海外ではMegan Thee Stallionの人気がすさまじく、第63回グラミー賞では最優秀新人賞、最優秀ラップ・パフォーマンス賞、最優秀ラップ楽曲賞の3冠を獲得。
2020年はシングル「Savage」と「WAP」で全米1位を獲得し、タイム誌の世界で最も影響力のある100人にも選ばれたラッパーです。
しかし日本ではまだ認知度が低く、名前の読み方(カタカナ表記)すら定まっていない状態。
・メーガン・ザ・スタリオン
・メーガン・ジー・スタリオン
・ミーガン・ザ・スタリオン
・ミーガン・ジー・スタリオン
様々なメディアで様々なカタカナ表記をしています。
なぜこういったことが起きるのかについて解説していきます。
Megan Thee Stallion - Cry Baby ft. DaBaby - YouTube
Megan Thee Stallionの読み方(カタカナ表記)が定まらないたった1つの理由
答えは簡単で「日本デビューしてないから」です。
日本デビューとなるとレーベルがカタカナ表記でCDまたはデジタル配信を行うので、そこで正式なカタカナ表記が定まります。
今までのケースなどを考えると昨年11月にリリースされたデビューアルバム「Good News」が今後日本でも正式にリリースされるかもしれません。
最優秀新人賞を受賞していることからも、デビューする可能性は非常に高いんですが、現時点ではまだ決まってないようですね。
Megan Thee Stallion - Savage Remix [New Year's Rockin' Eve 2021] - YouTube
カタカナ表記の重要性
名前のカタカナ表記は近年、若い世代の洋楽ファンにとって邪魔なものになりつつあります。
「英語表記でいいじゃないか」
そう思う方も多いと思います。
しかし世間の大多数は英語表記だと「何て読むのかわからない」と思う方がまだまだ多いのが現状です。
日本でデビューするからには洋楽を普段聞くかどうかに関係なく一人でも多くの人に届ける必要があるため、どうしてもカタカナ表記は外せません。
日本デビューは近い?
同じく最優秀新人賞にノミネートして、Ariana Grande「34+35」にてMegan Thee Stallionと共にリミックスに参加したDoja Cat(ドージャ・キャット)は日本デビューを果たしています。
Doja Catもデビュー前はドージャ・キャット、ドジャ・キャットと読み方が複数ありましたがデビューしたことでカタカナ表記も定まったように思います。
難しい点としてはCD需要が落ち込みなくってる昨今は、日本デビューするメリットがあるのか?という部分で特にヒップホップアーティストの中でも日本デビューしてないアーティストも多いのが現状です。
21 SavageやKodak Blackなど人気の高いアーティストで日本デビューしてないアーティストもいます。
そのため今後、日本デビューするかどうかは正直わかりません。
ただ日本で人気の高いAriana Grandeの曲のリミックスきっかけで日本での認知度がアップしたのは間違いないでしょうし、今後日本でも見る機会が増えてほしいことを考えると日本デビューは是非してほしいところです。