先月4年ぶりの来日公演を果たした、グラスゴー出身のエレクトロ・ポップ・バンド、CHVRCHES(チャーチズ)が、2021年以来の新曲「Over」をリリースし、ミュージック・ビデオを公開しました。
アジア・オーストラリアを回るライブツアーを先月終えて、来月にはコールドプレイのブラジルでのスタジアム公演にサポートアクトとして9回の出演を予定しているなど、精力的な活動が続く中で合間を縫って発表された今作は、バンドが新たなフェーズに入ったことを宣言するもの。
「『Over』は、僕らが心から尊敬しているプロデューサー、オスカー・ホルターと一緒に書いた曲なんだ。いつもは何ヶ月も(あるいは何年も!)かけて、アルバム1枚分の素材ができるまで曲を集めるんだけど、今回はただ自分たちがワクワクするようなものをリリースして、ファンに新しいものを提供したかった。"Screen Violence"時代の終わりと、新しいチャーチズの章(それがどういうものになろうと)の始まりを記念してね」とバンドはコメントしています。
Leah Barylsky(リア・バリルスキー)が監督を務めたミュージック・ビデオでは、カラフルなライトが灯るセットが組まれた中でのパフォーマンスを様々な角度でとらえた映像となっています。
Photo Credit Jess Gleeson
■商品情報
チャーチズ「オーバー」 / CHVRCHES 「Over」
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■チャーチズ プロフィール
スコットランド・グラスゴー出身のローレン・メイベリー、マーティン・ドハーティ、イアン・クックで2011年に結成された、3人組エレクトロ・ポップ・バンド。メジャー・デビュー後にリリースした4枚のアルバムすべてが全英チャートトップ10入りを果たしており、これまでに世界で約17億回のストリームを記録している。
注目新人を選ぶBBCサウンド・オブ・2013で5位を獲得し、レーベル契約前からネットを中心に人気が爆発。同年3月に出演した米テキサス州オースティンで行なわれた世界最大の音楽コンベンションSXSWでは、会場に詰めかけたオーディエンスと音楽関係者で超満員となった。
2019年には、1000万人超のユーザー数を記録した大ヒットゲームにエンディング曲「Death Stranding」を提供。2021年にリリースされた最新アルバム『Screen Violence』は、ダークでシリアスな新機軸を打ち出し、The TimesやThe Independentから絶賛された。