NBAヤングボーイがYouTubeから年間1700万ドルを稼いだ?コンスタントに新曲をリリースし収益を得ていると報じられる

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洋楽コラム

NBAヤングボーイこと、YoungBoy Never Broke Again(ヤングボーイ・ネヴァー・ブローク・アゲイン)がYouTubeから年間1700万ドル(日本円にして約20億円)を調達すると、コメンテーター、ストリーマー、番組ホストとして知られるDJ Akademiksが述べており、海外で報じられています。

NBAヤングボーイは短期間でコンスタントに楽曲をリリースしてはミュージック・ビデオを公開するスタイルを取っており、1月にリリースされ全米ビルボード200で初登場2位を獲得したミックステープ「Colors」、そして3月にはDaBaby(ダベイビー)とのミックステープ「Better than You」をリリース。このハイペースなリリースにも関わらず、つい先日には早くも新曲「I Got The Bag」をリリース。その2日後に更に新曲「Holy」をリリースし、どちらもミュージック・ビデオを公開しています。

YouTubeNBA YoungBoy - I Got The Bag - YouTube

YouTubeNBA YoungBoy - Holy - YouTube

DJ Akademiksからのツイートによると、彼のYouTubeチャンネルは月に2億9200万回の再生回数を記録しており、これはストリーミング収益で約140万ドル(日本円にして約1億6600万円)に相当します。これは2022年だけの数字で、年間で計算すると約1680万ドルほどになると再投稿しました。

アーティストの収入源についてはストリーミングからの収益率の低さなども問題視されている中、短い期間でコンスタントに楽曲をリリースし、低予算のミュージック・ビデオを用意し、彼のファンは投稿後すぐに動画をチェックして急上昇にもコンスタントにランクインするという仕組みができているため、NBAヤングボーイは最もYouTubeで稼ぐアーティストの一人になっているようです。実際、「I Got The Bag」はアメリカで急上昇1位を獲得しています。

あくまでDJ Akademiksによる考察数値のため正確な金額ではありませんが、確実に収益を確保しているのは間違いなさそうです。

参考情報:NBA YoungBoy Rakes In $17 Million Annually From YouTube, Says DJ Akademiks

WRITER

酒井裕紀

洋楽まっぷ運営者。10代のころから米英の音楽チャートを追い続け、約30年にわたり時代ごとのヒット曲とその背景を研究。Spotifyやビルボードをはじめとする最新データを日々チェックしつつ、70年代から現在までの洋楽に一貫して関心を持ち続けている。特に「音楽が持つ時代背景や流行の変遷」をわかりやすく伝えることを目指し、楽曲やアーティストの魅力を丁寧に紹介しています。