Madonna(マドンナ)はアルバム売上ランキングトップ20とおすすめ全アルバムをご紹介。
ギネス世界記録で世界で最も売れている女性レコーディングアーティストとして認められているマドンナは、アルバムだけで世界中で2億枚以上を売り上げています。
今回はマドンナのアルバムがどのようにすごいのか、これまでにリリースしたアルバムの中から売上トップ20と、全アルバムについてまとめていきたいと思います。
Madonna(マドンナ)
Madonna(マドンナ)はミシガン州ベイシティ出身のシンガー、ソングライター、女優、ダンサー、ギタリスト、映画監督、文筆家、実業家。本名はMadonna Louise Ciccone(マドンナ・ルイーズ・チッコーネ)。
デビュー以来数多くのヒットを生み出しており、ビルボード誌による、「チャート史上最も成功したトップ200のアーティスト」の中では第2位、またシングル・アルバムのトータルセールスは3億枚以上とも言われており、史上最も売れたアーティストでは4位、女性アーティストとしては歴代1位のセールスを誇るクイーン・オブ・ポップです。
CHECK!!
・Madonna(マドンナ)のプロフィール・バイオグラフィーまとめ
・Madonnaの人気曲ランキングTOP30・おすすめ曲7選まとめ
Madonna(マドンナ)のアルバム売上ランキングトップ20
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MDNA
Madonna
マドンナのアルバム売上ランキング20位は、2012年3月23日リリースの12thアルバム「MDNA」。
パーティー、音楽への愛情、夢中、そして悲痛、復讐、別居のテーマを叙情的に探求する明るい曲で構成され、多くのプロデューサーを起用した作品。
スーパーボウルXLVIハーフタイムショーでアルバムの曲を披露し、アルバムのツアーは史上最高の売上を記録したツアーの1つになりました。 -
Celebration
Madonna
マドンナのアルバム売上ランキング19位は、2009年9月18日リリースのコンピレーション・アルバム「Celebration(セレブレイション ~マドンナ・オールタイム・ベスト~)」。
1982年にワーナーブラザーズレコードに加入して以来、マドンナのキャリアにまたがる34曲を収録したベスト盤。 -
American Life
Madonna
マドンナのアルバム売上ランキング18位は、2003年4月21日リリースの9thアルバム「American Life(アメリカン・ライフ)」。
マドンナとMirwais Ahmadzaï(ミルウェイズ・アフマザイ)がプロデュースした今作は、アメリカ文化の多くの部分への言及を特徴としており、アメリカンドリームと唯物論をテーマにしたコンセプトアルバムになっています。
チェ・ゲバラをイメージした衝撃的なジャケットも話題となりました。 -
Hard Candy
Madonna
マドンナのアルバム売上ランキング17位は、2008年4月19日リリースの11thアルバム「Hard Candy(ハード・キャンディー)」。
ワーナー・ブラザース・レコードから発売される最後のスタジオ・アルバムであり、25年のレコーディングの歴史の終わりを示しています。
「FutureSex/LoveSounds」を聞いたことをきっかけにJustin Timberlake(ジャスティン・ティンバーレイク)コラボに興味を持つようになり、Timbaland(ティンバランド)と共にシングルとしては初めて複数のコラボの中でリリースされました。 -
Who's That Girl
Madonna
マドンナのアルバム売上ランキング16位は、1987年7月21日リリースのサウンドトラック・アルバム「Who's That Girl(フーズ・ザット・ガール)」。
同年公開されたマドンナ主演の映画「フーズ・ザット・ガール」の自身名義では初のサウンドトラック。
全9曲中4曲しか歌っていませんが、自身の名義でリリースするためにレーベルを説得したそうです。 -
You Can Dance
Madonna
マドンナのアルバム売上ランキング15位は、1987年11月17日リリースのリミックス・アルバム「You Can Dance(ユー・キャン・ダンス)」。
初のリミックス作品で、最初の3つのスタジオ・アルバム「Madonna(1983)」、「Like a Virgin(1984)」、「True Blue(1986)」のトラックのリミックスと、新しいトラック「Spotlight」が含まれています。 -
GHV2
Madonna
マドンナのアルバム売上ランキング14位は、2001年11月12日リリースのコンピレーション・アルバム「GHV2(グレイテスト・ヒッツ VOL.2)」。
キャリアの20年間のシングルのコレクション。自身も「5回続けて聴ける曲」しか入っていないと断言した作品です。
世界中で700万枚以上を売り上げました。 -
I'm Breathless
Madonna
マドンナ
Sire Records Companyマドンナのアルバム売上ランキング13位は、1990年5月22日リリースの2ndサウンドトラック・アルバム「I'm Breathless(アイム・ブレスレス)」。
