【洋楽】絶対に聞くべき歴史的コンピレーション・アルバムの名盤4選+1

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洋楽コラム

歴史的ロックアルバムの名盤シリーズとしてお届けしているコラム。今回は『コンピレーション・アルバム』に焦点を当て、ロック以外のジャンルも含め、売れに売れたものからセールス度外視で名作と言われるアルバムまで幅広い視点から4作品をピックアップしてみました。

『コンピレーション・アルバム』はヒット曲ばかりを集めたレーベル主導のものが多い印象を受けますが、年代別に楽しめるという利点もありつつあきらかにパッケージ化に失敗しているケースもあり、単にヒット曲を寄せ集めればいいというものではありません。

ただ一方で、単体のヒット曲を複数聴きたい場合などには便利なものでもあり、過去の作品を知らない方にとっては、入り口としても機能しています。

第1回目となる今回はわかりやすく、『知名度の高い曲が含まれる名盤』をご紹介しますので、世代の方は懐かしみ、知らない方は一度聴いてみてほしいです。

【洋楽】歴史的コンピレーション・アルバムの名盤4選

Billy Joel / Greatest Hits Volume I & Volume II

Billy Joel / Greatest Hits Volume I & Volume II
出典:Amazon

Billy Joel(ビリー・ジョエル)1985年リリースのコンピレーション・アルバム。邦題は『ビリー・ザ・ベスト』。

ビリー・ジョエルの曲をすべて知ってるわけではないという方にはうってつけの1枚。

「Piano Man」「Honesty」「Uptown Girl」などの名曲がひとつのアルバムで聴ける(正確には2枚組ですが)のが利点。20曲以上収録されていますので、この作品から過去作を楽しむきっかけを作ることもできます。

Billy Joel – Piano Man – YouTube

Billy Joel – Uptown Girl – YouTube

Van Halen / Best Of – Volume I

Van Halen / Best Of - Volume I
出典:Amazon

Van Halen(ヴァン・ヘイレン)1996年リリースのコンピレーション・アルバム。邦題は『グレイテスト・ヒッツ』。

ヴァン・ヘイレンはこの作品と、2004年の『The Best of Both Worlds』の2枚しかリリースしていません。

やはりコンピレーション・アルバムとして思い入れが入りやすいのが『グレイテスト・ヒッツ』、という方が多いのではないでしょうか。

70年代のハードロックから80年代の「Jump」に代表するキーボードを多用した曲まで時代を感じる1枚であり、特にこの時代の洋楽が好きな方にとっては欠かせない1枚だと思います。

Van Halen – Ain’t Talkin’ ‘Bout Love (2015 Remaster) – YouTube

Van Halen – Jump – YouTube

Sting and The Police / The Very Best of Sting & The Police

Sting and The Police / The Very Best of Sting & The Police
出典:Amazon

Sting(スティング)が「Sting and The Police」名義で1997年リリースのコンピレーション・アルバム。邦題は『ベスト・オブ・スティング&ポリス』。

ポリス時代のヒット曲とスティングのソロ曲をまとめた異色のコンピレーション作品です。

「Every Breath You Take」、「Roxanne」、「If You Love Somebody Set Them Free」などごちゃ混ぜに収録されてるため、詳しくない人はどっちがどっち?となってしまう部分もありそうですが、どちらも名曲揃いなので楽しめる1枚だと思います。

The Police – Every Breath You Take – YouTube

Sting – If You Love Somebody Set Them Free – YouTube

The Beatles / 1962-1966 & 1967-1970

The Beatles / 1962-1966
出典:Amazon

The Beatles / 1967-1970
出典:Amazon

最後はThe Beatles(ビートルズ)1973年リリース。

同じ日にリリースされた『1962-1966 The Red Album』、『1967-1970 The Blue Album』の2枚のコンピレーション・アルバム。

通称『赤盤』『青盤』として知られており、どちらも2枚組の豪華すぎる作品です。

『赤盤』には60年代にヒットした曲が中心となって収録されており、『青盤』には後期のヒット曲を中心に構成されています。

個人的にはじめてまともにビートルズを聞いたのがこの2枚だったということもあり、特に思い入れのある2枚です。

『青盤』では1枚目の1曲目に収録されている「Strawberry Fields Forever」をはじめて聞いた衝撃。2枚目の1曲目に収録されている「Back in the U.S.S.R.」はじめて聞いた衝撃。

そして筆者の世代の問題もありますが、『赤盤』に収録されている「Ticket to Ride」は当時カーペンターズの曲だと思っていたため、驚いた記憶があります。

The Beatles – Strawberry Fields Forever – YouTube

The Beatles – Ticket To Ride – YouTube

まとめ

今回は歴史的コンピレーション・アルバムを紹介しましたが、いかがだったでしょうか。

タイトルで「名盤4選+1」としたのは、ビートルズが2枚だったため実質5作品になってしまい、「+1」をこっそり付け足しました。

ビリー・ジョエルをおすすめしたかったこともありロックというジャンルを外してまとめてみましたが、外にもポップス、R&B、カントリー、ヒップホップなどなど、紹介したいコンピレーション・アルバムはまだまだありますので、名盤シリーズの派生として時々更新していければと思います。

1枚でも聴いたことがない作品があれば是非聴いてみてほしいですし、この記事をきっかけに「これも名盤だろ!」と思うアルバムなどをSNSで発信して頂けると嬉しいです。

以上、「歴史的コンピレーション・アルバムの名盤4選+1」でした。

WRITER

酒井裕紀

洋楽まっぷ管理者。米・英の音楽チャートなどのデータを好み、70年代から最新の洋楽までヒット曲なら幅広い知識を持つ。時代毎の良さがある洋楽の魅力を少しでもわかりやすくご紹介できればと思います。

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