編集部厳選!90年代をただただ懐かしむ洋楽10選~平成初期を彩った洋楽ヒット曲をセレクトPART4

BY

※本ページにはアフィリエイト広告(PR)が含まれます

洋楽コラム

毎回ご好評いただき第4弾として、編集部が厳選した90年代をただただ懐かしむ洋楽ヒット曲をご紹介したいと思います。

時代が昭和から平成へと移り変わった翌年が1990年。音楽業界そのものが活況であった中、数々のヒット曲が生まれましたが、あれから約30年。今なお現役で活躍しているバンド、アーティストもいれば解散や私生活重視となって音楽活動をしていないアーティストも多くいます。

ゴールデンウィークだからこそゆっくり聴ける過去の名曲たちを懐かしみながらお楽しみいただけたらと思います。

編集部厳選!90年代をただただ懐かしむ洋楽10選

1. The Verve – Bitter Sweet Symphony

The Verve – Bitter Sweet Symphony – YouTube

The Verve(ザ・ヴァーヴ)が1997年にリリースしたバンド最大のヒットシングル。

著作権問題も話題となったThe Rolling Stones(ローリング・ストーンズ)「The Last Time」オーケストラ・バージョンのストリングスのサンプリングを中心に構成された楽曲です。

歌詞は人生の意味や目的を見つけることに焦点を当てており、メロディーと相まって感情的な印象を与えまています。

2. Santana – Smooth ft. Rob Thomas

Santana – Smooth ft. Rob Thomas – YouTube

Santana(サンタナ)がMatchbox Twenty(マッチボックス・トゥエンティ)のボーカリストRob Thomas(ロブ・トーマス)を迎え1999年にリリースしたシングル。

この時期のサンタナは無双状態で「Maria Maria」、「The Game of Love」とヒットを連発し、アルバム『Supernatural』は3000万枚も売り上げています。

ラテン音楽とロックを融合させたサウンドでギターのソロも印象的。ロブ・トーマスのボーカルもいいバランスなのでいつ聴いても色褪せない曲だと思います。

合わせてCHECK!
サンタナがこれまでにコラボしてきた中からおすすめのコラボシングル10選をご紹介

3. Eagle-Eye Cherry – Save Tonight

Eagle-Eye Cherry – Save Tonight – YouTube

Eagle-Eye Cherry(イーグル・アイ・チェリー)の1997年リリースのシングル。

アコースティック・ギターのイントロから始まる、ポップなメロディーとシンプルな歌詞が特徴的な曲で、聴いたことある方は多いかもしれません。

サンタナに引っ張られましたがイーグル・アイ・チェリーもサンタナのアルバム『Supernatural』に参加しています。

4. Ricky Martin – Livin’ La Vida Loca

Ricky Martin – Livin’ La Vida Loca – YouTube

Ricky Martin(リッキー・マーティン)1999年のヒット曲。

ラテン音楽とポップスを融合させたアップテンポな楽曲で、エネルギッシュでダンサブルなリズムと、キャッチーなメロディーが特徴的。

ラテンポップがビルボードや全英チャートなどのヒットチャートで上位に行きやすくなるきっかけを作った曲なのではないかと思います。

これまで曲は知っていても誰が書いた曲かまでは意識したことがなかったのですがなんとDesmond Child(デズモンド・チャイルド)が制作とプロデュースに参加していました。

デズモンド・チャイルドと言えばBon Jovi(ボン・ジョヴィ)やAerosmith(エアロスミス)など日本でも耳馴染みのあるヒット曲を作曲しており、ラテン音楽をここまでポップに消化させたのは商業的な意味でかなりの功績な気がします。

