Taylor Swift（テイラー・スウィフト）のアルバム売上ランキングトップ10とおすすめ全アルバムをご紹介。
テイラー・スウィフトは、アメリカ・ペンシルベニア州レディング出身のシンガーソングライター、プロデューサー、女優。本名はTaylor Alison Swift（テイラー・アリソン・スウィフト）。
カントリーからポップへと大胆な転向を遂げ、音楽シーンの最前線を走り続けるテイラー。圧倒的なセールスと影響力を誇る彼女は、2024年に推定資産10億ドルを突破し、ついにビリオネアの仲間入りを果たしました。
時代と共に進化し続けるテイラー・スウィフトのアルバムの中で、特に評価の高い作品とは？今回は、テイラー・スウィフトのキャリアを代表するアルバムをランキング形式で振り返り、その魅力に迫ります。
テイラー・スウィフトのアルバム売上ランキングトップ10
| No. | 発売日 | タイトル |
|---|---|---|
| 1 | 2014/10/27 | 1989 |
| 2 | 2008/11/11 | Fearless |
| 3 | 2012/10/22 | Red |
| 4 | 2006/10/24 | Taylor Swift |
| 5 | 2010/10/25 | Speak Now |
| 6 | 2024/4/19 | The Tortured Poets Department |
| 7 | 2022/10/21 | Midnights |
| 8 | 2017/11/10 | Reputation |
| 9 | 2019/8/23 | Lover |
| 10 | 2020/7/24 | Folklore |
※人気アルバムは国別のレコード協会が認定したダイヤモンド、プラチナ、ゴールドの値を集計したものになります。不定期で更新していきます。
それでは、ランキングに入ったそれぞれの作品を簡単ではありますが、ご紹介していこうと思います。
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FolkloreTaylor Swift
テイラー・スウィフトのアルバム売上ランキング10位は、2020年7月24日リリースの8thアルバム『Folklore（フォークロア）』。
COVID-19パンデミックの真っ只中、隔離中に考案され、ロサンゼルスの自宅スタジオでボーカルを録音された作品。
現実逃避、郷愁、ロマン主義というテーマを探求しており、架空の物語を描くために過去のアルバムを特徴づけていた自伝的な作詞作曲から離れ、一連のキャラクターとストーリーアークを使用しています。
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LoverTaylor Swift
テイラー・スウィフトのアルバム売上ランキング9位は、2019年8月23日リリースの7thアルバム『Lover（ラヴァー）』。
過去のアルバムの所有権をめぐる論争を引き起こしたビッグ・マシーン・レコードからの離脱後にリリースされた最初の作品。
「愛へのラブレター」と表現したこのアルバムは、夢中になること、献身すること、欲望、心痛など、幅広い感情を探求しています。
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ReputationTaylor Swift
テイラー・スウィフトのアルバム売上ランキング8位は、2017年11月10日リリースの6thアルバム『Reputation（レピュテーション）』。
世間からの「批評」をテーマに自伝的な作詞作曲のアプローチを採用し、恋愛関係や有名人との論争について言及した作品。
ヒップホップ、トラップ、EDMなどのアーバンスタイルの要素を取り入れたエレクトロポップとR＆Bを軸にしたサウンドも人気となりましたが、当初は否定的な報道に影響されかなり賛否両論となりました。
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MidnightsTaylor Swift
テイラー・スウィフトのアルバム売上ランキング7位は、2022年10月21日リリースの10thアルバム『Midnights（ミッドナイツ）』。
眠れない夜にインスピレーションを得た夜の反芻についてのコンセプトアルバムとして考案された作品。
後悔、自己批判、空想、失恋、夢中を探求し、彼女の私生活や公のイメージをほのめかしています。
米ビルボードホット100では収録曲がトップ10を独占した史上初のアーティストとなりました。
リリースからわずか3時間後には『3am Edition』、その後『Til Dawn Edition』もリリースされています。
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The Tortured Poets DepartmentTaylor Swift
テイラー・スウィフトのアルバム売上ランキング6位は、2024年4月19日リリースの11thアルバム『The Tortured Poets Department（ザ・トーチャード・ポエッツ・デパートメント）』。
自己認識、悲しみ、怒り、ユーモア、妄想を主なテーマとして、感情の混乱を描かれた作品。波乱に満ちた人間関係と有名人としての世間の認識に触発され、乱雑で奔放で無防備な歌詞の物語を作り上げています。
