『ネオソウル』というジャンルの音楽を聴いたことがありますか?
最近では、『King Gnu』や『Suchmos』など、日本のアーティストでもその影響を受けているバンドがメジャーに出てくるようになりました。
ネオソウルは80~90年代前半にアメリカとイギリスからソウルとR&Bが組み合わさって誕生した音楽ジャンルで、 その音楽性は幅広くJAZZの要素が強い曲もあれば、 HIPHOPのビート色の強い曲もあります。
非常にオシャレで今後ますます流行してくるジャンルなので、注目が集まっていくかと思います。
ということで今回は、そんなネオソウルの魅力をわかりやすくお伝えしようと思います!
まずは『Erykah Badu(エリカ・バドゥ)』『D'Angelo(ディアンジェロ)』に酔いしれる
まずは、この、
二人のレジェンドから僕はネオソウルを聴き始めました。
特にこの二つの曲は、名盤の中の名曲であり今聴いても色褪せません。
Erykah Badu - On & On - YouTube
『On & On』ではネオソウル特有の洗練された這うようなベースと、甲高いリムショットが非常にスイートなグルーヴを生み出しています。
そして、『Untitled』。もう説明が要らないと思ってしまうほどの名曲です。
D'Angelo - Untitled (How Does It Feel) - YouTube
イントロのキメに関しては、相当なミュージシャンがオマージュしていますね。
チャーチに通ずる、美しいメロと厚みのある歪んだギターが最高です。
時代の流れとともに進化するネオソウル。
そして、このレジェンド達の影響を受けながらも独自の音楽性を高めていったアーティストを紹介します。
1、Hiatus Kaiyote(ハイエイタス・カイヨーテ)
グラミー賞にノミネートされるなど、その芸術性の高さを感じざるを得ない『Nakamarra』。ボーカル、楽器隊どこをとっても洗練されていて、メロウとは彼らのためにある言葉なのではとさえ思ってしまいます。
2、Robert Glasper(ロバート・グラスパー)
Robert Glasper Experiment - Afro Blue (Feat. Erykah Badu) - YouTube
そして、『Afro Blue』はエリカ・バドゥを客演に迎えての曲。
ロバート・グラスパーはJAZZとHIPHOPの融合という点でも、かなり影響力のあるアーティストの一人です。
まとめ
以上になりますが、いかがでしたでしょうか?
他にも彼らの影響を受けたアーティストが数え切れないほどシーンには存在し、またその音楽性もどんどん変容しています。
ネオソウルを掘り下げていくと現在のシーンに対する影響を次々に発見できて楽しいです。
いつかのコラムでまた新世代アーティストを紹介できたらと思います。