週末に発表された最新の全英シングルチャート、Dave(デイヴ)とCentral Cee(セントラル・シー)のコラボ曲「Sprinter」が5週目の1位を獲得。AJ Tracey(AJトレーシー)の2016年の楽曲「Spirit Bomb」のリミックス以来となる今回のコラボ。デイヴにとっては3度目、セントラル・シーにとっては初の首位獲得となっています。
Central Cee x Dave - Sprinter - YouTube
2位はOlivia Rodrigo(オリヴィア・ロドリゴ)の新曲「vampire」が初登場。1位が予想されていましたがストリーミングは「Sprinter」が上回ったこともあり惜しくも首位とはなりませんでしたが、イギリスでシングルリリースされている楽曲全てがトップ5入りするという記録を更新しました。
Olivia Rodrigo - vampire - YouTube
オリヴィア・ロドリゴがチャート入りしたことで先週2位だったイギリスのラッパー、J Hus(J・ハス)とDrake(ドレイク)のコラボ曲「Who Told You」が3位、Calvin Harris(カルヴィン・ハリス)とEllie Goulding(エリー・ゴールディング)のコラボ曲「Miracle」が4位、アイルランド出身の人気ボーカリスト、Jazzy(ジャジー)「Giving Me」が5位とそれぞれ後退しています。
J Hus - Who Told You ft. Drake - YouTube
Calvin Harris, Ellie Goulding - Miracle - YouTube
6位はTaylor Swift(テイラー・スウィフト)が2019年リリースの7枚目のスタジオ・アルバム『Lover』から新たにシングルとしてリリースした「Cruel Summer」が先週12位から大きく順位を伸ばしトップ10入り。7位はドイツを拠点としている韓国のDJ、Peggy Gou(ペギー・グー)の「(It Goes Like) Nanana」が先週9位からランクアップで最高位を更新しています。
Taylor Swift - Cruel Summer - YouTube
Peggy Gou - (It Goes Like) Nanana - Edit (Karaoke Video) - YouTube
8位はスコットランド出身のDJ、Hannah Laing(ハンナ・レイン)とシンガーのRoRo(ロロ)によるコラボ曲「Good Love」が先週7位からランクダウン、Rudimental(ルディメンタル)、Charlotte Plank(シャーロット・プランク)、Vibe Chemistry(バイブ・ケミストリー)によるコラボ曲「Dancing is Healing」も先週5位から9位にランクダウンとなりました。ルディメンタルは今作のミュージック・ビデオを公開しています。
Hannah Laing feat. RoRo - Good Love - YouTube
Rudimental, Charlotte Plank, Vibe Chemistry - Dancing is Healing - YouTube
10位はD-Block Europe(ディーブロック・ユーロップ)がロンドンのラッパー、Clavish(クラヴィッシュ)を迎えた新曲「Pakistan」が初登場。7月7日にリリースされたばかりのミックステープ『DBE World』からのシングルとなります。
D-Block Europe - Pakistan ft. @Clavish - YouTube
今週は3曲が入れ替わる展開となり、トップ10以下は全体的に押される形でランクダウンとなっている曲が多くなっています。そんな中でJorja Smith(ジョルジャ・スミス)「Little Things」が14位とランクアップで最高位を更新。自身2曲目となるトップ20入りを果たしており今後のチャートアクションにも注目です。
Jorja Smith - Little Things - YouTube
初登場が少ない中US出身パンク・ロック・バンドFall Out Boy(フォール・アウト・ボーイ)の新曲「We Didn't Start the Fire」が52位に初登場でランクイン。シングルチャートでは2014年に「Centuries」が22位を獲得して以来の高パフォーマンスとなりました。