Taylor Swift(テイラー・スウィフト)のアルバム売上ランキングトップ10とおすすめ全アルバムをご紹介。
テイラー・スウィフトのアルバムと言えば、新作がリリースされる度に初動セールスがニュースとして取り上げられ、ストリーミング全盛の近年最もCDが売れるアーティストでもあります。
今回はテイラー・スウィフトのアルバムがどのようにすごいのか、これまでにリリースしたアルバムの中から売上トップ5と、全アルバムについてまとめていきたいと思います。
Taylor Swift(テイラー・スウィフト)
Taylor Swift(テイラー・スウィフト)はペンシルベニア州出身のカントリーポップ歌手、シンガーソングライター。
2016年、シングル「Tim McGraw(ティム・マックグロウ)」で歌手デビュー。
CHECK!!
・Taylor Swift(テイラー・スウィフト)のプロフィール・バイオグラフィーまとめ
・Taylor Swiftの人気曲ランキングTOP20・おすすめ曲7選まとめ
Taylor Swift(テイラー・スウィフト)のアルバム売上ランキングトップ10
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Evermore
Taylor Swift
テイラー・スウィフトのアルバム売上ランキング10位は、2020年12月11日リリースの9thアルバム『Evermore(エヴァーモア)』。
主にハドソン渓谷にある彼のロング・ポンド・スタジオで録音された作品で、テイラー・スウィフトは今作を『Folklore』の姉妹作品と見なしており、「"the folklorian woods"— an escapist(「フォークロリアンの森」の派生物)」と表現しています。
オルタナティブ・ロック、インディー・フォーク、チェンバー・ポップのスタイルをブレンドし、フィンガーピッキング・ギター、落ち着いたピアノ、豪華なストリングスなどを用いたサウンドが印象的な作品です。 -
Folklore
Taylor Swift
テイラー・スウィフトのアルバム売上ランキング9位は、2020年7月24日リリースの8thアルバム『Folklore(フォークロア)』。
COVID-19パンデミックが発生した後、ツアーをキャンセルしたことがきっかけとなり作られた作品。
ロサンゼルスの住居にある作り付けのスタジオでボーカルを録音し、インディー・フォーク、オルタナティブ・ロック、エレクトロ・アコースティック・スタイルを追求し、ネオクラシック楽器によって駆動されるまろやかなバラードで構成された作品となりました。
第63回グラミー賞は女性アーティストでは史上初となる3作品目の最優秀アルバム賞を受賞しました。 -
Midnights
Taylor Swift
テイラー・スウィフトのアルバム売上ランキング8位は、2022年10月21日リリースの10thアルバム『Midnights(ミッドナイツ)』。
人生の「眠れぬ夜」に触発され、不安、自己批判、自己認識、不眠症、自信を探求する、告白的でありながら不可解な歌詞が含まれています。
世界中で数多くの記録を打ち立てており、あらゆる形式の音楽消費において大きな商業的成功を収めました。アルバムの1日あたりの再生回数が最も多いというSpotifyの偉業を達成し、30カ国で1位を獲得。ビルボードホット100ではアルバム収録曲をトップ10に10曲送り込み、独占するという前代未聞の記録を打ち立てました。 -
Lover
Taylor Swift
テイラー・スウィフトのアルバム売上ランキング7位は、2019年8月23日リリースの7thアルバム『Lover(ラヴァー)』。
全世界推定売上は320万枚。ビッグマシン・レコードを離れた後の最初のアルバムで、再調整された私生活と新たに発見された芸術的自由からインスピレーションを得て、恋人を「愛へのラブレター」として考えられた作品。
全体を通して明るいサウンドとなっており、雰囲気のあるシンセサイザー、ミッドテンポのリズム、アコースティック楽器が特徴のメロディーとともに、主にエレクトロポップ、ポップ ロック、シンセポップから引き出されます。 -
Reputation
Taylor Swift
テイラー・スウィフトのアルバム売上ランキング6位は、2017年11月10日リリースの6thアルバム『Reputation(レピュテーション)』。
全世界推定売上は450万枚。タブロイド紙の精査の対象となったことでメディアは彼女の私生活や他の有名人との論争を大いに報じるようになり、彼女は積極的な存在感を維持していたマスコミやSNSから身を隠し、女を取り巻く過度のゴシップと、騒々しい出来事の中で愛を見つけるという2つの主要なテーマの下で書かれた作品。
EDM、ヒップ・ホップ、マイアミ・ベースなどのアーバン・ジャンルにインスパイアされたエレクトロ・ポップ、R&B、トラップを中心に構築されており、2017年の女性アーティストによるベストセラーアルバムとなりました。
アルバムを発表する前に自分のウェブサイトとSNSのアカウントを削除し、インターネット全体で広く注目を集めるという手法はこの時テイラー・スウィフトが行ったもので、現在では多くのアーティストがプロモーションの一環でこの手法を取り入れています。 -
Speak Now
Taylor Swift
