Coldplay(コールドプレイ)が新曲「feelslikeimfallinginlove」のリリック・ビデオを公開した。この映像は『A Film For The Future』という今後のプロジェクトに関連したものとなっている。
Coldplay - feelslikeimfallinginlove (A Film For The Future) - YouTube
ロンドンのアニメ制作会社BlinkInkがプロデュースし、アニメーターのRaman Djafari(ラマン・ジャファリ)が監督を務めたリリック・ビデオでは、14人のアニメーターがこのプロジェクトに参加し、それぞれのシーンを構築したものとなっている。
ラマン・ジャファリは自身のインスタグラムで、「このビデオと、それに貢献してくれたすべての人をとても誇りに思っています。この機会を与えてくれたコールドプレイとBlinkInkに、そしてこの大規模なプロジェクトの監督を任せてくれた皆さんに心から感謝しています。」とコメントしている。
続けて、「このビデオを特に誇りに思っているのは、私が大好きな 14 人のアニメーターをこのプロジェクトに招待できたからです。私は、それぞれのアーティストの声と媒体に合わせて、それぞれのシーンを考え、次のシーンへの移行を計画して、すべてがシームレスにつながるようにしました。緊密に協力し、彼らの意見やアイデアに基づいて、各シーンをさらに発展させました。その後、すべてのアーティストとそのチームが数週間かけて、信じられないほどの献身をもって各シーケンスを作成しました。」
「この数年間、私は世界中のアニメーション フェスティバルを訪れ、オンラインで数え切れないほどのアニメーターをフォローし、幸運にもそのうちの何人かと出会い、その多くが良い友人になりました。私は、長年にわたり成長し、独自のアプローチを展開してきたアーティストや、私が常に尊敬し、今では仲間や友人と呼べるアニメーターなど、これらの人々の一部をこのプロジェクトに招待しました。このコミュニティは非常に才能に恵まれており、その一員になれてとても幸せに思います。多くの点で、このビデオはアニメーションという媒体と、現在活躍している多くの素晴らしいアニメーターへのラブレターです。」と投稿している。
新たなプロジェクト『A Film For The Future』についての詳細はまだあかされていないが、2019年のスタジオ・アルバム『Everyday Life』のブックレットで『FFTF2024』というナンバープレートの車の写真が掲載されていた。
2024年10月4日(金)にリリースする通算10枚目となる最新アルバム『Moon Music』の解説と歌詞対訳付きの輸入国内盤仕様CDの発売も決定している。
通算10枚目となる最新アルバム『Moon Music』は前作『Music of the Spheres』に続きMax Martin(マックス・マーティン)がプロデュースで参加。新曲「feelslikeimfallinginlove」のプロデュースも行っている。
環境問題に関する意識が高いColdplay(コールドプレイ)は、本作品で様々な観点から環境に配慮した素材を使用してCDやアナログの制作にかかっている。世界で初となる140g EcoRecord アナログが販売され、The Ocean Cleanupと一緒に素材の70%が川や海等に放出されたプラスチックを使用してアナログを制作した等の挑戦をした。
コールドプレイは、現在も世界ツアーを実施しており、約59%のCO2排出の減量に成功しており、前回のツアーよりも排出が減っている。
■楽曲リンク
・Coldplay
→「feelslikeimfallinginlove」