Michael Jackson(マイケル・ジャクソン)のアルバム売上ランキングトップ10とおすすめアルバムをご紹介。
CD・レコードなどのフィジカルセールスに加えデジタル・ストリーミングのデータを基にスコア化したオリジナルの人気アルバムランキングと、記事後半ではマイケル・ジャクソンのおすすめアルバムもご紹介しています。
マイケル・ジャクソンのプロフィール

Michael Jackson(マイケル・ジャクソン)は、人類史上最も成功したとされるエンターテイナー。King of Pop(キング・オブ・ポップ)。20世紀において最も文化的に重要な人物のひとりで、音楽的功績はアメリカにおける人種の壁を打ち破り、彼を世界的なスターへと押し上げました。
1997年にはJackson 5(ジャクソン5)として、2001年3月にはソロでも史上最年少でロックの殿堂入りを果たし、トータルセールス5億枚以上。
1970年代にジャクソン5の天才リードシンガーとして一世を風靡し、1980年代にはQuincy Jones(クインシー・ジョーンズ)をプロデューサーに迎えた三部作『Off the Wall』『Thriller』『Bad』で前人未到の成功を収めました。
マイケル・ジャクソンの人気アルバム売上ランキングトップ10
1997年5月20日リリースのリミックス・アルバム『Blood on the Dance Floor: HIStory in the Mix』。
事前のプロモーションが殆どなかったにも関わらず600万枚以上を売り上げ、史上最も売れたリミックス盤として有名なアルバムです。
未発表曲と「HIStory」のリミックスで構成されており、全米でのランキングは24位と振るいませんでしたが、RIAAではプラチナ認定を受け、イギリスを含む多くの国で1位を獲得しています。
1972年8月4日リリースの2ndアルバム『Ben(邦題:ベンのテーマ)』。
モータウンからリリースされたアルバムで、全米アルバムチャートでは初めてトップ10入りを果たしています。
アルバムのタイトルにもなっている「Ben」は映画『ベン』の主題歌としても知られています。
2001年10月30日リリースの10thアルバム『Invincible』。
生前最後をなってしまったスタジオ・アルバムで、The Notorious B.I.G.(ノトーリアス・B.I.G.)やCarlos Santana(カルロス・サンタナ)などゲストが多いアルバムです。
候補に挙がった曲は100曲以上にも及び、最終的に不採用となってしまいましたが小室哲哉が制作した曲も含まれているそうです。
2005年7月19日リリースのコンピレーション・アルバム『The Essential Michael Jackson』。
モータウンレコード時代からの楽曲はもちろん、ソロ名義でありながらJackson 5(ジャクソン5)の楽曲も収録されており、イギリスなど7カ国で1位を獲得しました。
2003年11月18日リリースのコンピレーション・アルバム『Number Ones』。
生前に新曲として発表された最後のシングル「One More Chance」が収録されており、イギリスでは初登場1位、日本では6位を記録しました。
1979年8月10日リリースの5thアルバム『Off the Wall』。
1979年、初めてクインシー・ジョーンズをプロデューサーに迎えて制作され、エピック・レコードからは初のアルバムとなりました。ディスコ、ポップ、ファンク、R&B、ソフト・ロック、ブロードウェイ・バラードの要素が取り入れられ、歌詞のテーマには現実逃避、自由、快楽主義、恋愛などが扱われています。
自身の創造的な自由と個性を初めて全面的に打ち出したレコードを作りたいと望んでいたこともあり、マイケルの自作曲やアイデアも随所に含まれており、事実上のソロ・デビュー・アルバムとも言えます。
全米ビルボードR&Bアルバムチャートでは16週連続1位を獲得し、1980年の全米年間アルバム・セールス1位を記録。全世界での売上は2,000万枚を超え、史上最も売れたアルバムのひとつとなっており、2008年には、グラミーの殿堂入りを果たしました。
1995年6月20日リリースの9thアルバム『HIStory: Past, Present and Future, Book I』。
1枚目はベスト盤、2枚目はオリジナル盤という特殊な構成になっていますが、9枚目のスタジオ・アルバムとして位置づけられています。彼自身のレーベルであるMJJプロダクションズからリリースされた最初の作品となりました。
2枚目については1993年に彼に対して行われた児童の性的虐待の主張と、メディア、主にタブロイド紙によるジャクソンの虐待と認識されたものに関連した曲が多く、最もパーソナルなアルバムとしても知られています。
ビルボード200および他の19カ国のチャートで初登場1位を記録。全世界で2,000万枚以上を売り上げ、史上最も売れたアルバムのひとつとなりました。
1991年11月26日リリースの8thアルバム『Dangerous』。
新たにTeddy Riley(テディー・ライリー)をサウンド・プロデューサーに迎えて制作され、テディの提唱する新たな音楽ジャンル「ニュー・ジャック・スウィング」を融合させて進化。
当初は新曲数曲とベスト盤で構成されたアルバムで、タイトルは『Decade』となる予定でした。しかし1989年後半にリリースされる予定が大幅に押してタイトルも変更。社会的なメッセージ性を強め、アンダーグラウンドなサウンドを含むより幅広い音楽性やスタイルを取り入れたことで、マイケルにとって芸術的な転換点となった作品と見なされています。
全世界推定売上は3,200万枚、歴代16位のセールスになっています。
1987年8月31日リリースの7thアルバム『BAD』。
