洋楽で英会話を勉強するための効果的な方法とおすすめ曲8選

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洋楽コラム

洋楽を聴いて英語を覚える、また英会話を学ぶ勉強法は、「英語の勉強を始めたいのに続かない…」という方に特におすすめの方法です。

洋楽はリスニング力と英語表現力を同時に向上させるのに最適なツールです。

何度もリピートしながら楽しく学習できるので、継続しやすく、音楽だからこそのメリットもあります。

今回の記事では、洋楽を聴いて英会話を学べるのか?を考えている方に向けて、洋楽を使って英会話力を強化する効果的な方法とおすすめの曲を8曲ご紹介いたします。

洋楽を聴いて英会話を学べるのか?

洋楽を聴いて英語の勉強ができるのか?

「洋楽を聴いて英会話を学べるのか?」という疑問は、一度でも英語を覚えたいと思ったことがある方はこの疑問について考えたことがあるかもしれません。

結論から言うと、英語を勉強するきっかけにはなっても洋楽だけでは英語を覚えることはできません。

これは英語であっても歌詞は「詩」であって必ずしも日常的な文章というわけではないからです。

しかし全く英語がわからない方にとっては何度も聴く事によって耳が英語に馴染んで「より深く英語を学んでいく」ためのきっかけとなる場合があります。

では続いて「洋楽で英会話を学ぶメリット・デメリット」をお話ししていきますね。

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洋楽で英会話を学ぶメリット・デメリット

洋楽をきっかけに英会話を学ぶにもやはりメリット、デメリット、それぞれあります。

洋楽で英会話を学ぶメリット

・リアルな表現の学習
洋楽には日常会話や感情表現に使われるリアルな英語表現が豊富に含まれています。

・リスニング力の向上
歌詞やメロディに合わせて英語を聴くことで、リスニング力を向上させることができます。

・文化理解の促進
洋楽はその国の文化や社会背景を反映しており、英語学習だけでなく文化理解も促進します。

・モチベーションの維持
好きな曲を通じて英語を学ぶことで、学習のモチベーションを高めることができます。

総じて洋楽を聴いて英語を勉強する最大のメリットは、何より「楽しく学べる」ということ。

語学の勉強をするうえで、言語に触れ続けることは最も重要だと言えます。

先ほど申し上げた「耳が英語に馴染む」ということですね。

だからこそ、言語に触れ続けるために継続できる勉強方法を選んだほうが効率的です。

洋楽を聴くことで、特にリスニング力を鍛えることができます。

英語学習者の多くが、リスニングの勉強で大変な苦労をしていますが、早すぎてついていけないのが1番の理由。

特に学校の勉強はリーディングが中心で、あまりリスニングに力を入れていませんので余計難しく感じてしまいがちです。

聴き続けることで自然と「耳が英語に馴染む」ので、早すぎてついていけないという問題は次第にクリアになっていきます。

「リスニング」での英語の勉強法は様々ありますが、洋楽を聴くことが第一歩になり、楽しく継続しやすい洋楽を聴く勉強法はとてもおすすめです。

また英語の強弱のリズムというのは、日本語にはない要素です。

前置詞や接続詞などを弱く発音する場合が多く、リスニングの際になかなか聴きとることができません。

そのため英語を理解し、発音するためには、英語のリズムを身につけることが重要です。

洋楽では、より強調された形で英語のリズムが学べるので、洋楽が聴ける・歌えるようになれば、英語のリズムが身についてきます。

洋楽で英会話を学ぶデメリット

・スラングや非標準表現のリスク
歌詞にはスラングや非標準的な表現が含まれることがあり、間違った表現を学んでしまうリスクがあります。

・歌詞の速さや発音の問題
歌詞が速く歌われたり、歌手の発音が不明瞭な場合、正確な発音や文法を学ぶのが難しい場合があります。

・文脈の欠如
歌詞だけでは文脈が不明確な場合があり、その曲の意味や使われている表現の背景が分からないことがあります。

・単語やフレーズの理解の難しさ
専門用語や俗語が含まれている場合、その意味を理解するのが難しいことがあります。

これらのデメリットを踏まえると、洋楽はあくまで英語を勉強するためのスタートラインであることは意識しておいたほうがいいでしょう。

これは冒頭でも書いた通り、英語を勉強するきっかけにはなっても洋楽だけでは英語を覚えることはできないからです。

「歌詞」と「文章」は表現方法も異なりますし、比喩などもありますから歌詞のフレーズをそのまま日常で使用するのは難しいものが多いです。

