Post Malone(ポスト・マローン)のアルバム売上ランキングトップ5とおすすめアルバムをご紹介。
CD・レコードなどのフィジカルセールスに加えデジタル・ストリーミングのデータを基にスコア化したオリジナルの人気アルバムランキングと、記事後半ではポスト・マローンのおすすめアルバムもご紹介しています。
ポスト・マローンのプロフィール

ポスト・マローンは、ニューヨーク州生まれ、テキサス州育ちのラッパー、シンガーソングライター、プロデューサーです。2015年の「White Iverson」で注目を集め、2016年に『Stoney』でアルバム・デビュー。歌とラップを滑らかにつなぐ声を武器に、『Beerbongs & Bentleys』『Hollywood's Bleeding』で世界的なヒットを重ねました。ギターを中心にした2023年の『Austin』を経て、2024年にはカントリー作品『F-1 Trillion』を発表。ジャンルが変わっても、親しみやすいメロディと、成功の裏側にある孤独や弱さを歌う視点が音楽の中心にあります。
ポスト・マローンの人気アルバム売上ランキングトップ5
The Diamond Collection
Post Malone
2023年4月21日に初公開されたコンピレーション・アルバム『The Diamond Collection』。
「White Iverson」で始まったキャリアから「Chemical」まで、時代をまたいで親しまれた曲をまとめたベスト盤です。初期のトラップ色が濃い「Congratulations」「rockstar」「Psycho」、軽快な旋律を持つ「Better Now」「Sunflower」、歌の余韻が残る「Circles」へと流れる構成は、ヒット曲の一覧であると同時に声の使い方の変遷をたどるものになっています。独立したスタジオ作品ではないものの、曲調の幅を短い時間で確かめたい人には入り口として使いやすいアルバムです。後発の18曲入りのCD・デジタル版には「Go Flex」「Stay」「Feeling Whitney」なども加わり、シングルの成功だけでは捉えきれないアコースティックな表情まで聴くことができます。曲ごとの収録元を往復しながら聴く楽しみもある一枚です。
F-1 Trillion
Post Malone
2024年8月16日リリースの6thアルバム『F-1 Trillion』。
ラップとポップを横断してきたポスト・マローンが、カントリーへ本格的に踏み込んだ作品です。Morgan Wallen(モーガン・ウォーレン)との「I Had Some Help」を筆頭に、Blake Shelton(ブレイク・シェルトン)との「Pour Me a Drink」、Luke Combs(ルーク・コムズ)との「Guy for That」など、ナッシュビルの音楽文化につながる共演が続きます。バンドの演奏や歌声の掛け合いが前面に出る一方、覚えやすいメロディと少し傷ついた語り口には、これまでの作品から通じる個性が残っています。全米ビルボード200と全英アルバムチャートで1位を獲得し、従来のファン層を超えた転身を印象づけました。ヒップホップ時代との違いを探すよりも、物語を歌で伝える方法がどう変わったかに耳を傾けたい作品です。
Hollywood's Bleeding
Post Malone
2019年9月6日リリースの3rdアルバム『Hollywood's Bleeding』。
ヒップホップを中心にしながら、ポップ、ロック、オルタナティブな音色を大胆に取り込んだ作品です。「Circles」の穏やかなギター、「Goodbyes」のメランコリックなフック、「Wow.」のミニマルなビートは、それぞれ異なる方向を向きながら一人の歌声でつながっています。Swae Lee(スウェイ・リー)と共演した「Sunflower」に加え、Ozzy Osbourne(オジー・オズボーン)とTravis Scott(トラヴィス・スコット)が参加した「Take What You Want」など、ジャンルの境界を越えるゲストの使い方も大きな特徴です。勢いのあるヒット曲だけでなく、名声の影にある不信感や喪失感がアルバム全体を貫きます。全米ビルボード200、全英アルバムチャートで1位となり、世界的な人気を確かなものにしました。作品を通して聴くと、きらびやかなサウンドの裏側にある寂しさが浮かび上がります。
Stoney
Post Malone
2016年12月9日リリースのデビュー・アルバム『Stoney』。
「White Iverson」の独特な歌い回しで注目されたポスト・マローンが、自分の音楽の輪郭を示した最初のスタジオ作品です。Quavo(クエイヴォ)が参加した「Congratulations」は成功への高揚感を歌い、「I Fall Apart」では対照的に傷つきやすい感情をむき出しにします。浮遊感のあるビートとメロディを重ねた楽曲が続きますが、「Go Flex」のギターや「Feeling Whitney」の素朴な響きには、後のロックやカントリーへの接近を予感させる要素も見えます。全米ビルボード200では最高4位を記録。後の作品ほど豪華なゲストや大胆な展開はないものの、声の揺れ方や曲ごとの温度差が、アルバム全体に親密な雰囲気を与えています。初期のヒットだけでなく、アーティストとしての土台を知るために欠かせない一枚です。
