Elvis Costello(エルヴィス・コステロ)とAllan Mayes(アラン・メイズ)によるバンド、Rusty(ラスティ)が1972年の初ライヴから50周年を記念して再結成、当時のレパートリーをレコーディングした初録音作品『ザ・レザレクション・オブ・ラスト』の日本盤CDが本日(7月20日)リリースされました。この発売にあわせてエルヴィス・コステロ自身が語る『The Resurrection Of Rust(ザ・レザレクション・オブ・ラスト)』の日本語訳が日本の所属レコード会社のホームページに公開。ここには、なぜ50年前のバンドで今録音するのか?そしてその選曲についてが語られています。
・エルヴィス・コステロ、ラスティ『ザ・レザレクション・オブ・ラスト』の全貌を語る
ラスティは1972年当時、約1年間の活動期間中、数多くのライヴを行いましたが、レコーディング・スタジオに入ることはなかったため、今回発売されたアルバムが“デビュー作”となります。オリジナル2曲、カヴァー4曲に加え、日本盤には貴重なデモ音源が1曲追加収録されています。去る5月29日に開始した全英ツアーの会場で予告なく販売開始され、ファンにとっては嬉しいサプライズとなりました。
『ザ・レザレクション・オブ・ラスト』を構成するのは、ラスティが1972年のステージで披露していたセットリストから選ばれた6曲の新録音(日本盤は全7曲収録)。
デュエットで歌われる、ニック・ロウの1972年の曲「サレンダー・トゥ・ザ・リズム」と「ドント・ルーズ・ユア・グリップ・オン・ラヴ」、ケンタッキー出身ソングライター、ジム・フォードによる「アイム・アヘッド・イフ・アイ・キャン・クイット・ホワイル・アイム・ビハインド」、オリジナル2曲「ウォーム・ハウス(アンド・アン・アワー・オブ・ジョイ)」(マクマナス作)と「モーリーン&サム」(メイズとマクマナスの共作)。ニール・ヤングの「エヴリボディ・ノウズ」と「ダンス・ダンス・ダンス」は1曲にアレンジされ、後者ではコステロがエレクトリック・ヴァイオリンを初披露しています。
プロデュースはエルヴィス・コステロとセバスチャン・クリス(コステロの近作のプロデューサー)、演奏にはコステロのバンドのジ・インポスターズ(ピート・トーマス[Ds]、スティーヴ・ナイーヴ[Key]、デイヴィ・ファラガー[B])、ボブ・アンドリュース[Key]が参加しています。
Elvis Costello, Rusty - Surrender To The Rhythm - YouTube
Rusty Photo Credit LaDonna Wolfe
■商品情報
ラスティ『ザ・レザレクション・オブ・ラスト』
Rusty / The Resurrection Of Rust
2022年7月20日発売
CD: UICY-16089/¥2,420(税込)
日本盤のみSHM-CD仕様/日本盤ボーナス・トラック1曲収録(7)/ラスティのコメント・日本語訳付
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■収録曲
1. Surrender To The Rhythm サレンダー・トゥ・ザ・リズム
2. I'm Ahead If I Can Quit While I'm Behind アイム・アヘッド・イフ・アイ・キャン・クイット・ホワイル・アイム・ビハインド
3. Warm House (And An Hour Of Joy) ウォーム・ハウス(アンド・アン・アワー・オブ・ジョイ)
4. Don't Lose Your Grip On Love ドント・ルーズ・ユア・グリップ・オン・ラヴ
5. Maureen & Sam モーリーン&サム
6. Everybody Knows This Is Nowhere / Dance Dance Dance エヴリボディ・ノウズ/ダンス・ダンス・ダンス
7. Silver Minute シルヴァー・ミニット
■発売中
エルヴィス・コステロ『ザ・ボーイ・ネームド・イフ』2022年1月14日発売
Elvis Costello / The Boy Named If
CD: UICY-16039/2,750円(税込)
日本盤のみSHM-CD仕様/日本盤ボーナス・トラック1曲収録
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■リンク(エルヴィス・コステロ)
・公式サイト(日本)
・OFFICIAL SITE(海外)