週末に発表された最新の全英シングルチャート、Miley Cyrus(マイリー・サイラス)「Flowers」が2週目の1位を獲得。121,000を超えるチャート・ユニットを獲得しており、圧倒的な強さを見せています。全英チャートでの首位は3曲目となるマイリー・サイラスですが、2週以上の首位となるのは初。
Miley Cyrus - Flowers - YouTube
2位から5位までは先週と変わらず。ロンドンを拠点とするシンガーソングライター、RAYE(レイ)がニュージャージー出身のラッパー、070 Shake(070シェイク)を迎えた「Escapism」は2位、SZA(シザ)の「Kill Bill」は3位、Taylor Swift(テイラー・スウィフト)「Anti-Hero」は4位、ケント州チャタム出身のソングライター、venbee(ヴェンビー)とgoddard(ゴダード)のコラボ曲「messy in heaven」は5位にランクイン。この4曲は3週連続で動いておらず人気が拮抗してるのがわかる結果となっています。
RAYE - Escapism. feat. 070 Shake - YouTube
Taylor Swift - Anti-Hero - YouTube
venbee, goddard. - messy in heaven - YouTube
6位はナイジェリアのシンガー、Rema(レマ)「Calm Down」がランクアップで最高位を更新。レマのみがチャート入りを果たしていますがSelena Gomez(セレーナ・ゴメス)が参加したリミックスがかなり高い人気を獲得しています。
Rema, Selena Gomez - Calm Down - YouTube
先週6位だったCentral Cee(セントラル・シー)の「Let Go」が7位、先週7位だったMetro Boomin(メトロ・ブーミン)が21 Savage(21サヴェージ)、The Weeknd(ザ・ウィークエンド)を迎えた「Creepin'」が8位にそれぞれ後退。
Central Cee - Let Go - YouTube
Metro Boomin, The Weeknd, 21 Savage - Creepin' - YouTube
9位はロンドン北部トッテナム出身のラッパー、Headie One(ヘディ・ワン)の新曲「Martin's Sofa」が初登場。2020年に大ヒットした「Ain't It Different」以来2年半ぶり5曲目のトップ10入りを果たしました。
Headie One - Martin's Sofa - YouTube
そして10位は先週11位からランクアップとなったMiguel(ミゲル)の2011年のヒット曲「Sure Thing」がランクイン。韓国のガールズグループBLACKPINKがカバーした音源がTikTokでのバイラルとなり、これをきっかけに人気化しています。リリース以来初のトップ10入りとなり、ミゲルにとっても全英チャートで初のトップ10入りを果たしました。
トップ10以下ではTiësto(ティエスト)とTate McRae(テイト・マクレー)のコラボ曲「10:35」が根強い強さを見せており、14位と最高位を更新。
Tiësto - 10:35 (feat. Tate McRae) - YouTube
18位にはLiBianca(リビアンカ)「People」が先週27位から急上昇し最高位を更新。ミネソタ州出身のリビアンカはNBCのオーディション番組『The Voice』のシーズン21に出演した経験を持ち、今作はTikTokでのバイラルを果たし、全米ビルボードの昨年新設されたアフロビーツ・チャートで2位を獲得しています。
Libianca - People (Check On Me) - YouTube
Coi Leray(コイ・リレイ)「Players」はリミックスリリースの影響もあり先週45位から26位へと急上昇。またストリーミングを中心に人気を獲得しているSabrina Carpenter(サブリナ・カーペンター)「Nonsense」が先週69位から32位へと急上昇しています。コイ・リレイ、サブリナ・カーペンター共に、全英チャート入りを果たすの2曲目のヒットとなっています。