ダークでかっこいい曲が特徴のバンドを紹介する本シリーズ!
前回の記事では、ピンクフロイドと言った有名どころから少しコアなバンドまで様々紹介して参りました。
今回も、私が選んだ最高にクールでクセになるようダークなバンドたちを紹介していきます。
一度聴いたら忘れられないような独特の世界観を持つバンドたちをご賞味あれ!
【洋楽】ダークでカッコいい曲を鳴らすおすすめのUKバンド4選
Travis(トラヴィス)
幻想的で暖かみを感じるサウンドが特徴の『トラヴィス』
スコットランドで結成された彼らですが、当初はオアシスのフォロワーとも呼ばれていました。
若さを感じさせる荒々しい曲が多かったのですが、90年代後半になるとダークな方向へと転換を図ります。
・Writing To Reach You
Travis - Writing To Reach You - YouTube
デビュー当初とは全く違った内省的で暗さを感じる曲たちは、瞬く間に多くのリスナーの心を掴み高い評価を得ました。
2010年代以降は内省的かつ優しさにフォーカスされたような曲が多くなりましたが、90年代末から00年代初頭にかけての彼らは、レディオヘッドと並んでUKシーンの流れを作ったバンドと言えるでしょう。
・Sing
White Flowers(ホワイトフラワーズ)
2021年にデビューを果たしたイギリスの若手バンド『ホワイト・フラワーズ』
2010年代後半から注目されているジャンルであるドリーム・ポップを主としたデュオなのですが、とにかくアート性が爆発しています。
・Daylight
White Flowers - Daylight - YouTube
メンバーの2人がどちらとも美大出身ということも相まって、個性が強い独特な世界観をこれでもかと見せつけてくれます。
浮遊感が漂う曲の根底にあるのは、ちょっと怖くなるようなダークさと陰湿さ。
人間の内部に絶対潜んでいるであろう得体のしれない感情をそのまま表現したかのようなアーティスティックな曲が最大の特徴です。
・Within a Dream
White Flowers - Within a Dream - YouTube
The Cooper Temple Clause(ザ・クーパー・テンプル・クロース)
99年にイギリスで結成されたバンドのザ・クーパー・テンプル・クロース
彼らはバンドというよりかは「音楽集団」といったほうがしっくりくるかもしれません。
・Blind Pilots
The Cooper Temple Clause - Blind Pilots - YouTube
2007年に解散してしまったのですが、破滅的な雰囲気を醸し出すギターとシンセのハーモニーは各方面から絶賛されました。
一言でいうならヘヴィなサウンドが特徴なのですが、根底にある60年代や70年代ロックのエッセンスが抜群に効いており、いつ聞いてもスタイリッシュさを感じさせてくれます。
・Who Needs Enemies?
The Cooper Temple Clause - Who Needs Enemies? - YouTube
ギター、ボーカル、ベースを担当していたダニエルが脱退したことで解散してしまいましたが、常に再結成が望まれている集団です。
Chapterhouse(チャプターハウス)
シューゲイザーが全盛期を迎えていた90年代前半に活躍したバンドです。
・Falling Down
Chapterhouse - Falling Down - YouTube
当時のUKシーンのシューゲイザーを引っ張っていたのは「My Bloody Valentine」「Ride」「Slowdive」でした。
この3つのバンドは御三家とも呼ばれるほどの存在感を示していたのですが、その中に生まれることなく燦然と輝いたのが彼らだったのです。
特にSloediveのレイチェルがゲストとして参加した『Pearl』という曲は珠玉の出来。
シューゲイザー界のみならずUKロック史においても屈指の名曲と言われており、ある種のマスターピースと言えるかもしれません。
爆発的な知名度があるバンドではありませんが、個性的な世界観と浮遊感、そして何よりダークさを感じたい方は是非とも聞いてみてください。
・Pearl
Chapterhouse - Pearl - YouTube
まとめ
ダークでかっこいい曲を鳴らすバンドのパート3ということで様々なバンドたちを紹介しました。
私が主観で選んだバンドではありますが、どのバンドもクオリティが高く飽きが来づらい人達ばかりです。
是非ともプレイリストに加えてみてくださいね。
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