米ビルボードホット100では『Midnights』に続き収録曲がトップ10を独占。正確には14位までを独占した史上初のアーティストとなりました。
発売から2時間後、第2巻の曲を含む「The Anthology」というサブタイトルのダブルアルバムに拡張されました。
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Speak NowTaylor Swift
テイラー・スウィフトのアルバム売上ランキング5位は、2010年10月25日リリースの3rdアルバム『Speak Now（スピーク・ナウ）』。
主に失恋や壊れた関係についての反省を歌ったもので、一部の曲は、テイラーの世間の注目を集めるスターダムにインスピレーションを得て、批評家や敵対者に向けた作品。
カントリーポップ、ポップロック、パワーポップを組み合わせたもので、曲にはロックスタイルが顕著に取り入れられています。
米国では発売初週に100万枚を売り上げ、ビルボード200で6週間1位を獲得しました。
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Taylor SwiftTaylor Swift
テイラー・スウィフトのアルバム売上ランキング4位は、2006年10月24日リリースのデビュー・アルバム『Taylor Swift（テイラー・スウィフト）』。
10代の人生観に触発され、愛、友情、不安といったテーマを扱った作品。
米ビルボードのトップ・カントリー・アルバム・チャートで24週間1位を獲得し、ビルボード200で2000年代の10年間で最も長くチャートに残ったアルバムとなり、プラチナ認定を受けたデビュー・アルバムのすべての曲を作詞または共同作曲した初の女性カントリーアーティストとなりました。
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RedTaylor Swift
テイラー・スウィフトのアルバム売上ランキング3位は、2012年10月22日リリースの4thアルバム『Red（レッド）』。
音楽を通して失恋から生じる複雑で矛盾した感情を伝えるために、アコースティック楽器、電子シンセ、ドラムマシンで構成され、ポップ、ロック、フォーク、カントリーのスタイルを取り入れた作品。
カントリー・アルバムとして宣伝されたにもかかわらず、その多様な音楽スタイルは、カントリー・アーティストとしてのテイラーの地位をめぐってメディアの議論を引き起こしました。
結果的にカントリー・ジャンルでリリースした最後のアルバムとなりましたが、ビルボード200で7週間連続で1位を獲得し、2作連続でアメリカで200万枚を売り上げた初の女性ソロ・アーティストとしてギネス世界記録に認定されるなど多くの記録を作りました。
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FearlessTaylor Swift
テイラー・スウィフトのアルバム売上ランキング2位は、2008年11月11日リリースの2ndアルバム『Fearless（フィアレス）』。
全世界での総売り上げは1,200万枚以上。青春時代からインスピレーションを得ており、彼女の私生活やおとぎ話にインスパイアされた歌詞のイメージを参考に、愛と失恋を探求した作品。
ビルボード200では通算11週にわたって首位を獲得し、2010年にはグラミー賞で最優秀アルバム賞と最優秀カントリー・アルバム賞を初受賞しました。
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1989Taylor Swift
テイラー・スウィフトのアルバム売上ランキング1位は、2014年10月27日リリースの5thアルバム『1989』。
全世界での総売り上げは1,400万枚以上を記録したテイラー最大のヒット作。このアルバムで象徴的な再生を意味し、カントリー・ミュージックからポップ・ミュージックへと彼女のアーティストとしてのアイデンティティを再調整した作品となりました。
自伝的な詳細を拡張した歌詞で、失恋の余波を記録しています。軽快で物思いにふけるノスタルジックな視点から、失恋、回復、自己発見が描かれています。
多くのジャーナリストは、『1989』が他のアーティストに特定のジャンルにとらわれずに新しいサウンドを試すよう刺激を与えたと評価しており、特に次世代のアーティストに影響を与えるほどになりました。一方で公的なイメージに対するメディアの厳しい監視を伴ったことが、次の『Reputation』の構想につながっています。
Taylor Swift（テイラー・スウィフト）の全アルバム
| Type | Title | US | UK | |
|---|---|---|---|---|
| Release | Point | JPN | ||
| 1st | Taylor Swift | 5 | 81 | |
| 2006/10/24 | 6,231,000 | 53 | ||
| EP | The Taylor Swift Holiday Collection | 20 | -- | |
| 2007/10/14 | 1,115,000 | 76 | ||