自身が出演した映画「ディック・トレイシー」と連動したコンセプト・アルバムで正式名称は「I'm Breathless: Music from and Inspired by the Film Dick Tracy」。
アルバムには、映画で使用されたStephen Sondheim(スティーブン・ソンドハイム)によって書かれた3曲に加えて、映画に触発されたが含まれていないマドンナによって書かれたいくつかの曲が含まれています。 -
Evita
Madonna
マドンナのアルバム売上ランキング12位は、1996年11月12日リリースの3rdサウンドトラック・アルバム「Evita(エビータ)」。
同年公開されたマドンナ主演の映画「エビータ」のサウンドトラック。
1976年のオリジナルコンセプトアルバムからのリワークされた曲と、新曲「You Must Love Me」で構成されており、他にもAntonio Banderas(アントニオ・バンデラス)、Jonathan Pryce(ジョナサン・プライス)、Jimmy Nail(ジミー・ネイル)が含まれます。 -
Bedtime Stories
Madonna
マドンナのアルバム売上ランキング11位は、1994年10月25日リリースの6thアルバム「Bedtime Stories(ベッドタイム・ストーリーズ)」。
過去2年間に性的に露骨なプロジェクトをリリースした後に直面した批判的で商業的な反発を受けて、より主流のサウンドに移行するためにBabyface(ベイビーフェイス)などを迎えてポップでR&Bな作品に仕上げました。
第38回グラミー賞の最優秀ポップ・ボーカル・アルバム賞にノミネートされました。
以上11位までお送りしました。そしていよいよトップ10のご紹介です!
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Erotica
Madonna
マドンナのアルバム売上ランキング10位は、1992年10月20日リリースの8thアルバム「Erotica(エロティカ)」。
同時期に発売された写真集「Sex」も話題となり、女優のDita Parlo(ディタ・パルロ)にインスパイアされた彼女の分身であるミストレス・ディタを取り入れた、セックスとロマンスに関するコンセプトアルバム。
友人2人がエイズに感染したことの影響を受けて、その曲のいくつかはより告白的な口調を帯びています。 -
Something to Remember
Madonna
マドンナのアルバム売上ランキング9位は、1995年11月3日リリースのコンピレーション・アルバム「Something to Remember(邦題:ベスト・オブ・マドンナ~バラード・コレクション)」。
キャリアの10年以上にわたるバラードをまとめたもので、これまでのアルバムに含まれていなかった以前にリリースされたシングルも含まれており、彼女のキャリアの重要な時期に歌手に柔らかなイメージを提供しました。 -
Madonna
Madonna
マドンナのアルバム売上ランキング8位は、1983年7月27日リリースのデビュー・アルバム「Madonna(マドンナ)」。
デジタルドラムマシン、モーグベース、オーバーハイムOB-Xシンセサイザーなど、当時の新技術を使用した明るいシンセサイザーサウンドを備えたアルバム。
全世界で1000万枚を売り上げ、1980年代の多くの女性アーティストの方向性を示した作品となりました。 -
Confessions on a Dance Floor
Madonna
マドンナのアルバム売上ランキング7位は、2005年11月9日リリースの10thアルバム「Confessions on a Dance Floor(コンフェッションズ・オン・ア・ダンスフロア)」。
1970年代のディスコと1980年代のエレクトロポップの影響、そして現代のクラブミュージックが含まれた作品で、ポップ・ミュージック史上最多の世界40カ国で1位を獲得。
リードシングルの「Hung Up」は、合計41カ国で1位となり、当時過去10年で最も成功したダンスソングとなりました。 -
Music
Madonna
マドンナのアルバム売上ランキング6位は、2000年9月18日リリースの8thアルバム「Music(ミュージック)」。
ファンク、ハウス、ロック、カントリー、フォークの影響を受けて、ダンスポップやエレクトロニカの全体的な雰囲気にさまざまなジャンルを取り入れています。
前作「Ray of Light」のツアーに乗り出すつもりでしたがレーベルにアルバム制作を勧められて作られました。 -
Like a Prayer
Madonna
マドンナのアルバム売上ランキング5位は、1989年3月21日リリースの4thアルバム「Like a Prayer(ライク・ア・プレイヤー)」。
母親、父親、そして家族との絆についての曲のコレクションとして説明されており、マドンナが若いときに亡くなった母親に捧げられました。
ロック、R&B、ゴスペル、ファンクの要素が組み込まれたポップアルバムとなっており、全世界で1500万枚を売り上げました。 -