テイラー・スウィフトのアルバム売上ランキング5位は、2010年10月25日リリースの3rdアルバム『Speak Now(スピーク・ナウ)』。
アメリカだけで500万枚近く売り上げた作品。2年かけてすべての楽曲を1人で制作し、批評家たちからも「カントリーアクセントのある純粋なポップへの微妙なシフト」と比喩されたアルバムです。
主に思春期から成人期への移行に触発され、愛と心痛に関する彼女の告白についてのルーズなコンセプト・アルバムであり、彼女のパブリック・イメージについての曲も含まれています。
また2023年には新たにレコーディングされた「Speak Now (Taylor's Version)」もリリースされています。 -
Taylor Swift
Taylor Swift
テイラー・スウィフトのアルバム売上ランキング4位は、2006年10月24日リリースのデビュー・アルバム『Taylor Swift(テイラー・スウィフト)』。
トータル売り上げ700万枚。テイラー・スウィフトのデビュー作です。
全米アルバムチャートでは275週間200位以内にランクインするというロングヒットとなり、これは2000年代で最も長い記録。
当時若干16歳のテイラー・スウィフトがデビューするのはレコード会社の立場からすれば異例だったようですが、その反面テイラー・スウィフトの両親は、彼女が11歳のころからレコード会社にプッシュしていましたので、念願のデビューだったと言えます。
カントリー・アルバムとしてリリースされた今作は、全米カントリー・チャートでデビュー作にして1位を獲得し、一気に有名になります。
アルバムからリリースされたシングル「Teardrops on My Guitar」「Our Song」は全米で300万枚以上売り上げています。 -
Red
Taylor Swift
テイラー・スウィフトのアルバム売上ランキング3位は、2012年10月22日リリースの4thアルバム『Red(レッド)』。
全世界推定売上は800万枚。このアルバムで書かれているさまざまな感情はすべて、テイラー・スウィフト自身が制作期間中の2年間で経験した激動、狂気、狂気、強烈、半毒性の関係についてのほとんどすべてを現していて、色に例えると「赤」だと述べており、そこからタイトルがつけられたと考えられます。
日本でも25万枚以上売り上げており、収録曲「We Are Never Ever Getting Back Together」のヒットが影響していると見られます。
この曲がきっかけでテイラー・スウィフトを好きになった方も非常に多いと思います。
「We Are Never Ever Getting Back Together」は全米でも410万枚以上のヒットを記録し、他にも「Red」からリリースされたシングル「I Knew You Were Trouble」は世界中で600万枚以上売り上げています。
また2021年には新たにレコーディングされた「Red (Taylor's Version)」もリリースされています。 -
Fearless
Taylor Swift
テイラー・スウィフトのアルバム売上ランキング2位は、2008年11月1日リリースの2ndアルバム『Fearless(フィアレス)』。
全世界推定売上は1200万枚。ほとんどの曲は、デビューアルバムの宣伝のために行っていたカントリーアーティストのライヴでのオープニングアクトで披露するために作られたもの。
世界デビューするためのアルバムとして多くの国でリリースされ世界中でヒットしました。
日本でも「Fearless」がデビュー・アルバムよりも先にリリースされています。
アルバムからは「Love Story」が800万枚以上、「You Belong with Me」が580万枚以上売り上げ、世界中で人気を獲得しました。
また2021年には新たにレコーディングされた「Fearless (Taylor's Version)」もリリースされています。 -
1989
Taylor Swift
テイラー・スウィフトのアルバム売上ランキング1位は、2014年10月27日リリースの5thアルバム『1989』。
全世界推定売上は1010万枚とされていますが、国別のポイントを合計しこちらが首位となりました。
アメリカでの第1週売り上げは128万枚以上。初動セールスとしてはアメリカで歴代8位の記録。現在でも少しずつですが売れているヒット・アルバムです。
プロデューサーにMax Martin(マックス・マーティン)とShellback(シェルバック)というヒットメーカーを起用したことで一気にポップ路線となり、カントリースタイルからの完全なる脱却が見られます。
第58回グラミー賞では「最優秀アルバム賞」「最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム」の2冠を制し、アルバムからは5枚のトップ10シングルを生み出し、「Shake It Off」はテイラー・スウィフト最大のヒットシングルとなりました。
Taylor Swift(テイラー・スウィフト)の全アルバム
Type | Title | US | UK | |
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Release | Point | JPN | ||
1st | Taylor Swift | 5 | 81 | |