クインシー・ジョーンズをプロデューサーに迎えた80年代三部作の最終作としても知られる大ヒット作。
当初は『Thriller』の後、3枚のアルバムをリリースするつもりで60曲以上の楽曲を制作していましたが、クインシー・ジョーンズの説得によって完成したアルバムです。
ダンス・ポップやR&Bの要素を取り入れ、大きな芸術的自由を発揮。全収録曲のうち2曲を除くすべての楽曲で作曲と共同プロデュースを手掛け、名声、恋愛、世界平和、自己向上といったテーマを扱いました。ビルボード・トップ・ポップ・アルバム・チャート(現ビルボード200)では6週連続1位を獲得。世界的には、発売初週に最も速く売れたアルバムとなり、他の24カ国でもチャート1位を記録、1987年と1988年の両年において最も売れたアルバムとなりました。世界での総売上は3,500万枚を超え、歴代12位のセールスになっています。同アルバムの商業的成功を称えられ、1989年のアメリカン・ミュージック・アワードで特別功労賞を受賞しました。
1982年11月30日リリースの6thアルバム『Thriller』。
発売から現在に至るまで全世界での推定売上枚数が7,000万枚に達し、「史上最も売れたアルバム」しての記録を保持し続けています。出荷枚数は1億枚とも言われており、文句なしの最高峰のアルバムです。
クインシー・ジョーンズがプロデュースした『Off the Wall』に続く作品で、当時ディスコ・ミュージックへの反発が高まっていたことを受け、マイケルはサウンドの方向性を転換。本作はポップ、ポスト・ディスコ、R&Bの要素を取り入れ、歌詞のテーマにはパラノイア(被害妄想)、恋愛、社会問題への意識などが盛り込まれています。
ビルボード・トップ・ポップ・アルバム・チャート(現ビルボード200)では初の首位を獲得し、通算37週にわたって首位の座を維持するという記録を打ち立てました。
2008年にはグラミーの殿堂入りを果たしたほか、米国議会図書館により、「文化的、歴史的、あるいは芸術的に重要な録音物」として全米録音資料登録簿(ナショナル・レコーディング・レジストリ)にも登録されました。おそらく今後この記録を上回るアルバムはでないでしょう。
マイケル・ジャクソンのおすすめアルバム
生前リリースしたスタジオ・アルバム10枚すべてが一度は聴いてほしい作品ですが特に『Off the Wall』以降はどこかで聴いた曲が必ず収録されているはずなので、ベスト盤などを聴くよりもスタジオ・アルバムを聴いてみるのがおすすめです。ただ『Thriller』に限っては40周年記念盤としてリリースされた『Thriller 40』の方が聴きごたえがあるかもしれません。いくつかのデモ音源なども収録されているのでかなり楽しめます。
2022年11月18日リリースの6thアルバム『Thriller』発売40周年を記念した『Thriller 40』。
『Thriller 40』のディスク2には、以下の10曲が追加収録されています。
・「Behind the Mask」のオリジナル・デモ(同曲は後に、2010年の死後発表アルバム『Michael』用に改作・収録されました)。
・「Thriller」のオリジナル・デモである「Starlight」(このデモの存在は、2001年の『Thriller』スペシャル・エディションですでに言及されていました)。
・「Best of Joy」のデモ音源「The Toy」(同曲は元々、リチャード・プライヤー主演の1982年の同名映画のために制作されたもので、後に『Michael』で改作・リリースされました)。
・「Got the Hots」(『Thriller 25』日本盤や『King of Pop』の数種類のエディションでボーナス・トラックとして初収録された楽曲)。
・「Carousel」のフル・バージョン(2001年のスペシャル・エディションには短縮版が収録されていました)。
・「Can't Get Outta the Rain」(1982年に「The Girl Is Mine」のB面として、また2008年には『The Essential Michael Jackson』の3枚組エディションの一部としてリリースされた楽曲)。
・「Sunset Driver」(2004年の『The Ultimate Collection』に収録された楽曲)。
・「She's Trouble」(ジャクソンの死後、2009年に流出した楽曲)。
・「What a Lovely Way to Go」および「Who Do You Know」(いずれも未発表だった楽曲)。
まとめ
マイケル・ジャクソンのアルバムは、「すべての曲がシングルカットできるクオリティ」を徹底して追求した、驚異的な完成度に最大の魅力があります。ポップ、ロック、ソウル、ファンク、R&Bなど多様なジャンルを高次元で融合させた革新的なサウンドは、発表から数十年を経た現在でもまったく色褪せていません。
弱冠20歳のマイケルが放った『Off The Wall』、音楽史上世界で最も売れた「人類の遺産」とも言える『Thriller』、より鋭利でデジタルなシンセサイザー・サウンドと、エッジの効いた攻撃的なボーカルスタイルを確立した『Bad』、当時最先端だった「ニュー・ジャック・スウィング」を取り入れ、鋭いビートとストリート感を全面に押し出した革新的な『Dangerous』、そしてタブロイド紙や偏見に対するマイケルの強い怒りや、社会への風刺、人間愛が深く反映された、極めてメッセージ性の高いダークで力強いサウンドが特徴の『HIStory: Past, Present and Future, Book I』など現在も様々な形態のアルバムとして世界中で愛され、聴き継がれています。
以上、マイケル・ジャクソンの人気アルバム売上ランキングTOP10・おすすめアルバムまとめをお届けしました。