Ray of Light
Madonna
マドンナのアルバム売上ランキング4位は、1998年2月22日リリースの4thアルバム「Ray of Light(レイ・オブ・ライト)」。
エレクトロニカとテクノポップのレコードであり、アンビエント、トリップホップ、サイケデリックミュージック、中東音楽などの複数のジャンルを取り入れた作品。
録音プロセスはマドンナのキャリアの中で最も長いものとなりましたが、多くの国で1位に達し、世界中で1600万枚以上を売り上げました。 -
Like a Virgin
Madonna
マドンナのアルバム売上ランキング3位は、1984年11月12日リリースの2ndアルバム「Like a Virgin(ライク・ア・ヴァージン)」。
アメリカでは500万枚以上を売り上げた史上初の女性としての記録を打ち立てたことで、彼女の人気が一発屋ではなく、音楽の世界で永続的な基盤を築くことができたことを証明しました。
世界中で2100万枚以上の売り上げを記録し、これまでで最も売れたアルバムの1つであり続けています。 -
True Blue
Madonna
マドンナのアルバム売上ランキング2位は、1986年6月30日リリースの3rdアルバム「True Blue(トゥルー・ブルー)」。
愛、仕事、夢、そして失望のビジョンを扱っており、マドンナがアルバムを捧げた当時の夫のSean Penn(ショーン・ペン)に触発されました。
1980年代後半から1990年代初頭のポップアルバムの原型として高い評価を受け、28カ国で1位を獲得。当時のヨーロッパのトップ100アルバムチャートのトップで34週間連続という歴代最長記録を打ち立てました。 -
The Immaculate Collection
Madonna
マドンナのアルバム売上ランキング1位は、1990年11月9日リリースの1stコンピレーション・アルバム「The Immaculate Collection(邦題:ウルトラ・マドンナ~グレイテスト・ヒッツ)」。
1983年から1990年までの彼女のヒットシングル15曲の新しいリミックスと2曲の新曲が含まれたベスト盤。
アメリカだけで1000万枚以上の出荷があり、ダイヤモンドとして認定されたマドンナの2枚目のアルバムになりました。
そして全世界では3000万枚を売り上げ、ソロアーティストによるベストセラーのコンピレーションアルバムであり、史上最も売れたアルバムの1つとなっています。
Madonna(マドンナ)の全アルバム
Type | Title | US | UK | |
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Release | Point | JPN | ||
1st | Madonna | 8 | 6 | |
1983/7/27 | 7,227,210 | 20 | ||
2nd | Like a Virgin | 1 | 1 | |
1984/11/12 | 17,100,328 | 2 | ||
3rd | True Blue | 1 | 1 | |
1986/6/30 | 17,251,712 | 1 | ||
ST | Who's That Girl | 7 | 4 | |
1987/6/21 | 3,232,150 | 10 | ||
Remix | You Can Dance | 14 | 5 | |
1987/11/17 | 3,768,450 | 5 | ||
4th | Like a Prayer | 1 | 1 | |
1989/3/21 | 11,767,508 | 1 | ||
ST | I'm Breathless | 2 | 2 | |
1990/5/22 | 4,380,321 | 1 | ||
Comp | The Immaculate Collection | 2 | 1 | |
1990/11/9 | 19,966,500 | 5 | ||
5th | Erotica | 2 | 2 | |
1992/10/20 | 5,135,500 | 5 | ||
6th | Bedtime Stories | 3 | 2 | |
1994/10/25 | 5,098,190 | 9 | ||
Comp | Something to Remember | 6 | 3 | |
1995/11/3 | 6,462,443 | 9 | ||
ST | Evita | 2 | 1 | |
1996/11/12 | 4,940,170 | 21 | ||
7th | Ray of Light | 2 | 1 | |
1998/2/22 | 12,906,604 | 7 | ||
8th | Music | 1 | 1 | |
2000/9/18 | 8,304,074 | 7 | ||
Comp | GHV2 | 7 | 2 | |
2001/11/12 | 4,371,647 | -- | ||
9th | American Life | 1 | 1 | |
2003/4/21 | 2,627,703 | 4 | ||
