星の数ほどある洋楽アーティストの楽曲の中でも、まだまだ知られていない“エモい曲”というものが多数存在します。
今回紹介するエモい洋楽はJodeci(ジョデシィ)の『Freek'N You(フリーキン・ユー)』。
このシリーズでは、そんなエモい洋楽を一曲ずつ紹介していこうと思います。
もし気になる曲やアーティストがいたら、ぜひプレイリストなどの参考にしてみてください。
某アニメでも使われた!R&B黄金期の名曲Jodeci『Freek'N You(フリーキン・ユー)』
アメリカはノースカロライナ州で結成、ヴォーカルのケイシーとジョジョの兄弟と、トラック・メイカーのミスター・ダルヴィンとディヴァンテ・スウィングの兄弟で構成された4人組グループJodeci。
1991年の『Forever My Lady(フォーエヴァー・マイ・レイディ)』から三作連続でR&Bチャート1位とダブル・プラチナ(200万枚)のセールスを記録した伝説的アーティストです。その影響ははかり知れなく、現在でもクリス・ブラウン、ドレイク、ジャスティン・ビーバーといった第一線のアーティスト達にも多大な影響を与えています。
また近辺では2018年に日本の人気アニメ「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」のエンディングテーマとしても起用され、iTunesのR&B部門において1位を獲得、他のストリーミングサービスでも一気に人気が上昇し、広い世代で再ブレイクを迎えています。
全盛期から絶大な人気を博した彼らですが、その中でも今回紹介する、『Freek'N You(フリーキン・ユー)』はシングルとして60万枚以上のセールスを記録したメガヒット曲で、彼らの魅力を感じられるエモい曲でもあると思います。
『Freek'N You(フリーキン・ユー)』のここがエモい。
Jodeci - Freek'N You - YouTube
最後にこの曲のエモさをずばり言います。それは、
“ソウルフルな甘いメロディとファンキーなビートと野生的な歌詞”にあると思います。
シンセの上物、ワウギターのうねり、トークボックスの気持ちの良いコーラスどれをとっても体が心地よく揺れるような感覚で、何も考えずにサウンドに乗ることができます。
そして冒頭の歌詞から全開なのですが、
I wanna freak you
君と愛し合いたい
というような野生的な歌詞が曲全体を通して組み込まれており、ストレートに和訳して聴いたら少し印象が変わってきてしまうのですが、それを見事にサウンドと融合させ、一つの芸術に仕上げているところがエモさを感じさせます。
彼らの曲はどれもファンキーでソウルフルで心地いい、そしてどんなに苦しい時でも少し心が軽くなって楽しくなると個人的には思うので、もし興味があれば聴いてみると面白いかもしれません。
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