まずリスニングによって「耳が英語に馴染む」ことが重要なので、たくさん洋楽を聴いてまず耳を慣らしていきましょう。

洋楽で英会話を勉強する方法

方法① リスニングに合った曲を選ぶ

洋楽で英会話を勉強するときに大切なのは、リスニングに合った曲を選ぶということです。

洋楽の歌詞は日常会話に近い表現が多く含まれています。曲を聴きながら歌詞を読み、発音や表現を理解することでリスニング力を強化しましょう。

以下の3つのポイントを参考に、自分好みの曲を選んでみてくださいね。

① 歌詞の少ない曲を選ぶ

まず歌詞の少ない曲を選んでみましょう。

近年洋楽業界はヒップホップが主流になりつつあり、ラップ調で歌詞の量が多いのが特徴的です。

洋楽を聴いて英語を勉強する最大のメリットは、「継続しやすいこと」です。

このメリットを享受するためには、歌詞の少ない聴きやすい曲を選ぶのが一番。

最初からエミネムで挑戦しようと思ってもおそらく厳しいです笑

あまり、洋楽は聴いたことがないという方は、おすすめ曲10選から好きな曲を探してみてください。

古い曲やパンク系の曲などは歌詞が少ないものが多いですが、意外とEDM系も歌詞が少ないので、「ヒップホップ以外」で選んだ方がいいかもしれませんね。

② スローテンポな曲を選ぶ

歌詞の少ない曲が良いのはもちろんなのですが、英語の勉強のためということであれば、スローテンポな曲がおすすめです。

これは勉強として考えるとき、何となく聴くだけではなく「歌詞を聴き取ることに専念」した方がいいから。

早くて聴きとりづらい曲よりも単語一つ一つをしっかり聴きとれるような曲が理想的です。

ある程度耳が慣れてきてから、アップテンポの曲にも挑戦することがおすすめです。

③ スラングが少なく標準英語が多い曲

新しい曲であればあるほど、その時の流行り言葉やスラング用語が多様されています。

これらはネットで調べようと思っても出てこないものもあるので、意味を調べようとしてもなかなか大変ですし、偶然聴きとれて覚えたとしても意味を理解していないと難しい意味合いの単語もあります。

日常生活で使えるフレーズを覚えるという観点を考えると、シンプルなポップスや昔の曲などのほうがおすすめと言えます。

④ 会話のシチュエーションに合わせて曲を選ぶ

日常会話や恋愛、友情などのテーマにフォーカスした曲を選ぶことで、さまざまなシチュエーションでの英会話力を鍛えることができます。

方法② 歌詞を聴き取ることを意識する

前述の通り、洋楽での学習効果を高めるためには、単に聴き流すだけではなく、歌詞を聴き取ることを意識する必要があります。

意識するといっても、と心の中で思うだけでは集中力を保つのは難しいため、ここでは、もう少し具体的な方法をご紹介します。

① シャドーイング

シャドーイングとは、英語を聞きながら、同時に音を真似して発音する英語学習法のこと。

スピーキングとリスニングを同時に鍛えられる勉強法として、最も注目されている英語学習法のひとつです。

聞こえた英文のすぐ後を、影のようについていくことからシャドーイングと呼ばれています。

追いかけて真似するように発音することで、正しい発音やリズムに自然に合わせることができるようになります。

この場合は追いかけて軽く口ずさむ程度でいいと思います。

歌詞を見ないで何回かシャドーイングをしてみて、慣れてきたら今度は歌詞を見ながらシャドーイングをしてみると、聴き取れていなかった部分を確認することができます。

② ディクテーション

「ディクテーション」とは、読み上げられる外国語を書き取ること、またはその書き取りテストのこと。

英語学習にはリスニング力を鍛えるために「ディクテーション」を取り入れているところも多いです。

一語一語聞いた英語を書き取るために集中することで、リスニング力が向上します。

また聞き取れない単語が何かがわかるので語彙も増えて、英語への理解が深まります。

簡単に言うと「文字起こし」ですね。

答え合わせのための歌詞は、洋楽まっぷ内で紹介してる歌詞もありますし、今ではGoogleでも歌詞が表示される曲もあります。

③ リピートして何度も聴く

学習に合った曲を選び、シャドーイングやディクテーションなどもしながら聴いてると、そのうち同じような表現をした曲があることに気づくようになります。

「このフレーズあの曲にもあったな」とかに気づくようになると、だいぶ耳が馴染んでますので、そこから意味などを調べてみるようにして見ましょう。

単語を書いて覚えることも重要ですが、正しい発音じゃないと外国で実践しようとしてもなかなか理解してくれないので、まずは正しい発音やリズムを身につけるのはかなり重要になります。

