【洋楽】レコードで聞きたい!歴史に残る名盤4選PART2

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洋楽コラム

年々需要が高まるレコード。今回は好評だった『レコードで聞きたい!歴史に残る名盤』の第2弾として新たにおすすめの名盤を4枚ご紹介いたします。

デジタルではなくアナログに魅力を見出す人が増えている今だからこそ、アナログレコードをリリースすることも一般化しており、旧作ばかりが売れているわけではありません。

第1弾に引き続き、新旧問わずまとめましたので是非ご覧ください。

【洋楽】レコードで聞きたい!歴史に残る名盤4選PART2

The Cars – The Cars

The Cars - The Cars
出典:Amazon

一度聴いたら癖になるThe Cars(カーズ)のデビューアルバム。邦題は『錯乱のドライブ』。

ロックやニュー・ウェイヴに分類されますが、すべての曲がシングル向きで時代をつかんでいるとも言える作品です。

あきらかにバンドベースの曲にキーボードやシンセでの色付けをした曲もあれば、「Good Times Roll」のように実験的すぎる曲もあり、バラエティに富んだ作品です。

The Cars – Good Times Roll – YouTube

『ローリング・ストーン誌が選ぶオールタイム・ベストアルバム500』にも選出されており、誰もが知る名盤のひとつだと思いますが、レコードで聴くからこそより深みを感じられるかもしれません。シンセのノイズを楽しむにはもってこいです。

The Cars – Bye Bye Love – YouTube

Fleetwood Mac – Rumors

Fleetwood Mac - Rumors
出典:Amazon

TikTokで「Dreams」がバイラルとなったことでここ数年レコード需要が高いFleetwood Mac(フリートウッド・マック)1977年のアルバム。邦題は『噂』。

経緯を振り返ると、2020年にTikTokで投稿された一般の方のひとつの動画が人気となり拡散されました。そこで使用されていたのが「Dreams」で動画の人気と共にリバイバルヒットとなったわけです。

イギリスでは昨年のレコード売り上げ年間3位と、バイラルから1年以上たった現在でも売れ続けています。

Fleetwood Mac – Dreams – YouTube

元々世界中で4000万枚以上を売り上げている説明不要のモンスターアルバムが、TikTokでバズったことで今の若い世代にも認知され、今や多くの世代に聴かれています。

リマスター音源は特に音質が良すぎるため、レコードで聴く需要が増えているのもわかりますね。

Fleetwood Mac – Don’t Stop – YouTube

The Doobie Brothers – The Captain and Me

The Doobie Brothers - The Captain and Me
出典:Amazon

The Doobie Brothers(ドゥービー・ブラザーズ)1973年リリースのアルバム。

The Doobie Brothers – Long Train Runnin’ (Live From The Beacon Theater) – YouTube

「Long Train Runnin’」のイントロのギターは彼らを知らなくても聴いたことがあるかもしれません。

元々即興で作った曲などを再構築した曲が多く、「Long Train Runnin’」も当初はインストだったのに歌を追加したといわれています。

制作にはシンセサイザーとストリングスが持ち込まれ、ビートルズのような合成音を意識して個々の音をオーバーダビングするなどをしていったそうです。という裏話も有名ではありますが何よりただただサウンドがかっこいい。

The Doobie Brothers – Evil Woman – YouTube

The Who – My Generation

The Who - My Generation
出典:Amazon

最後に紹介するのは、The Who(ザ・フー)のデビュー作。

持ってる方も多そうな、レコードだからこそ良質に楽しめる作品と言えるかもしれません。

The Who – My Generation – YouTube

1965年の作品ということもあり、2002年にはデラックス盤がリリースされており、オリジナル・マスターテープからリマスタリングされCDやデジタルのきれいな音質に生まれ変わっています。

以後はコレクターズ・エディションやスーパー・デラックス・エディションなど再発売が不定期に行われていますが、50年以上前の作品ともなるとそうなりますね。2025年に記念盤が出る気がしなくもないです。

その後名盤と呼ばれるアルバムを連発する彼らですが、初心を知るという意味でもこのアルバムが重要で、デビュー作は本来もっと裏の声にも左右されがちですが、最初から積極的なサウンドを多く取り入れていることがわかります。

The Who – I Can’t Explain – YouTube

まとめ

今回は特に60年代、70年代にターゲットを絞ってレコードで聞きたい名盤をご紹介してきました。

これらはサブスクでも聴けますが、レコード集めをしてみたい方は是非一度聴いてみてください。

第3弾では旧作ばかりではなく新作からセレクトしてみようと思います。

以上、『レコードで聞きたい!歴史に残る名盤』でした。

ロックのおすすめ名盤シリーズ
【洋楽】絶対に聞くべき歴史的ロックアルバムの名盤4選Part2
【洋楽】絶対に聞くべき歴史的ロックアルバムの名盤3選Part3
【洋楽】絶対に聞くべき歴史的ロックアルバムの名盤4選Part4

WRITER

酒井裕紀

洋楽まっぷ管理者。米・英の音楽チャートなどのデータを好み、70年代から最新の洋楽までヒット曲なら幅広い知識を持つ。時代毎の良さがある洋楽の魅力を少しでもわかりやすくご紹介できればと思います。

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