Beerbongs & Bentleys
Post Malone
2018年4月27日リリースの2ndアルバム『Beerbongs & Bentleys』。
デビュー作で培った歌とラップの境界をさらに広げ、トラップの重量感と大衆的なメロディを両立させたアルバムです。21 Savage(21サヴェージ)との「rockstar」、Ty Dolla $ign(タイ・ダラー・サイン)との「Psycho」は大ヒットを記録し、「Better Now」では失恋の感情を誰もが口ずさめるポップソングへと変えています。ゲスト参加曲が多くても、低くかすれた歌声やフレーズの余白には一貫した個性があり、作品の流れを散漫にしません。華やかな成功を語る歌詞の合間に、不安、疲労、信頼できない人間関係といったテーマが差し込まれるのも特徴です。全米ビルボード200をはじめ、全英アルバムチャートなど多くの国で1位を獲得しました。数字の面だけでなく、ポスト・マローンのサウンドが世界中で受け入れられる転機となった作品です。鋭いビートを楽しむ聴き方でも、歌詞の孤独を拾う聴き方でも異なる印象が残ります。
おすすめ作品は、代表曲をまとめてたどれる『The Diamond Collection』と、ジャンルの壁を越えたスタジオ作品『Hollywood's Bleeding』の2枚。キャリアを広く知るための一枚と、アルバムとしての完成度を味わうための一枚を紹介します。
The Diamond Collection
Post Malone
2023年4月21日に初公開されたコンピレーション・アルバム『The Diamond Collection』。
「White Iverson」で始まったキャリアから「Chemical」まで、時代をまたいで親しまれた曲をまとめたベスト盤です。初期のトラップ色が濃い「Congratulations」「rockstar」「Psycho」、軽快な旋律を持つ「Better Now」「Sunflower」、歌の余韻が残る「Circles」へと流れる構成は、ヒット曲の一覧であると同時に声の使い方の変遷をたどるものになっています。独立したスタジオ作品ではないものの、曲調の幅を短い時間で確かめたい人には入り口として使いやすいアルバムです。後発の18曲入りのCD・デジタル版には「Go Flex」「Stay」「Feeling Whitney」なども加わり、シングルの成功だけでは捉えきれないアコースティックな表情まで聴くことができます。曲ごとの収録元を往復しながら聴く楽しみもある一枚です。 初期作から近年の曲までを一続きで聴けるため、アルバムごとの変化を確かめる入門編に最適です。初期の9曲構成と後の18曲版では収録範囲が異なり、購入時には版ごとの曲目確認が必要です。
Hollywood's Bleeding
Post Malone
2019年9月6日リリースの3rdアルバム『Hollywood's Bleeding』。
ヒップホップを中心にしながら、ポップ、ロック、オルタナティブな音色を大胆に取り込んだ作品です。「Circles」の穏やかなギター、「Goodbyes」のメランコリックなフック、「Wow.」のミニマルなビートは、それぞれ異なる方向を向きながら一人の歌声でつながっています。Swae Lee(スウェイ・リー)と共演した「Sunflower」に加え、Ozzy Osbourne(オジー・オズボーン)とTravis Scott(トラヴィス・スコット)が参加した「Take What You Want」など、ジャンルの境界を越えるゲストの使い方も大きな特徴です。勢いのあるヒット曲だけでなく、名声の影にある不信感や喪失感がアルバム全体を貫きます。全米ビルボード200、全英アルバムチャートで1位となり、世界的な人気を確かなものにしました。作品を通して聴くと、きらびやかなサウンドの裏側にある寂しさが浮かび上がります。 おすすめしたいのは、曲単位のヒットだけでなく、アルバム全体の表情が豊かだからです。鋭いラップからギターの響きまでを一枚で楽しめ、ジャンルを横断する彼の強みが見えてきます。
ポスト・マローンのアルバムを聴き比べると、トラップを背景にした初期の作品から、ギター中心のポップ、カントリーへと音楽の手触りが変わっていることがわかります。その一方で、成功や交友関係の華やかさと、孤独や不安を抱えた歌詞の組み合わせは、作品が変わっても繰り返し現れます。
ヒット曲の強さだけでなく、曲順や音色の変化に耳を傾けると、同じ声が異なるジャンルにどう馴染むのかを楽しめます。気になる時代の一枚から、前後のアルバムへ聴き進めるのもおすすめです。
以上、ポスト・マローンの人気アルバム売上ランキングTOP5・おすすめアルバムまとめをお届けしました。
