週末に発表された最新の全英シングルチャート、Miley Cyrus（マイリー・サイラス）「Flowers」が4週目の1位を獲得。今週も圧倒的な強さをを見せています。全英チャートでの首位は3曲目となるマイリー・サイラスですが、2週以上の首位となるのは初。
Miley Cyrus – Flowers – YouTube
2位、3位は5週連続で変わらず、2位がロンドンを拠点とするシンガーソングライター、RAYE（レイ）がニュージャージー出身のラッパー、070 Shake（070シェイク）を迎えた「Escapism」、3位がSZA（シザ）の「Kill Bill」がランクイン。
RAYE – Escapism. feat. 070 Shake – YouTube
そしてこれまで4週動かなかった4位にランクアップしたのがMiguel（ミゲル）の2011年のヒット曲「Sure Thing」。韓国のガールズグループBLACKPINKがカバーした音源がTikTokでのバイラルとなり、これをきっかけに人気化しています。Taylor Swift（テイラー・スウィフト）「Anti-Hero」は入れ替わる形で5位に後退となりました。
Taylor Swift – Anti-Hero – YouTube
6位はケント州チャタム出身のソングライター、venbee（ヴェンビー）とgoddard（ゴダード）のコラボ曲「messy in heaven」、7位は先週と変わらずナイジェリアのシンガー、Rema（レマ）「Calm Down」がランクイン。
venbee, goddard. – messy in heaven – YouTube
8位にはPinkPantheress（ピンクパンサレス）が2022年にリリースした「Boy’s a Liar」が先週45位から急上昇。もともとTikTokで人気を得ていましたが、ブロンクス出身のラッパー、Ice Spice（アイス・スパイス）を迎えたリミックス盤「Boy’s a Liar Pt. 2」がリリースされたことによってさらに人気化。全英チャートではリミックス盤ではなく「Boy’s a Liar」としてチャート入りしています。ピンクパンサレス初のトップ10入りとなりました。
PinkPantheress – Boy’s a liar – YouTube
PinkPantheress, Ice Spice – Boy’s a liar Pt. 2 – YouTube
9位はMetro Boomin（メトロ・ブーミン）が21 Savage（21サヴェージ）、The Weeknd（ザ・ウィークエンド）を迎えた「Creepin’」が先週8位から後退。そして10位にはTiësto（ティエスト）とTate McRae（テイト・マクレー）のコラボ曲「10:35」がランクアップで登場14週目でのトップ10入りとなりました。
Metro Boomin, The Weeknd, 21 Savage – Creepin’ – YouTube
Tiësto – 10:35 (feat. Tate McRae) – YouTube
トップ10以下では先週もご紹介したCoi Leray（コイ・リレイ）「Players」が12位と最高位を更新。こちらもトップ10入りを狙います。15位にはMimi Webb（ミミ・ウェッブ）「Red Flags」がランクアップでこちらも最高位を更新。先週18位に初登場でランクインしたThe Kid Laroi（ザ・キッド・ラロイ）「Love Again」は16位にランクアップ。LiBianca（リビアンカ）「People」が先週22位から急上昇し17位と最高位を更新。ミネソタ州出身のリビアンカはNBCのオーディション番組『The Voice』のシーズン21に出演した経験を持ち、今作はTikTokでのバイラルを果たし、全米ビルボードの昨年新設されたアフロビーツ・チャートで2位を獲得しています。
Mimi Webb – Red Flags – YouTube
The Kid LAROI – Love Again – YouTube
