アークティック・モンキーズが好きな人へ。あなたがきっと気に入るバンド集めました。

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洋楽コラム

アークティック・モンキーズが好きな人へ。あなたがきっと気に入るバンド集めました。

2006年のデビュー以降、卓越したセンスとカリスマ性で人気を博している『アークティック・モンキーズ』(通称:アクモン)

高い音楽センスを感じさせる彼等を“ロック”と言うジャンルで一括りにするのは不可能です。

そんなアクモンの楽曲を聞いていると
「こんな風な洋楽バンドが他にもいたらぜひ知りたい!」
と思う気持ちが自然と湧いてきますよね。

本記事では、“アークティック・モンキーズが好きな人”がきっとハマるであろうバンドを紹介!
といきたいのですが、アクモンは時期によって作風が違い過ぎるため

①初期(1st~2nd)
②(3rd~4th)
③(5th~現在)

以上の3つに分けてバンドの紹介をしていきます。では早速どうぞ

初期(1st~2nd)のアークティック・モンキーズが好きな人におすすめのバンド

デビュー作『Whatever People Say I Am, That’s What I’m Not』で華々しいデビューを果たしたアークティック・モンキーズ。

初期の彼らは

・独特なテンポで畳みかける楽曲
・60年代風なロックを現代的にアレンジ

ザックリ言うと上記のような特徴で人気を博しました。

それでは、この頃のアクモンが好きな方へおすすめのバンドを紹介していきます。

① Catfish and the Bottlemen(キャットフィッシュ・アンド・ザ・ボトルメン)

『Cocoon』

Catfish and the Bottlemen – Cocoon

2007年にデビューし、2017年には全英1位も獲得した『キャットフィッシュ・アンド・ザ・ボトルメン』

ガレージロックに影響を受けた懐かしい音作りは、世代でなくとも「懐かしい」と感じてしまうような不思議な魅力を感じます。

アクモンが好きなら一度は聞いておいた方が良いかも。

② Beware of Darkness(ビウェア・オブ・ダークネス)

『Dope』

Beware of Darkness – Dope (Official Video)

LAのブルースロックンロールバンド『ビウェア・オブ・ダークネス』

ギターリフを中心に据えた刺激的な曲を聞かせてくれます。
注目したいのが、唯一無二のメロディーセンスです。

リフもさることながら、まとわりつくように歌うボーカルもクセになること間違いなしでしょう。

3rd~4thのアークティック・モンキーズが好きな人におすすめのバンド

この時期のアクモンはどんどん内省的になっていきます。

陰鬱な曲やヘビーな内容のアルバムになっていったことで、リスナーからは「暗すぎる」なんて声も挙がったほど。

特徴は以下の通り。

・身体の芯にズッシリと響く音
・甘美なメロディーライン

それでは、以上の条件にピッタリなバンドを紹介します。

① The Kooks(ザ・クークス)

『Naïve』

The Kooks – Naive

アクモンと同じ時期にデビューし、一時期はライバルと言われていたのがクークスです。

爽やかなアレンジと口ずさみやすいメロディーは多くの人が「好き」と感じるでしょう。

ポップよりなバンドなのですが、音作りはしっかりとロックを軸にしています。
そのおかげで軽い印象を受けることはありません。

② The Rubens(ザ・ルーベンス)

『My Gun』

The Rubens: My Gun (OFFICIAL)

オーストラリアで結成された『ザ・ルーベンス』
ゆったりとしたテンポと噛みしめるように歌う姿にはどこか哀愁を感じさせます。

歌謡曲テイストを感じる楽曲が多いため、日本人受けも良いこと間違いなしです。

まさにアクモン中期の「重々しくも、どこかメロディアス」という雰囲気を感じさせるバンドとなっています。

5th~現在のアークティック・モンキーズ

2013年に発売したアルバム『AM』にて、アクモンはロックンロールの復活を掲げました。
内容も絶賛され、現代のロックアルバムとしての到達点を見せたと言っても過言ではありません。

・ヒップホップの要素を取り入れたサウンドとボーカル
・音の中心にあるのは重厚なギター

この条件に当てはまるバンドを紹介します。

Måneskin(マネスキン)

『ZITTI E BUONI』

Måneskin – ZITTI E BUONI (Official Video – Sanremo & EUROVISION 2021 Winners)

『I WANNA BE YOUR SLAVE』

Måneskin – I WANNA BE YOUR SLAVE (Official Video)

イタリアのバンド『マネスキン』
古き良きロックスタイルを現代風に解釈した彼等のサウンドは、無限の可能性を感じさせてくれます。

まさに「これからの時代を担うカリスマバンド」と言えるでしょう。

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アークティック・モンキーズが持っていた「圧倒的な存在感」を彷彿とさせる彼等から目が離せません。

『AM』でロックの到達点を見せたアクモンですが、2018年に発売した『Tranquility Base Hotel & Casino』では一転。バンドサウンドは息を潜めます。

音楽の芸術性を求めた前衛的な作品と言えるでしょう。
正直キャッチ―さはありません。

そんなジャンルの音楽が好きな方に紹介するバンドはこちらです

The Marías(ザ・マリアズ)

『Calling U Back』

The Marías – Calling U Back

『I Don’t Know You』

The Marías – I Don't Know You

アメリカLAで結成されたバンドなのですが、とにかく音が繊細で美しいのが特徴。

日常の中にある暖かな一瞬、そんな刹那を綺麗に描写してくれます。

映画BGMのように、自然と溶け込んでくれる音楽を求めている方は是非聞いてみてください。

まとめ

アークティック・モンキーズは年代によって作風が変わり過ぎます。
そこが魅力であり、彼らが長年カリスマと呼ばれる所以でもあるんです。

今回紹介したバンドたちは、そんな彼らに魅了された「アクモン好き」の皆さんを唸らせるはず。

是非とも、じっくり聞いてみてください。

WRITER

広田昂大

UKロックが大好きな20代のライターです! 洋楽のニュースからコラムまで、様々な情報をわかりやすく伝えていけたら良いなと思っています!

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