7月に来日公演を控えるスパークスのニュー・アルバム『The Girl Is Crying In Her Latte』が本日リリース

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洋楽ニュース

カルト的人気を誇り、昨年には2本の映画、『アネット』(原案・音楽を担当)・『スパークス・ブラザーズ』(主演ドキュメンタリー)の立て続けの公開を経て、キャリア半世紀を超えた今ますます勢いを増すポップ・デュオ、Sparks(スパークス)。彼らのニュー・アルバム『The Girl Is Crying In Her Latte』が本日デジタルリリース、また、輸入盤が発売。

Photo by Munachi OsegbuPhoto by Munachi Osegbu

本アルバムは14曲を収録。先行曲として、女優のケイト・ブランシェットがミュージック・ビデオに出演したことでも話題になったタイトル・トラック「The Girl Is Crying In Her Latte」、往年の名女優を題材にした「Veronica Lake」、生まれたばかりの赤ちゃんがこの世を嘆くというスパークス独特の世界観の「Nothing Is As Good As They Say It Is」の3曲がすでにリリースされています。

本作は、彼らにとって約50年ぶりにアイランド・レコードからリリースするスタジオ・アルバムとなりますが、ロンとラッセルは「当時、そしてキャリアを通じて常にやってきたように、今回のアルバムも大胆で妥協のない」作品に仕上がっていると説明しています。

なお、スパークスは、5月23日オックスフォード公演を皮切りにグローバル・ツアーをスタート。ヨーロッパ・アメリカ各都市の他、7月には来日公演を予定しています。

また、本アルバムの日本盤(邦題:『涙のラテ』)は、ボーナストラック1曲入りで6月23日に発売予定。

■商品情報

スパークス「ザ・ガール・イズ・クライング・イン・ハー・ラテ」

『The Girl Is Crying In Her Latte』 2022年5月26日 デジタルリリース・輸入盤発売
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■『涙のラテ』トラック・リスト
1. ザ・ガール・イズ・クライング・イン・ハー・ラテ / The Girl Is Crying in Her Latte
2. ヴェロニカ・レイク / Veronica Lake
3. ナッシング・イズ・アズ・グッド・アズ・ゼイ・セイ・イット・イズ / Nothing Is As Good As They Say It Is
4. エスカレーター / Escalator
5. ザ・モナ・リザズ・パッキング、リーヴィング・レイト・トゥナイト / The Mona Lisa’s Packing, Leaving Late Tonight
6. ユー・ワー・ミーント・フォー・ミー / You Were Meant for Me
7. ノット・ザット・ウェル・ディファインド / Not That Well-Defined
8. ウィー・ゴー・ダンシング / We Go Dancing
9. ホエン・ユー・リーヴ / When You Leave
10. テイク・ミー・フォー・ア・ライド / Take Me For A Ride
11. イッツ・サニー・トゥデイ / It’s Sunny Today
12. ア・ラヴ・ストーリー / A Love Story
13. イット・ダズント・ハフ・トゥ・ビー・ザット・ウェイ / It Doesn’t Have to Be That Way
14. ジー、ザット・ワズ・ファン / Gee, That Was Fun
15. ディス・イズ・ノット・ザ・ワールド・アイ・サインド・アップ・フォー / This Is Not The World I Signed Up For *
*日本盤ボーナストラック

■スパークス プロフィール
カリフォルニア出身、兄・ロンと弟・ラッセルのメイル兄弟からなる、カルト的人気を誇るポップ・デュオ。
1960年代後半、UCLAの学生だった彼らは一緒に音楽を作り始め、Halfnelsonという名前でバンドを結成。1972年にスパークスに改名し、1974年にアルバム『Kimono My House』を発表、その独創的な音楽に世界は衝撃を受けた。ソングライターでキーボード奏者のロンが創り出す複雑なアレンジと、ラッセルのアクロバティックなボーカルの唯一無二の組み合わせは、その後もポップ・ミュージックに多大な影響を与え続けている。
近年発表した2作のアルバム『Hippopotamus』(2017)と『A Steady Drip, Drip, Drip』(2020)はともに全英7位を記録して世界的に高い評価を受け、2021年に公開されたドキュメンタリー映画『The Sparks Brothers』は、それまで到達できなかった部分にもスパークスへの認知をもたらすことになった。
音楽制作を始めて半世紀を超えた今、スパークスはかつてないほど重要な存在になっている。

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洋楽まっぷ編集部

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