は、J. コールのデビュー・スタジオ・アルバム。2011年9月27日にロック・ネイションとコロムビア・レコードからリリースされ、ソニー・ミュージックが配給した。このアルバムは、3枚のヒットミックステープに続く、彼の初のスタジオ・リリースである。アルバムは2007年に初めてレコーディングされ、終了したが、その後2009年から2011年初頭にかけて制作が再開され、主にコール自身がプロデュースを担当し、著名なプロデューサーNo I.D.も一部プロデュースした。トレイ・ソングス、ドレイク、ジェイ・Z、ミッシー・エリオットの4人がゲスト参加している。
OVERVIEW
このアルバムは、コールの人気と主流のファン層の急上昇により、2011年で最も期待されていたリリースの一つとなった。コールの歌詞は、おそらく最も印象的に中絶や父親のいない家庭で育つことの影響といった問題を扱っている。しかし、これらのテーマは、人間関係、家族問題、名声、成功への挑戦といった、より内省的な問題と並行して扱われており、これはアルバムのサブタイトル「The Sideline Story」と深く結びついている。発売後、このアルバムは批評家から概ね好評を博し、アルバムの健全さを称賛した。このアルバムは米ビルボード200で初登場1位を獲得し、発売後1週間で21万8千枚を売り上げた。このアルバムはその後、全米レコード協会（RIAA）からプラチナ認定を受け、2016年12月時点で全米で85万5000枚を売り上げた。このアルバムには、「Work Out」、「Can't Get Enough」、「Nobody's Perfect」という3枚のシングルが収録されている。
TRACKLIST
1. Intro
2. Dollar and a Dream III
3. Can't Get Enough (ft. Trey Songz)
4. Lights Please
5. Interlude
6. Sideline Story
7. Mr. Nice Watch (ft. Jay-Z)
8. Cole World
9. In the Morning (ft. Drake)
10. Lost Ones
11. Nobody's Perfect (ft. Missy Elliott)
12. Never Told
13. Rise and Shine
14. God's Gift
15. Breakdown
16. Work Out