2006/10/24 | 6,118,000 | 53 | ||
EP | The Taylor Swift Holiday Collection | 20 | -- | |
2007/10/14 | 1,080,000 | 76 | ||
EP | Beautiful Eyes | 9 | -- | |
2008/6/15 | 359,000 | -- | ||
2nd | Fearless | 1 | 5 | |
2008/6/15 | 9,088,000 | 8 | ||
3rd | Speak Now | 1 | 6 | |
2010/10/25 | 5,557,500 | 6 | ||
Live | Speak Now World Tour - Live | 11 | -- | |
2011/11/21 | 45,000 | -- | ||
4th | Red | 1 | 1 | |
2012/10/22 | 6,576,000 | 3 | ||
5th | 1989 | 1 | 1 | |
2014/10/27 | 10,347,000 | 3 | ||
6th | Reputation | 1 | 1 | |
2017/11/10 | 3,935,000 | 3 | ||
Comp | Reputation Stadium Tour Surprise Song Playlist | -- | -- | |
2018/11/30 | -- | -- | ||
7th | Lover | 1 | 1 | |
2019/8/23 | 3,580,000 | 3 | ||
Live | Live from Clear Channel Stripped 2008 | -- | -- | |
2020/4/23 | -- | -- | ||
8th | Folklore | 1 | 1 | |
2020/7/24 | 2,505,000 | 10 | ||
Live | Folklore: The Long Pond Studio Sessions (from the Disney+ Special) | -- | -- | |
2020/11/24 | 60,000 | -- | ||
9th | Evermore | 1 | 1 | |
2020/12/11 | 1,220,000 | 16 | ||
1stRe | Fearless (Taylor's Version) | 1 | 1 | |
2021/4/9 | 142,500 | 13 | ||
2ndRe | Red (Taylor's Version) | 1 | 1 | |
2021/11/12 | 150,000 | 13 | ||
10th | Midnights | 1 | 1 | |
2022/10/21 | 2,530,000 | 7 | ||
3rdRe | Speak Now (Taylor's Version) | -- | -- | |
2023/7/7 | -- | -- |
※live … ライヴ・アルバム
※Comp … コンピレーション・アルバム
※Re … 再レコーディング・アルバム
PointはWikipediaに掲載されている出荷枚数、デジタル販売数、CD売上枚数、エアプレイなどの回数、ストリーミングを元に算出されたユニット数の各国の合計値をポイント化して、さらにYoutube再生回数ランキングをポイント化し、その合計を合算したものになります。不定期で更新していきます。
Taylor Swift(テイラー・スウィフト)の最新アルバム
現在リリースされているテイラー・スウィフトのスタジオ・アルバムで一番最新のものは、2022年10月21日リリースの10thアルバム『Midnights(ミッドナイツ)』。記事更新時点での集計期間はわずか2カ月でしたが、8位にランクインしました。
また「Red」の再録盤「Red (Taylor's Version)(レッド:テイラーズ・バージョン)」がリリースされています。
Taylor Swift(テイラー・スウィフト)のおすすめアルバム
テイラー・スウィフトのアルバムは全部おすすめなんですが、特におすすめしたいアルバムは、「1989」と「Reputation」の2枚です。
「1989」は文句なしに代表曲がたくさん収録されているため、テイラー・スウィフトをまだちゃんと聴いたことがない方が入りやすいアルバムだと言えます。
「Reputation」は、デビュー以来2年に1枚のペースでリリースしていたのに、3年費やした意欲作で、今まででは考えられないようなサウンド感でとにかくかっこいい1枚です。
また過去の作品と聞き比べるという意味でも新たにレコーディングされてリリースされる予定の「Taylor's Version(テイラーズ・バージョン)」シリーズは全ておすすめできると思います。
まとめ
ヒット曲の多いアーティストは、初期、中期、後期とサウンドが大きく変わっていくことが多く、テイラー・スウィフトもカントリー・ミュージシャンからポップスターへと転身を遂げています。
サウンドが進化し続けるからこそ飽きないですし、新たなファン獲得にも繋がっているのかもしれません。
以上、Taylor Swift(テイラー・スウィフト)のアルバム売上ランキングトップ10とおすすめ全アルバムまとめをお届けしました。