週末に発表された最新の全英シングルチャート、Beyoncé(ビヨンセ)の「Texas Hold 'Em」が4週連続での1位を獲得している。
Beyoncé - TEXAS HOLD 'EM - YouTube
ビヨンセが全英シングルチャートで首位を獲得するのは2010年、Lady Gaga(レディー・ガガ)とのコラボ曲「Telephone」以来14年ぶり、ソロでは2008年「If I Were a Boy」以来16年ぶり6度目の快挙。またカントリー・ソングに分類される楽曲が全英シングルチャートで首位を獲得したのは、Lil Nas X(リル・ナズ・X)が2019年に「Old Town Road」で首位となって以来、約5年ぶりの快挙となった。さらに3週の首位獲得となった2007年のShakira(シャキーラ)とのコラボ曲「Beautiful Liar」の記録を更新し、ビヨンセにとって全英シングルチャートでの最多首位記録を更新した。
2位はBenson Boone(ベンソン・ブーン)「Beautiful Things」が先週から変わらずキープ。そして3位にはAriana Grande(アリアナ・グランデ)「We Can't Be Friends (Wait for Your Love)」が初登場。アリアナ・グランデは最新アルバム『Eternal Sunshine』が今週初登場1位を獲得している。スタジオ・アルバムとしては5作連続での首位となった。
Benson Boone - Beautiful Things - YouTube
Ariana Grande - we can't be friends (wait for your love) - YouTube
4位は先週と変わらずDjo(ディージェイオー)の「End of Beginning」、Teddy Swims(テディ・スウィムズ)「Lose Control」は5位に後退。そして6位にはアリアナ・グランデ「yes, and?」が先週11位からランクアップとなりトップ10復帰となった。
Djo - End Of Beginning - YouTube
Teddy Swims - Lose Control (Live) - YouTube
Ariana Grande - yes, and? - YouTube
7位はNoah Kahan(ノア・カーン)「Stick Season」、8位はYe(イェ)ことKanye West(カニエ・ウェスト)とTy Dolla $ign(タイ・ダラー・サイン)によるデュオ、¥$の「CARNIVAL」、9位はDua Lipa(デュア・リパ)「Training Season」、そして10位はトップ10滞在週が29週目に到達したTaylor Swift(テイラー・スウィフト)「Cruel Summer」がアリアナ・グランデに押される形でランクダウンとなった。
Noah Kahan - Stick Season - YouTube
Dua Lipa - Training Season - YouTube
Taylor Swift - Cruel Summer - YouTube
トップ10以下では、13位にアリアナ・グランデ「Bye」が初登場でランクイン。アルバムから3曲をトップ20に送り込んだ。
その他18位には4Batz(4バッズ)がDrake(ドレイク)を迎えた「Act II: Date @ 8」が初登場。4バッズはダラス出身のシンガーソングライターで、今作は完全自主制作ながら人気を集め、全米ビルボードのR&Bソングス・チャートでトップ10入り。これをきっかけとしてデビュー作となるEPのリリースに向けてドレイク率いるレーベル、OVO Soundとレコーディング契約を結び、ドレイクが参加した今作のリミックスがリリースされるに至った。ビルボードホット100では最高59位までつけており、ドレイク参加のリミックスがリリースされたことでトップ40入りを果たすか注目されている。
4Batz - act ii: date @ 8 (remix) feat. Drake - YouTube
またオハイオ州シンシナティ出身のシンガーソングライター、Michael Marcagi(マイケル・マルカジ)「Scared To Start」は14位、Bryson Tiller(ブライソン・ティラー)「Whatever She Wants」は17位とそれぞれ最高位を更新している。
Michael Marcagi - Scared To Start - YouTube