LA出身の4人組女性アートロック・バンド、Warpaint(ウォーペイント)がニュー・アルバム『Radiate Like This(ラディエイト・ライク・ディス)』を2022年5月6日にリリースすることを発表し、アルバムからの1stシングル「Champion(チャンピオン)」のヴィジュアライザー・ビデオが公開されました。
同曲についてウォーペイントは「自分自身と、他の人のためにチャンピオンになること。私たちはみんな一緒。人生は短すぎるから、私たちがする全てのことにおいて、卓越性を目指して頑張らないといけないの」とコメントしています。
新作『Radiate Like This』は2016年発表の前作『Heads Up』から約6年ぶりとなる4枚目のスタジオ・アルバム。
この間、4名のバンド・メンバーEmily Kokal(エミリー・コーカル)、Jenny Lee Lindberg(ジェニー・リー・リンドバーグ)、Stella Mozgawa(ステラ・モズガワ)、Theresa Wayman(テレサ・ウェイマン)は忙しい日々を過ごしてきました。
出産、仕事、ツアー、ソロ・アルバム、国をまたぐ移動など、すべての出来事が最優先事項となってしまい、バンドを再始動させるにあたりロジスティクス上の課題が山積みとなっていました。
日本でもフジロック出演をはじめ、Harry Styles(ハリー・スタイルズ)の来日公演に出演を果たしています。
20年近く共に活動してきた彼女たちにとって、バンドは家と同じような場所であり、最終的には4名が再び引き寄せられるように集まり、バンド活動を再開させることに。
共同プロデューサーのSam Petts-Davies(サム・ペッツ・デイヴィス)と共に楽曲のべースとなるセッションを終えたところで、世界規模のCOVID-19パンデミックが発生し、バンド・メンバーはそれぞれ安全な場所に避難することを余儀なくされたたため、これまでとは全く異なる方法でアルバムが制作されることになります。
パンデミックによって離れ離れとなり、それぞれ自身のパートを個別に録音し、楽曲を1つ1つ完成させていき、当初とは全く異なるアルバムが出来上がりました。この間、昨年はHBOドラマシリーズ「Made for Love」に新曲「Lilys」を提供しています。
ツアーができる頃までアルバムの発売を後ろ倒しにしたことで、それぞれの楽曲にさらに磨きをかけ、これまで以上に楽曲の構築と再構築に時間をかけることができた結果、これまでのどの作品よりも内容が濃く、ダイヤモンドのように魅惑的で誇り高い楽曲が誕生。
「このアルバムを“Exquisite Corpse(エクスクイジット・コープス)”と名付けるべきたったと言ったんだけど、すでに使われていたの」と、ヴォーカルのエミリーはジョークを言いながら、2008年にリリースし当時大きな話題をよんだウォーペイントのデビューEPのタイトルに言及しました。新作『Radiate Like This』では、バンドの魅力である4つのパートが繊細に絡み合い、それぞれの個性がこれまでよりもさらに光り輝く作品となっています。
Warpaint(ウォーペイント)
■リリース情報
アルバム『Radiate Like This』
2022年5月6日(金)
・再生/購入リンク
■『Radiate Like This』トラックリスト
1. Champion
2. Hips
3. Hard To Tell You
4. Stevie
5. Like Sweetness
6. Trouble
7. Proof
8. Altar
9. Melting
10. Send Nudes
■バイオグラフィー
米ロサンゼルス出身の4人組女性アートロック・バンド。2009年に自主制作のEP『Exquisite Corpse』を発表し、大きな話題となり、英名門レーベル<Rough Trade>と契約。2010年にデビュー・アルバム『The Fool』をリリースし、2011年にフジロックで初来日。2014年にはセルフ・タイトルの2ndアルバム『Warpaint』をリリースした。2016年には3rdアルバムとなる『Heads Up』をリリースし、初のジャパン・ツアーを開催。2018年にはハリー・スタイルズの来日公演のスペシャル・ゲストとしと再来日。2022年5月、6年ぶりとなる待望の4thアルバム『Radiate Like This』をリリースする。
メンバーはEmily Kokal(ギター、ボーカル)、Jenny Lee Lindberg(ベース、ボーカル)、Stella Mozgawa(ドラム、ボーカル)、Theresa Wayman(ギター、ボーカル)