【洋楽】絶対に聞くべき歴史的ロックアルバムの名盤4選Part4

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洋楽コラム

歴史的ロックアルバムの名盤シリーズも4回目。(第3弾はこちら

ロックというジャンルが広まり、拡散し、細分化され、時代と共に進化していく中で多くの名盤が誕生しました。

売れに売れたものからセールス度外視で名作と言われるアルバムまで幅広い視点から今回も4作品をピックアップしています。

編集部によるセレクトでフルで聴いたことのない作品がもしありましたら是非この機会にストリーミングサービスなどで聴いてみてほしいです。

【洋楽】歴史的ロックアルバムの名盤4選

Derek and the Dominos – Layla and Other Assorted Love Songs(邦題:いとしのレイラ)

Derek and the Dominos - Layla and Other Assorted Love Songs(邦題:いとしのレイラ)
出典:Amazon

Eric Clapton(エリック・クラプトン)の曲は知ってるけど活動歴までを詳しく知らない方にとっては彼の代表作と思いがちな今作。

しかし実際はエリック・クラプトンも在籍していたバンド、Derek and the Dominos(デレク・アンド・ザ・ドミノス)が1970年にリリースした唯一のスタジオ・アルバムです。

筆者もこの曲を初めて知った頃はCreem(クリーム)時代の曲だと思い込んでました。

アルバムのほとんどの曲はソロになってからもライヴで演奏することが多かったため、特にそう思われているかもしれません。

タイトル曲でもある「Layla」ばかりが有名ですが、他にも「Why Does Love Got to Be So Sad?(恋は悲しきもの)」などが有名です。

Derek and the Dominos – Layla – YouTube

Derek and the Dominos – Why Does Love Got To Be So Sad (Live At Fillmore East, New York / 1970) – YouTube

意外と言ったら違うかもしれませんが、バラエティにとんだ作品になっており、テンポの早い曲からザ・ブルースと言えるようなギターサウンドまで今でも十分に楽しめる名作だと思います。

The Doors – The Doors(邦題:ハートに火をつけて)

The Doors - The Doors(邦題:ハートに火をつけて)
出典:Amazon

60年代後半から70年代前半にかけて活躍したThe Doors(ドアーズ)のデビューアルバム。

1967年のレコード「Light My Fire(ハートに火をつけて)」のヒットによってデビューアルバムの邦題にもなりました。

何よりも歌詞が注目されやすい今作ですが、アルバムの世界観をより複雑なものにしてるのはブルースやジャズにも通ずるオルガンのように思います。

これはベーシストがいなかったドアーズならではのサウンドであり、オルガンがベースの役割も行っているためおしゃれでかっこいいサウンドに仕上がっています。言うまでもないですね。

これは当時の他の多くのサイケデリック・ロックバンドで使用されていたVOX Continentalというコンボオルガンのサウンドのようです。

The Doors – Light My Fire – YouTube

アルバムは1曲目「Break on Through (To the Other Side)」から名曲で一気にその世界に引き込み、5曲目「Whisky bar(Alabama Song)」で路頭に迷い込むも次の「Light My Fire」で一気に元の世界観に戻すっていう強引さも楽しめるという意味ではしっかり曲順のままで聴いてほしい作品です。

Blondie – Parallel Lines(邦題:恋の平行線)

Blondie - Parallel Lines(邦題:恋の平行線)
出典:Amazon

名盤シリーズ初の女性ボーカルによるバンド、Blondie(ブロンディ)の1978年のアルバムです。

ニュー・ウェイヴを広めたバンドとしても知られています。

最も知られている曲、という意味で言えば1980年の「Call Me(コール・ミー)」かもしれませんが、今作は全英アルバムチャートで初めて1位を獲得し、認知され始めていたニュー・ウェイヴというジャンルで成功しました。

イギリス発祥と言われながらアメリカでも成功した例としても知られており、今作からは「Heart of Glass」がヒット。他にも驚くべきは、「なんか聴いたことあるな」という曲があまりにも多いことかもしれません。

Blondie – “One Way Or Another” – YouTube

Blondie – Heart Of Glass – YouTube

The Killers – Hot Fuss(ホット・ファス)

The Killers - Hot Fuss(ホット・ファス)
出典:Amazon

最後はThe Killers(ザ・キラーズ)の2004年リリースのデビューアルバム。

ご存知の方も多いと思います、今作も十分名盤というにふさわしい作品で、オルタナティヴ・ロックやニュー・ウェイヴに分類されているようですが、なんでこんなに耳あたりがいいんでしょうか。

さらに何よりも聴きやすいのに攻めた歌詞。「Mr. Brightside」の成功もありますが他にも5曲目あたりまでは自己紹介のような感じで、6曲目「Andy, You’re a Star」からいきなり雰囲気を変えてくるためバンドのクリエイティヴな部分も垣間見える1枚だと思います。

もし聴いたことがない場合、一気に好きになるタイプのアルバムかもしれません。

The Killers – Mr. Brightside – YouTube

The Killers – Somebody Told Me – YouTube

まとめ

今回も歴史的ロックアルバムを紹介しましたが、いかがだったでしょうか。

旧作だけではなく2000年以降の作品にも名盤と呼べるアルバムはたくさんあるので、今後も少しずつ掘り下げてご紹介できればと思います。

1枚でも聴いたことがない作品があれば是非聴いてみてほしいですし、この記事をきっかけに「これも名盤だろ!」と思うアルバムなどをSNSで発信して頂けると嬉しいです。

以上、「歴史的ロックアルバムの名盤4選」でした。

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洋楽まっぷ管理者。米・英の音楽チャートなどのデータを好み、70年代から最新の洋楽までヒット曲なら幅広い知識を持つ。時代毎の良さがある洋楽の魅力を少しでもわかりやすくご紹介できればと思います。

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