洋楽で英語を勉強する人におすすめの曲8選

洋楽で英語を勉強する人におすすめの曲8選

それでは最後に、どんな曲を選べばいいのか決めるのが難しいという方に向けて、おすすめの曲を7曲ご紹介します。

洋楽初心者でも聞き取りやすく、誰もが聴いたことのある名曲を厳選しました。

初級編① Adele – Hello

Adele – Hello (Official Music Video)

1曲目はAdele(アデル)のヒット曲「Hello」。

歌詞もわかりやすいですし、歌詞も少なく会話のような構成なので覚えやすいのが特徴です。

初級編② Céline Dion – My Heart Will Go On

Céline Dion – My Heart Will Go On (Taking Chances World Tour: The Concert)

2曲目はCéline Dion(セリーヌ・ディオン)のヒット曲「My Heart Will Go On」。

ご存知の方も多いと思いますが映画「タイタニック」の主題歌で日本でも有名な洋楽です。

スローバラードで歌詞も少ない曲な上に、洋楽を普段聴かない方でもワンフレーズくらいは聴いたことがあるかもしれません。

初級編③ Idina Mezel – Let It Go

Idina Menzel – Let It Go (from Frozen) (Official Video)

3曲目は映画「アナと雪の女王」でお馴染みの曲「Let it Go」。

ディズニー映画で使われる曲は誰もが簡単に口ずさめるような作りになっているのも特徴的で、既に松たか子さんが歌う日本盤も有名ですので、歌詞もすんなり入ってきやすい曲です。

初級編④ Bruno Mars – Just The Way You Are

Bruno Mars – Just The Way You Are (Official Music Video)

初級編の4曲目はBruno Mars(ブルーノ・マーズ)の「Just The Way You Are」。

スローテンポではありますがバラードよりも少し明るくてキャッチーな曲です。

ただ歌詞の発音などが比較的わかりやすいので初心者向けかもしれません。

中級編① Taylor Swift – We Are Never Ever Getting Back Together

Taylor Swift – We Are Never Ever Getting Back Together

中級編としておすすめなのがTaylor Swift(テイラー・スウィフト)の「We Are Never Ever Getting Back Together」。

サビの部分になると歌詞も少なくわかりやすいのですが、Aメロ、Bメロなどが少し早口で、喋ってるように歌ってる場面もあるので少しレベルがあがります。

中級編② One Direction – What Makes You Beautiful

One Direction – What Makes You Beautiful (Official Video)

中級編2曲目はOne Direction(ワン・ダイレクション)の「What Makes You Beautiful」。

テンポは速いですが、フレーズ単位の単語は細かく刻まれているので聴きやすいのが特徴的。

練習するには楽しく出来ますし、サビの部分がきっちり聴き取れればなかなか気持ちよく楽しめる曲です。

中級編③ Ed Sheeran – Perfect

Ed Sheeran – Perfect (Official Music Video)

中級編3曲目はEd Sheeran(エド・シーラン)の「Perfect」。

歌詞もわかりやすいですし、スローバラードで歌詞も少ない曲なので非常に向いていますが、歌そのものが難しいという点も。

中級編④ Billie Eilish – bad guy

Billie Eilish – bad guy (Official Music Video)

中級編の4曲目はBillie Eilish(ブリー・アイリッシュ)の「bad guy」。

歌い方が特徴的なので、ほとんどスローテンポでしゃべってるような感じで聴けます。

テンポは速めですがこちらもフレーズ単位の単語は細かく刻まれているのでリスニングしやすい曲です。

洋楽は段階的に英語を覚えるための手段のひとつに過ぎません

洋楽で英語を覚える、また英会話を学ぶための効果的な方法として色々ご紹介してきましたが、結局は「耳が英語に馴染む」まで聴き続けることが大事です。

洋楽を使った英会話の学習は楽しく効果的です。

選んだ曲を繰り返し聴きながら歌詞を読み、リズムに合わせて口ずさむことで、自然な英会話表現を身につけることができます。

単語の意味を理解することも、単語を書いて覚えることも大事ですが、まずはリスニング、そして聴いた曲を正しい発音で歌えるようになれば、比較的スムーズに英語を覚えられるのではないでしょうか。

また耳と口で発音に慣れるための前段階として「カタカナで覚える」という手段もあります。

›› 洋楽をカタカナに置き換えてカラオケで上手に歌う5つのコツとは?

こちらも是非参考にしてみてください。

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WRITER

酒井裕紀

洋楽まっぷ管理者。米・英の音楽チャートなどのデータを好み、70年代から最新の洋楽までヒット曲なら幅広い知識を持つ。時代毎の良さがある洋楽の魅力を少しでもわかりやすくご紹介できればと思います。

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