Remix | Remixed & Revisited | 115 | 9 | |
2003/11/24 | 152,100 | 33 | ||
10th | Confessions on a Dance Floor | 1 | 1 | |
2005/11/9 | 7,895,836 | 5 | ||
Live | I'm Going to Tell You a Secret | 33 | 18 | |
2006/6/20 | 304,000 | 12 | ||
Live | The Confessions Tour | 15 | 7 | |
2007/1/26 | 444,782 | 10 | ||
11th | Hard Candy | 1 | 1 | |
2008/4/19 | 2,801,853 | 1 | ||
Comp | Celebration | 7 | 1 | |
2009/9/18 | 2,432,016 | 3 | ||
Live | Sticky & Sweet Tour | 10 | 17 | |
2010/3/26 | 262,405 | 10 | ||
12th | MDNA | 1 | 1 | |
2012/3/23 | 1,525,178 | 4 | ||
Live | MDNA World Tour | 90 | 55 | |
2013/9/6 | 42,620 | -- | ||
13th | Rebel Heart | 2 | 2 | |
2015/3/6 | 552,720 | 8 | ||
Live | Rebel Heart Tour | -- | 42 | |
2017/9/15 | 3,000 | -- | ||
14th | Madame X | 1 | 2 | |
2019/6/14 | 223,000 | 11 | ||
Live | Madame X: Music from the Theater Xperience | -- | 48 | |
2021/10/8 | -- | -- |
※Comp … コンピレーション・アルバム
※ST … サウンドトラック・アルバム
※Remix … リミックス・アルバム
※Live … ライヴ・アルバム
PointはWikipediaに掲載されている出荷枚数、デジタル販売数、CD売上枚数、エアプレイなどの回数、ストリーミングを元に算出されたユニット数の各国の合計値をポイント化し、その合計を合算したものになります。不定期で更新していきます。
Madonna(マドンナ)のセールスランキングTOP10
CD・レコード・カセットなどのフィジカルに特化した現在公表されている累計セールスのランキングです。
1000万枚以上を売り上げたアルバムを多数持つマドンナの凄さが再確認できます。
No. | Title | Sales |
---|---|---|
1 | The Immaculate Collection | 3000万枚 |
2 | True Blue | 2500万枚 |
3 | Like a Virgin | 2100万枚 |
4 | Ray of Light | 1600万枚 |
5 | Like a Prayer | 1500万枚 |
6 | Music | 1100万枚 |
6 | Evita | 1100万枚 |
7 | Madonna | 1000万枚 |
7 | Something to Remember | 1000万枚 |
7 | Confessions on a Dance Floor | 1000万枚 |
8 | Bedtime Stories | 800万枚 |
9 | I'm Breathless | 700万枚 |
9 | GHV2 | 700万枚 |
10 | Erotica | 600万枚 |
10 | Who's That Girl | 600万枚 |
Madonna(マドンナ)のおすすめアルバム
マドンナは最初の2枚があまりにもヒットしているのでご存知の方も多いはず。そこで今回は「Confessions on a Dance Floor」「Bedtime Stories」の2枚のアルバムをおすすめしたいと思います。
「Confessions on a Dance Floor」はなんといってもシンプルなのに癖になるサウンド。リアルタイムで聞いていた方にとっては一生聴ける作品のひとつになっているかもしれません。そのくらいのアルバムです。
「Bedtime Stories」はまた違った一面を打ち出した作品で、80年代のイメージを完全に払しょくしつつ、90年代のサウンドが好きな方には非常におすすめしたい作品です。
まとめ
マドンナは間違いなく80年代を代表するアーティストのひとりですが、90年代以降もヒット作が多くどのアルバムもわかりやすくすばらしいものばかりです。
長年のキャリアの中で多くのジャンルを取り入れ続け変化、進化を遂げてきたアーティストでもあり、正に「クイーン・オブ・ポップ」そのもの。今後も時代に合わせて進化し続けるアーティストであり続ける気がします。
以上、Madonna(マドンナ)のアルバム売上ランキングトップ20とおすすめ全アルバムまとめをお届けしました。