星の数ほどある洋楽アーティストの楽曲の中でも、まだまだ知られていない“エモい曲”というものが多数存在します。
今回紹介するエモい洋楽はHolybrune(ホリーブルーン)の『JoyRide(ジョイ・ライド)』。
このシリーズでは、そんなエモい洋楽を一曲ずつ紹介していこうと思います。
もし気になる曲やアーティストがいたら、ぜひプレイリストなどの参考にしてみてください。
知る人ぞ知る隠れた名曲!Holybrune『JoyRide(ジョイ・ライド)』
フランス出身であること以外、ネット上にほとんど情報が公開されていないアーティストHolybrune。謎に包まれながらも、ビジュアルからサウンドまで洗練されており抜け目のないアーバンなサウンドが特徴のアーティストです。
今回紹介する曲は、そんな謎に包まれた彼女でも再生回数50万近くを誇る『JoyRide』という作品です。彼女のことをよく知らないという状況でも「これはグッドミュージックだ!」と思わせてくれるような魅力があります。
唯一わかる情報としては、以前紹介した“Dabeull”というアーティストと精力的に活動しているということですが、彼との共同作品である“You and I”という曲では形容できないような透き通った歌声とハーモニーの美しさを見せています。
モダンな雰囲気を纏いながらも、最先端でエレクトロなソウルミュージックをを生み出している彼女ですが、その中でも今回紹介する『JoyRide(ジョイ・ライド)』では彼女が自身でも猛プッシュするような魅力をふんだんに感じることができるエモい曲だと思います。
『JoyRide(ジョイ・ライド)』のここがエモい。
最後にこの曲のエモさをずばり言います。それは、
“うねるエレクトロなベースサウンドを軸としながらも彼女が奏でる魅惑のメロディが前面に出ていて、尚且つ甘くアーバンな歌詞がそこに乗っかる”ところにあると思います。
シンセサウンドの懐かしさによりどこか儚さがありながらも、洗練された現代的エレクトロソウルが都会のネオン街に飛び込むようなワクワクを与えてくれます。エモさだけでなく、美しさと高揚感を聴き手に与えてくれる曲ですね。
そして曲中に短いワードで出てくる歌詞がまたたまらなく良いのですが、
Reach the untouchable
アンタッチャブルに達して
To bet on myself
自分自身にかける
というような少し危うい香りのするストーリーが、聴き手の感情を揺さぶってくれます。これによりサウンドのエモさがさらに増して、「あぁ、もう一度聴きたい。」と中毒性が高まってくるのです。
彼女のアーティストとしての動きはこれからどんどん公になっていくと思うので、もし興味があれば他の曲も聴いてみると面白いかもしれません。
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