ロックに重低音が加わって生まれたヘヴィメタル。編成はロックとあまり変わらないもののギターやベースなどの重低音が重視され、そのヘヴィさに相応しいテクニカルなギターソロが求められるようになった音楽性は多くのファンを生みました。今回の記事では前回に引き続き私がおすすめしたいヘヴィメタルのMVを紹介していきます。
【洋楽】うなれギター!おすすめヘヴィメタルMV3選【第2弾】
1.B.Y.O.B(SYSTEM OF A DOWN)
System Of A Down - B.Y.O.B. - YouTube
SYSTEM OF A DOWN(システム・オブ・ア・ダウン)はアメリカ発のバンド。1曲の中にヘヴィメタルやR&Bなどさまざまな音楽性を盛り込んだテクニカルな楽曲やメッセージ性の強い歌詞が特徴的。バラード調の美しいメロディラインで楽曲がスタートしたと思ったらサビパートでシャウトしながら激しい曲調が始まるなどセオリーを超越した楽曲が多く、影響を受けたバンドも多いヘヴィメタルバンドの先駆者的なバンドとなっています。反戦や自殺防止などの重い題材やほぼ下ネタのみの歌詞の楽曲など1枚のアルバムの中でも多くの顔があり、そのメッセージ性や音楽性の質の高さからグラミー賞の受賞経験のあるバンドです。
2.In The End(Black Veil Brides)
Black Veil Brides - In The End - YouTube
Black Veil Brides(ブラック・ヴェイル・ブライズ)はアメリカ発のバンド。KISSやモトリー・クルーに影響を受けたという歪みの強いギターサウンドとアウトローな歌詞が特徴的。重低音やテクニカルなギターソロが好まれるメタルにおいてあえて比較的軽めの80年代風のサウンドや革ジャンとメイクのビジュアルはデビューしてすぐに昔からのメタルファンから多くの支持を得て、現在はアメリカのメタルの最前線を走るバンドとなりました。
3.Psychosocial(Slipknot)
Slipknot - Psychosocial - YouTube
Slipknot(スリップノット)はアメリカ発のバンド。大幅にダウンチューニングされたギターの奏でる歪ともいえる重低音とテクニカルなリズムラインが特徴的。ニヒリズムや精神病などが題材となるダークな歌詞をデスボイスやクリーントーンなボーカルを使い分けて歌われる技巧派な部分が光る音楽性があります。アメリカのメタルバンドの中でも特に人気が高く、スリップノット主催のメタルフェス「ノットフェス」が日本を含めた世界中で開催される有名バンドとなっています。
まとめ
おすすめのヘヴィメタルバンドを紹介させていただきました。メタルの最初期から洗練されてきたジャンルというだけあり、現在までオーソドックスな編成でも聴き手を飽きさせない楽曲内での展開の豊富さや音作りなどが研究されてきた音楽性となっています。この機会にヘヴィメタルを聴いてみてはいかがでしょうか。
第1弾の記事はこちら
・【洋楽】うなれギター!おすすめヘヴィメタルMV3選