P!nk(ピンク)はアルバム売上ランキングトップ5とおすすめ全アルバムをご紹介。
ピンクのアルバムと言えば、派手でハスキーな圧倒的歌唱力を存分に堪能できるだけでなく、新作がリリースされる度に強力な感情的なボーカリストとして何度でも聴きたくなる名曲を次々と世に送り出してきました。
今回はピンクのアルバムがどのようにすごいのか、これまでにリリースしたアルバムの中から売上トップ5と、全アルバムについてまとめていきたいと思います。
P!nk(ピンク)
P!nk(ピンク)は、ペンシルベニア州ドイルスタウン出身のシンガー、ソングライター。本名はAlecia Beth Moore(アリシア・ベス・ムーア)。
14歳のときにフィラデルフィアのクラブで演奏を始めました。この頃からステージネームとして「P!nk(ピンク)」を採用しています。Quentin Tarantino(クエンティン・タランティーノ)の映画「レザボア・ドッグス」のキャラクター「Mr. Pink(ミスター・ピンク)」から取ったと言われています。
これまでに世界中で9000万を超えるレコードを販売し、世界で最も売れている音楽アーティストの1人になっています。
CHECK!!
・P!nk(ピンク)のプロフィール・バイオグラフィーまとめ
・P!nkの人気曲ランキングTOP20・おすすめ曲7選まとめ
P!nk(ピンク)のアルバム売上ランキングトップ5
-
Greatest Hits... So Far!!!
P!nk
ピンクのアルバム売上ランキング5位は、2010年11月12日リリースのコンピレーション・アルバム「Greatest Hits... So Far!!!(グレイテスト・ヒッツ...ソー・ファー!!!)」。
デビュー10周年を記念してリリースされたベスト盤。今作のために作られた新曲「Raise Your Glass(レイズ・ユア・グラス)」、「Fuckin' Perfect(ファッキン・パーフェクト)」はどちらも大ヒットを収めました。
日本とも縁が深く、2011年に放送されたフジテレビ系ドラマ「大切なことはすべて君が教えてくれた」では収録曲が劇中使用曲として使用され、2019年にはテレビ朝日系ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」の主題歌に「So What(ソー・ホワット)」が起用され今作が日本で再リリースされました。 -
Beautiful Trauma
P!nk
ピンクのアルバム売上ランキング4位は、2017年10月13日リリースの7thアルバム「Beautiful Trauma(ビューティフル・トラウマ)」。
愛、失恋、人生の二重性のテーマを反映しているだけでなく、社会的および地球規模の問題を表現しこれまでにない深いテーマでまとめられたアルバム。
2018年3月から2019年11月まで開催されたツアーでは総額3億9000万ドルを超え、史上最高の売上を記録したツアーの1つになりました。 第61回グラミー賞で最優秀ポップ・ボーカル・アルバム賞にノミネートされています。 -
I'm Not Dead
P!nk
ピンクのアルバム売上ランキング3位は、2006年4月4日リリースの4thアルバム「I'm Not Dead(アイム・ノット・デッド)」。
ゾンバ・ミュージック・グループと契約後リリースされたアルバムで、新しいプロデューサーを迎えるなど新しいサウンドの実験が行われた作品です。
大人の責任と日常生活の現実についてのひらめきからテーマに持ち込み、全世界での推定売り上げは600万枚を超えるヒットとなりました。 -
Funhouse
P!nk
ピンクのアルバム売上ランキング2位は、2008年10月28日リリースの5thアルバム「Funhouse(ファンハウス)」。
全世界での推定売り上げは700万枚以上。ビルボードホット100で初の1位を獲得した「So What」が収録されたアルバムです。
当時現在の夫Carey Hart(ケアリー・ハート)と別れていたタイミングだったため、アルバムの主題の多くはほのめかす内容の曲が多く収録されています。
ビルボード200では惜しくも2位止まりでしたがイギリスなど多くの国で初の1位を獲得しています。 -
Missundaztood
P!nk
ピンクのアルバム売上ランキング1位は、2001年11月20日リリースの2ndアルバム「Missundaztood(ミスアンダストゥッド)」。
全世界での推定売り上げは1300万枚以上。ピンクの全アルバムの中で唯一1000万枚を超えたアルバムです。
