これまで3度グラミー賞受賞歴のある、実力派米女性シンガーソングライター兼ギタリストのAnne Clark(アニー・クラーク)ことSt.Vincent(セイント・ヴィンセント)が、7作目となる新作『All Born Screaming』を4月26日にリリースすることを発表。新作の発表と共に、ファースト・シングルとしてリリースされた「Broken Man」はアルバムの一部でもある精神的衰弱を表現した楽曲で、ミュージック・ビデオもシングルのリリースと同時に公開されました。
St. Vincent - Broken Man - YouTube
今作は自身初のセルフ・プロデュース作品となり、“フィルターのかかっていない”、アニー・クラーク自身が手掛けたことで、彼女の頭脳と心、そして手作りであることが感じ取られる作品となっています。「一人で森の中を長い間歩くことで、辿り着くことが出きる場所があります・・・あなたの心が本当に伝えたいことを見つけ出せる場所へ。それは生々しく、リアルに聞こえます。なぜなら、それが真実だから」とアニー・クラークはコメントしています。
今作『All Born Screaming』では、可能性の限界に挑む挑戦状であり、更にそれを超越する、という作品であり、Rachel Eckroth、Josh Freese、Dave Grohl、Mark Guiliana、Cate Le Bon、Justin Meldal-Johnsen、Stella Mogzawa、そしてDavid Ralicke等、多くのアニー・クラークの友人が参加。また、ミックスはCian Riordanが手掛けています。
今年の1月中旬にアメリカはフィラデルフィアで、アレックス・ダ・コルテが撮影を手掛け、アルバムのジャケット写真のヴィジュアルにもその独特な美学が反映されている。
St.Vincent
■商品情報
ニュー・シングル「Broken Man」
・試聴/購入リンク
ニュー・アルバム:『All Born Screaming』
発売日:2024年4月26日(輸入盤/デジタル配信にて)
■『All Born Screaming』トラックリスト
1. Hell is Near
2. Reckless
3. Broken Man
4. Flea
5. Big Time Nothing
6. Violent Times
7. The Power’s Out
8. Sweetest Fruit
9. So Many Planets
10. All Born Screaming (featuring Cate Le Bon)
■バイオグラフィー
米女性シンガーソングライター兼ギタリスト。本名アニー・クラーク。ポリフォニック・スプリーやスフィアン・スティーヴンスのツアーメンバーとして活動後、ソロ活動を開始。ミュージシャンとして作品のアートワーク、ステージ衣装など、ヴィジュアル・イメージも自らプロデュースする。 2014 年にリリースしたアルバム『セイント・ヴィンセント』が絶賛され、第57 回グラミー賞「最優秀オルタナティヴ・ミュージック・アルバム」を受賞。US チャート12 位を獲得し、多くのメディアで年間ベスト・チャート上位にランクインしたことで国際的に注目を集めた。 2017年5作目『マスセダクション』をリリースし、USとUKのチャートにてTOP10入りを果たした。第61回グラミー賞では、「最優秀オルタナティヴ・ミュージック・アルバム」にノミネートされ、「最優秀レコーディング・パッケージ」と収録曲「Masseduction」が「最優秀ロック・ソング」を受賞。初来日は2012年。2017年にHostess Club All-Nighterでのヘッドライナーとして出演、2018年8月にはサマーソニックで再来日を果たし日本の観客を魅了した。2021年に『Daddy’s Home』をリリースし、第64回グラミー賞にて「最優秀オルタナティヴ・ミュージック・アルバム」を受賞。2022年サマーソニックにて再来日果たしている。
■リンク
・日本公式アーティストページ