5. Los Del Rio – Macarena

Los Del Rio – Macarena (Bayside Boys Remix) – YouTube

スペインのデュオ、Los Del Rio(‎ロス・デル・リオ)が1993年にリリースしたシングル。

1990年代半ばに世界的なダンスブームを引き起こした大ヒット曲で、ラテン音楽とポップスを融合させたリズムにのって、明るく軽快なメロディーが印象的な曲です。

この時代を過ごした方であれば洋楽を普段聴かないような方でも耳にしたことがあるような曲だと思います。

6. Cher – Believe

Cher – Believe – YouTube

Cher(シェール)が1998年にリリースしたアルバムからのシングル。

ユーロディスコやダンスポップなどの要素を取り入れた、シンセサイザーや自動音声処理技術「オートチューン」を使った独特の音響効果が特徴的なダンスナンバーです。

オートチューンを使った曲としては初めて世界的ヒットとなった曲なのではないでしょうか。

7. 4 Non Blondes – What’s Up

4 Non Blondes – What’s Up – YouTube

4 Non Blondes(4ノン・ブロンズ)の1993年にリリースされたシングル。

バンド唯一のヒット曲なんですが、個人的にその後のジャンルへの影響は大きいように感じる1曲です。

幅広く見た時に90年代ロックの曲としては外せない1曲。コーラス部分は知ってる方も多いかもしれません。

何より解散後ボーカルのLinda Perry(リンダ・ペリー)はソングライター、プロデューサーとして成功していて、P!nk(ピンク)の「Get the Party Started」やChristina Aguilera(クリスティーナ・アギレラ)の「Beautiful」を書いています。

8. UB40 – (I Can’t Help) Falling In Love With You

UB40 – (I Can’t Help) Falling In Love With You – YouTube

UB40(ユービーフォーティ)が1993年にリリースしたElvis Presley(エルヴィス・プレスリー)「好きにならずにいられない」のカバー。

レゲエ調のアレンジが特徴的で、CMソングでも使用されていました。

世界的にはこの曲がずば抜けてヒットしたので代表曲と見なされていますが、80年代からヒット曲の多いバンドなので世代によって見え方はかなり違うかもしれないバンドです。

9. The Cranberries – Zombie

The Cranberries – Zombie – YouTube

The Cranberries(ザ・クランベリーズ)が1994年にリリースしたシングル。

この曲は、北アイルランド紛争で亡くなった子供たちをテーマにしており、戦争の悲惨さや犠牲者の無念さを歌詞に込めていますが、直接書くきっかけとなったのは1993年に起きたウォリントン爆撃。

歌詞のインパクトと力強いサウンド、この時代に多いディストーションの歪み具合なども相まって今でもたまに何も考えず聴きたくなる曲です。

10. Goo Goo Dolls – Iris

Goo Goo Dolls – Iris – YouTube

Goo Goo Dolls(グー・グー・ドールズ)の1998年のアルバム「Dizzy Up the Girl」からのシングル。

1998年の映画『シティ・オブ・エンジェル』の主題歌として知った方も多いかと思います。

サウンドトラックの話が来た事で書かれたため、歌詞はセス(映画でニコラス・ケイジが演じた天使)の気持ちを考えながら書かれたそう。間奏部分が特徴的ですが、この類の編曲(バンド+アコースティック・ギター+ストリングス中心のオーケストラ)は90年代の特徴のひとつかもしれないとも思えます。

おすすめ曲は挙げればキリがない

ジャンルを問わず10曲をご紹介しました。これまでは、現在でも人気で過去の曲を聴く機会がありそうなアーティストはなるべく選ばないようにして、その時代の象徴となったであろう曲を選ぶようにしていましたが、シリーズも4本目なのでもう少し自由に選曲してみましたがいかがでしたでしょうか。

この時代を懐かしみたいドンピシャ世代の方も、この時代の曲を知らないZ世代の方も、気に入った曲があれば是非ご自身のプレイリストに追加してみてください。

以上、編集部厳選!90年代をただただ懐かしむ洋楽10選でした。

「ただただ懐かしむ洋楽シリーズ」のほかの記事
編集部厳選!90年代をただただ懐かしむ洋楽10選~平成初期を彩った洋楽ヒット曲をセレクトPART3
編集部厳選!90年代をただただ懐かしむ洋楽10選~平成初期を彩った洋楽ヒット曲をセレクトPART2
編集部厳選!90年代をただただ懐かしむ洋楽10選~平成初期を彩った洋楽ヒット曲をセレクト

WRITER

酒井裕紀

洋楽まっぷ管理者。米・英の音楽チャートなどのデータを好み、70年代から最新の洋楽までヒット曲なら幅広い知識を持つ。時代毎の良さがある洋楽の魅力を少しでもわかりやすくご紹介できればと思います。

人気記事