2010年に参加した楽曲「Lady Marmalade(レディ・マーマレイド)」が世界的な成功を収め、知名度を得た中でロックに影響されたポップを前面に出したリードシングル「Get the Party Started(ゲット・ザ・パーティー・スターテッド)」がヒット。その後もリリースしたシングルがヒットした影響もありアルバムも売れ続けました。
P!nk(ピンク)の全アルバム
Type | Title | US | UK | |
---|---|---|---|---|
Release | Point | JPN | ||
1st | Can't Take Me Home | 26 | 13 | |
2000/4/4 | 3,141,721 | -- | ||
2nd | Missundaztood | 6 | 2 | |
2001/11/20 | 10,077,034 | -- | ||
3rd | Try This | 9 | 3 | |
2003/11/11 | 1,973,562 | -- | ||
Comp | Missundaztood / Can't Take Me Home | -- | -- | |
2005/9/5 | -- | -- | ||
4th | I'm Not Dead | 6 | 3 | |
2006/4/4 | 5,272,611 | -- | ||
Comp | P!nk Box | -- | -- | |
2007/12/2 | -- | -- | ||
5th | Funhouse | 2 | 1 | |
2008/10/28 | 5,863,720 | 33 | ||
Comp | Greatest Hits... So Far!!! | 5 | 5 | |
2008/11/19 | 3,479,000 | 10 | ||
6th | The Truth About Love | 1 | 2 | |
2012/9/14 | 4,830,000 | 14 | ||
Collabo | Rose Ave. | 4 | 10 | |
2014/10/14 | 115,000 | -- | ||
7th | Beautiful Trauma | 1 | 1 | |
2017/10/13 | 2,403,500 | 28 | ||
8th | Hurts 2B Human | 1 | 1 | |
2019/4/26 | 358,500 | 53 | ||
Live | All I Know So Far: Setlist | 13 | 4 | |
2021/5/21 | 368,000 | 67 |
※live … ライヴ・アルバム
※Comp … コンピレーション・アルバム
※Collabo … コラボレーション・アルバム
PointはWikipediaに掲載されている出荷枚数、デジタル販売数、CD売上枚数、エアプレイなどの回数、ストリーミングを元に算出されたユニット数の各国の合計値をポイント化し、その合計を合算したものになります。不定期で更新していきます。
P!nk(ピンク)の最新アルバム
現在リリースされているピンクのスタジオ・アルバムで一番最新のものは、2021年5月21日にリリースされた初のライヴ・アルバム「All I Know So Far: Setlist(オール・アイ・ノー・ソー・ファー:セットリスト)」。
P!nk(ピンク)のおすすめアルバム
ピンクのアルバムは全部おすすめなんですが、特におすすめしたいアルバムは、「Missundaztood」と「The Truth About Love」の2枚です。
「Missundaztood」は全曲外れナシ。文句なしに名曲がたくさん収録されているため、ピンクをまだちゃんと聴いたことがない方が入りやすいアルバムだと言えます。
「The Truth About Love」も同様で、「Missundaztood」の進化した果てというイメージで捉えられます。サウンドとボーカルパフォーマンスの進化を聴き比べることでより良さを感じる1枚です。
まとめ
ピンクの感情的なボーカルにロックやR&Bを軸にした多様なサウンドが楽しめるのがそれぞれのアルバムの最大の魅力だと言えます。
特に「Beautiful Trauma」以降のサウンドの進化は目を引くものがあり、年齢を重ね多くの経験を経てきたからこそ言葉の壁を超えて伝わるものすらあるので、是非聴いてみてください。
以上、P!nk(ピンク)のアルバム売上ランキングトップ5とおすすめ全アルバムまとめをお届けしました。