天才Rex Orange County(レックス・オレンジ・カウンティ)の魅力を徹底解説

ザ・ストロークスが音楽シーンに与えた影響を振り返る

新世代の音楽を引っ張るであろうアーティストをご存知でしょうか?

その名も『Rex Orange County(レックス・オレンジ・カウンティ)』

イングランドで産まれた彼は本名を:アレクサンダー・オコナーと言います。

「レックス・オレンジ・カウンティ」というのは、彼のニックネームから由来されたものです。

2016年にデビューして以降、高い評価を受け続け2019年に発売したアルバムは全米3位・全英5位というセールスを残ました。

驚くべき速度で世界のポップシーンを駆け上がっている彼の魅力とは一体何なのでしょうか。

一度聴いたら好きにならずにはいられない楽曲と共に紹介していきます。

レックス・オレンジ・カウンティの魅力1:天才的なメロディーセンス

ポップと形容されることの多い彼の曲ですが、とにかくメロディーセンスが抜群と言われています。

・Rex Orange County - Sunflower

Rex Orange County - Sunflower - YouTube

レトロな雰囲気のイントロでリスナーの心を掴む本曲。

あえて現代に“レトロチックな要素”を組み込むこと自体は珍しくありません。
この曲の素晴らしい点は「ギャップが凄まじい」という点にあります。

70年代を思い起こさせるイントロから一気に今風のサウンドへと変化することで、リスナーをワクワクさせる構造になっているのです。

「なんか歌謡曲っぽいな」と思ったら急にヒップホップになって、気付いたら甘いポップソングになっている。

ここまで気持ちの良い“ジェットコースター体験”を味わえる曲はないでしょう。

・Rex Orange County - Best Friend

Rex Orange County - Best Friend - YouTube

いきなりボーカルから入るこの曲でも卓越したメロディーセンスを爆発させています。

どこか哀愁が漂ってサビも分かりやすいので、日本人でも馴染みやすいこと間違いなしです。

洋楽好きな方で「歌詞は分からないけどメロディーで楽しんでいる」という人も多いはず。

まさにそんな人が好きになる一曲でしょう。

ラストのパートで、感情を爆発させるように音の厚みが増える展開は見事の一言。
歌詞の意味など分からなくとも涙腺が緩んでしまうパワーを持っています。

レックス・オレンジ・カウンティの魅力2:青く繊細な歌詞

彼が評価されている理由の一つに「等身大な歌詞」があります。
代表的な楽曲と共に、その内容を見ていきましょう。

・Rex Orange County - New House

Rex Orange County - New House - YouTube

2年以上付き合っている彼女と新しい家を買って過ごすというドラマチックな内容の楽曲です。

「この曲は仲間に贈るよ。俺の生まれた場所を知っているなら恋愛が簡単にいかない理由も分かるだろ?」
こんな語り掛けを序盤にする彼。

これは、イギリス特有の“階級社会”による恋愛の難しさを語っているのです。

難しい恋愛であると分かりながらも「君とずっと一緒にいたい。一緒にいると約束するよ。」と優しくも情熱的に歌う健気さ…。

若いからこそ書ける等身大なメッセージ性に自然と胸が熱くなります。

・Rex Orange County - Face To Face

Rex Orange County - Face To Face - YouTube

彼女がいるのに他の女性と通話したことで、彼女を怒らせてしまうという内容の曲です。
この曲は「彼女が怒った」という直接的な表現はされていません。

しかし、「僕は上に行って、君は下に行った」という歌詞から同棲している二人のすれ違いが読み取れます。

この部分も英語歌詞を見ると
「I grew up,you grew down」と書かれています。

直訳すると「僕は退化して、君は成長した」となります。

つまり、「浮気まがいのことをした僕は最低だし、君は間違っていないよ」という男心を示しているのです。

現実の情景と一緒に心理状態まで表現する彼の作詞能力に脱帽するばかり。

このように、青臭くて若々しい歌詞とベテランミュージシャンのような意味付けの仕方も評価されている理由なのです。

まとめ

まるで一曲一曲がドラマのように仕立てられており、どこまでもポジティブな彼の楽曲は、いつ聞いてもリスナーの心に寄り添ってくれます。

レックス・オレンジ・カウンティがポップシーンで覇権を取る日はそう遠くないかもしれません。

その日が来る前に、是非とも彼の世界観に浸ってみてはいかがでしょうか。