今回は編集部が厳選した90年代をただただ懐かしむ洋楽ヒット曲をご紹介したいと思います。
時代が昭和から平成へと移り変わった翌年が1990年。音楽業界そのものが活況であった中、数々のヒット曲が生まれましたが、あれから約30年。今なお現役で活躍しているバンド、アーティストもいれば解散や私生活重視となって音楽活動をしていないアーティストも多くいます。
休日だからこそゆっくり聴ける過去の名曲たちを懐かしみながらお楽しみいただけたらと思います。
編集部厳選!90年代をただただ懐かしむ洋楽11選
1. Soul Asylum - Misery
Soul Asylum - Misery - YouTube
Soul Asylum(ソウル・アサイラム)が1995年にリリースしたアルバム「Let Your Dim Light Shine」からのシングル。
1993年、シングル「Runaway Train」が爆発的にヒットした後にリリースされたアルバムは全米ビルボードチャートでバンド唯一のトップ10入りを果たしました。
ブレイク後、ファン以外の当時の世間の関心はボーカルのデイヴ・パーナーと女優のウィノナ・ライダーとの交際でしたが、結局別れることとなり、その後リリースされたのが今作です。
2. Bryan Adams - The Only Thing That Looks Good On Me Is You
Bryan Adams - The Only Thing That Looks Good On Me Is You - YouTube
Bryan Adams(ブライアン・アダムス)が1996年にリリースしたアルバム「18 til I Die」からのシングル。
長すぎるタイトルも話題となりましたが、このアルバム、全米ビルボードチャートでは31位と伸び悩みました。しかし伸び悩んだのはアメリカだけで他の国ではヒット。日本でもプラチナ認定を受けており、この曲はよくラジオでかかってましたね。
3. Snow - Informer
Snow(スノー)1993年のヒット曲。カナダのレゲエミュージシャンはデビュー曲でいきなり世界的なヒットを飛ばしました。
この曲は時を経て2019年、プエルトリコのシンガーソングライターでラッパーのDaddy Yankee(ダディ・ヤンキー)がリアレンジを施し、スノー自身もゲスト参加して「Con Calma」というタイトルで再びヒットさせたのも記憶に新しいですね。
Daddy Yankee & Snow - Con Calma - YouTube
4. George Michael - Fastlove
George Michael - Fastlove - YouTube
George Michael(ジョージ・マイケル)が1996年にリリースしたアルバム「Older」からのシングル。
今でもイントロがダントツでカッコいい洋楽のひとつとして考えているほどやばすぎるベースが印象的な曲です。
サンプリングとしてPatrice Rushen(パトリース・ラッシェン)の1982年の曲「Forget Me Nots」を使用しているのですが、同じ曲をサンプリングしてヒットしたのが次の曲。
5. Will Smith - Men In Black
Will Smith - Men In Black - YouTube
Will Smith(ウィル・スミス)の1997年リリースのシングル。ウィル・スミスにとってリード曲としてはデビューシングルとなりました。
映画「メン・イン・ブラック」の主題歌として世界的な知名度のあるこの曲でも同じ曲をサンプリングしてるんです。しかしこれだけ違う曲になるというのも興味深いですね。
この2曲のサンプリング元となっているパトリース・ラッシェンの「Forget Me Nots」がこちら。
Patrice Rushen - Forget Me Nots - YouTube
パトリース・ラッシェン最大のヒットシングルでもあるためご存知の方も多いかもしれません。
6. Shampoo - Girl Power
Shampoo - Girl Power - YouTube
Shampoo(シャンプー)が1996年にリリースしたアルバムからのシングル。
1994年にシングル「Trouble」が大ヒットしてブレイクしたデュオですが、今でいう「一発屋」の雰囲気もあった中今作をリリースし、日本でヒットさせました。
2000年に解散したデュオは、その後目立った音楽活動は行っておらず、私生活を満喫しているようです。
7. björk - army of me
björk(ビョーク)が1996年にリリースしたアルバム「Post」からのシングル。
この曲は何よりミュージック・ビデオがおすすめ。というのもこの曲を初めて聴いたのはラジオでもCDでもなくテレビで放送されていたミュージック・ビデオだったからという個人的な理由ですが。
こんな特異なストーリー性と音源のマッチさが当時かなりの衝撃でした。
8. Sheena Easton - What Comes Naturally
Sheena Easton - What Comes Naturally - YouTube
Sheena Easton(シーナ・イーストン)の1991年のアルバム「What Comes Naturally」からのシングル。
懐かしのニュージャックスウィングの曲ですが、ちょうどこの時期が80年代からのピークの境目だったように今から見ると思えます。
Michael Jackson(マイケル・ジャクソン)の名作「DANGEROUS」も発売は1991年でした。
9. Swing Out Sister - Now You're Not Here
Swing Out Sister - Now You're Not Here - YouTube
Swing Out Sister(スウィング・アウト・シスター)の1997年のアルバム「Shapes and Patterns」からのシングル。
今では珍しいですが日本のテレビドラマ『真昼の月』の主題歌用に書き下ろされた曲です。なので世代の方でこの曲ご存知の方はかなり多いと思います。
そのためシングル化されたのも日本だけという珍しい曲です。邦題は「あなたにいてほしい」。
10. Ace of Base - Beautiful Life
Ace of Base - Beautiful Life - YouTube
Ace of Base(エイス・オブ・ベイス)が1995年にリリースしたアルバム「The Bridge」からのシングル。
「All That She Wants」や「The Sign」は有名過ぎるのであえてこの曲をセレクトしてみました。90年代のスウェディッシュ・ポップを代表する一組ですが、日本のセールス系主要チャートでこの曲はランクインしなかったんですよね、ただラジオではかなり人気がありました。
11. Whitney Houston - Exhale (Shoop Shoop)
Whitney Houston - Exhale (Shoop Shoop) - YouTube
Whitney Houston(ホイットニー・ヒューストン)の1995年のアルバム「Waiting to Exhale」からのシングル。
1995年の映画『ため息つかせて』の主題歌としてリリースされた曲です。
ホイットニーも出演してる作品で、曲の趣旨からも終始落ち着いた歌唱パフォーマンスをしていて歌い方の幅の広さを体感できる1曲です。
おすすめ曲は挙げればキリがない
ジャンルを問わず11曲をご紹介しました。ジャンルは絞るべきか悩みましたが、その時代に聞いた曲たちをそのままご紹介することでより懐かしんで頂けるかと思い、こだわりなく選曲させて頂きました。
この時代を懐かしみたいドンピシャ世代の方も、この時代の曲を知らないZ世代の方も、気に入った曲があれば是非ご自身のプレイリストに追加してみてください。
また是非、この記事をきっかけにご自身の好きだった曲などをSNSで発信して頂けると嬉しいです。
以上、編集部厳選!90年代をただただ懐かしむ洋楽11選でした。