ピーター・ガブリエルが20年以上を経て発表する新作アルバム『i/o』から1stシングル「Panopticom」を公開!

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洋楽ニュース

2023年最初の満月の今日、Peter Gabriel(ピーター・ガブリエル)が、今年発売予定の新作アルバム『i/o』から最初の新曲「Panopticom」を公開しました。

Peter Gabriel Photo by Nadav KanderPeter Gabriel Photo by Nadav Kander

この曲のジャケット写真には、アーティストDavid Spriggsの作品が起用されています。ピーター・ガブリエルは、「最初の曲は、無限に拡張可能なアクセス可能なデータグローブの作成を開始するために、私が取り組んできたアイデア「パノプティコム(Panopticom)」に基づいている。」と語り、「世界が自分自身をもっとよく見て、実際に起こっていることをもっと理解できるようにするために、これを実現できるかもしれない、志を同じくする人々のグループがつながり始めているんだ」と述べています。

この曲はトニー・レヴィン、デヴィッド・ローズ、マヌ・カッチェの長年のコラボレーションと、ブライアン・イーノによる心に響くエレクトロニクスによって制作され、The BreathのRíoghnach Connollyがバッキング・ヴォーカルに参加。ピーター・ガブリエルが作曲とプロデュースを手がけ、ウィルトシャーのReal World StudiosとロンドンのThe Beehiveでレコーディングされています。

2023年、ピーター・ガブリエルは月の満ち欠けを指針とし、満月ごとに新曲が公開されていく予定であり、「今回書いていることのいくつかは、私たちは私たちを生んでくれた地球を破壊する信じられないほどの能力がありながら、私たち自身を自然や自然界と再び結びつける方法を見つけない限り、私たちは多くを失うことになるという考えです。私たちがどこに位置するのかを考えるシンプルな方法は、空を見上げること…。そして、月はいつも私を引きつけてやまないのです」と背景を説明しています。

来る新作アルバム『i/o』に関する詳細は後日発表される予定。また、2023年春に英国とヨーロッパを横断する2023ツアーの計画を発表しており、トレーラー動画も公開しています。

Peter Gabriel – i/o The Tour (Trailer) – YouTube

■リリース情報

ピーター・ガブリエ「Panopticom」

シングル「Panopticom」
2023年1月6日配信
試聴/購入リンク

■バイオグラフィー
10代でジェネシスを結成し、世界の音楽シーンにその名を知らしめる。1975年にジェネシスを脱退した後は7枚のスタジオアルバムの他、映画のサウンドトラックなどを制作。またライヴ盤やコンピレーション・アルバムも多数リリースしている。また現在世界的に有名なウォーマッド・フェスティヴァルの創始者でもある。また1989年に人権団体WITNESSを共同で設立。また2007年にネルソン・マンデラ氏によって発足した「エルダースtheelders.org」はピーター・ガブリエルがリチャード・ブランソン卿と設立した団体である。2006年ノーベル平和賞受賞者のサミットにおいて、名誉ある『マン・オブ・ピース』(平和に貢献した人)の称号を授与された。そのほかにも多面に亘るクリエイティヴな産業において、テクノロジーを主とする様々なビジネスに携わっている。

■リンク
アーティスト日本公式サイト

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洋楽まっぷ編集部

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