音楽は感情に寄り添ってくれたり、高ぶらせてくれたり様々な影響をリスナーにもたらしてくれます。
「泣ける曲」なんて紹介されるものも多くありますが、本コラムでは泣ける曲の中でも“ロック”に照準を当てて私が曲をセレクトしました。
人生は本当に色んなことがあるものです。
悲しいできごとに直面したときや独りぼっちになったような感覚に陥ったとき、あなたの心を揺さぶる珠玉の名曲をご堪能ください。
泣ける洋楽ロックはこれ!珠玉の4曲を紹介
Weezer - Island In The Sun
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「いつまでも普遍的である」という難しい所業を体現し続けているバンド『ウィーザー』の中でも美メロが炸裂している曲です。
もはやイントロのギターで涙腺が緩んでしまいそうになります。
「落ち込まなくてもいい」と優しく語り掛けるボーカルもズルいです。
こんな優しい語り掛けされたら誰だって泣いてしまいます。
時に響かせるエモーショナルなサウンドも魅力的な“最高に泣けるロックソング”と言えるでしょう。
Rod Stewart - Sailing
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イギリス出身のロッド・スチュワートが放つ最高のロックバラードです。
自由になるために死を選ぶ人間の気持ちを崇高に歌い上げています。
内容だけ聞くと、とても重くて辛そうな曲かと感じますがそんなことありません。
本当に死を選べだなんてメッセージ性は全くないんです。
この曲は私たちに「生まれ変わろうよ」と投げかけてくれている。そんなパワーを感じます。
どうしようもないほど辛くなったとき、変わらなきゃと気付いたときに是非とも聞いてみてください。
偉大なシンガーとして君臨し続ける理由が全て詰まっていると言っても過言ではないでしょう。
SASAMI - Not The Time
SASAMI - Not The Time - YouTube
アメリカで活躍するシンガーSASAMI(ササミ)がリリースしたシューゲイザー感溢れるエモーショナルな曲です。
捉えどころがないように感じるのに不思議と耳に残るヴォーカルはまさに唯一無二。
まるでリスナーの心に直接ささやくようなトラックは中毒性が抜群です。
満たされてるはずなのに、なにか隙間を感じる。
そんな人間の言い表しにくい感情を見事に表現してくれています。
「なんか分からないけど泣ける」
そんな曲を求めている方にピッタリです。
Queen - The Show Must Go On
Queen - The Show Must Go On - YouTube
クイーンが残した後世に残る泣けるロックです。
「泣けるロック」と聞いてすぐさまこの曲を思い出す方も多いのではないでしょうか。
ボーカルのフレディが伝えてくるメッセージは、まさに“魂の叫び”と言えます。
死期を悟った彼が必死に「ショーを止めるわけにいかない!」と歌う姿を想像するだけで熱い想いに涙がこぼれそうです。
どこまでも音楽と真摯に向き合い、そして想像を絶する困難にも立ち向かった男の生き様と熱量を感じてください。
そこにあるのは圧倒的なリアルとパワーです。
まとめ
私が選ぶ「泣けるロック」を紹介してまいりました。
一言で泣くと言っても、そのシチュエーションは様々です。
でも、今回紹介した曲たちはどんな場面でもあなたの心をそっと包んでくれるような優しさを持っています。
是非とも噛みしめるように聞いてくださいね。