| EP | Beautiful Eyes | 9 | -- | |
| 2008/6/15 | 369,000 | -- | ||
| 2nd | Fearless | 1 | 5 | |
| 2008/6/15 | 9,328,000 | 8 | ||
| 3rd | Speak Now | 1 | 6 | |
| 2010/10/25 | Speak Now | 6 | ||
| Live | Speak Now World Tour - Live | 11 | -- | |
| 2011/11/21 | 80,000 | -- | ||
| 4th | Red | 1 | 1 | |
| 2012/10/22 | 7,097,000 | 3 | ||
| 5th | 1989 | 1 | 1 | |
| 2014/10/27 | 11,826,000 | 3 | ||
| 6th | Reputation | 1 | 1 | |
| 2017/11/10 | 4,641,500 | 3 | ||
| Comp | Reputation Stadium Tour Surprise Song Playlist | -- | -- | |
| 2018/11/30 | -- | -- | ||
| 7th | Lover | 1 | 1 | |
| 2019/8/23 | 4,442,500 | 3 | ||
| Live | Live from Clear Channel Stripped 2008 | -- | -- | |
| 2020/4/23 | -- | -- | ||
| 8th | Folklore | 1 | 1 | |
| 2020/7/24 | 4,032,500 | 10 | ||
| Live | Folklore: The Long Pond Studio Sessions (from the Disney+ Special) | -- | -- | |
| 2020/11/24 | 75,000 | -- | ||
| 9th | Evermore | 1 | 1 | |
| 2020/12/11 | 2,026,000 | 16 | ||
| 1stRe | Fearless (Taylor's Version) | 1 | 1 | |
| 2021/4/9 | 450,000 | 13 | ||
| 2ndRe | Red (Taylor's Version) | 1 | 1 | |
| 2021/11/12 | 906,000 | 13 | ||
| 10th | Midnights | 1 | 1 | |
| 2022/10/21 | 5,201,000 | 7 | ||
| 3rdRe | Speak Now (Taylor's Version) | 1 | 1 | |
| 2023/7/7 | 460,000 | 11 | ||
| Live | Lover (Live from Paris) | 58 | 90 | |
| 2023/2/14 | 216,000 | -- | ||
| 4thRe | 1989 (Taylor's Version) | 1 | 1 | |
| 2023/7/7 | 1,189,500 | 11 | ||
| 12th | The Tortured Poets Department | 1 | 1 | |
| 2024/4/19 | 10,483,700 | 4 | ||
| 12th | The Life of a Showgirl | 1 | 1 | |
| 2025/10/3 | -- | 18 | ||
※live … ライヴ・アルバム
※Comp … コンピレーション・アルバム
※Re … 再レコーディング・アルバム
UnitsはWikipediaに掲載されている出荷枚数を元にまとめています。
テイラー・スウィフトのおすすめアルバム2選
テイラー・スウィフトはこのキャリアで未だコンピレーション作品はリリースしていないため、全ての作品がおすすめできるんですが、特に言うとすれば『Red (Taylor's Version)』、『1989 (Taylor's Version)』の2枚がおすすめです。カントリーとポップの分岐点となった2作の再レコーディング盤で、当時の未発表曲もあったりするのでおすすめです。
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Red (Taylor's Version)
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1989 (Taylor's Version)
まとめ
今回ご紹介したテイラー・スウィフトのアルバム売上ランキングTOP10は、彼女の卓越したソングライティングと音楽史に刻まれた名作の数々で構成されています。カントリー界から華々しくデビューし、ポップ、フォーク、オルタナティブとジャンルを超えて進化し続けてきたテイラー。アルバムごとに異なる世界観を築きながら、常にリスナーの心を捉え続けてきました。
『Fearless』や『1989』といった大ヒットアルバムは、時代を象徴する作品として音楽シーンに大きな影響を与えました。一方で、『folklore』や『Midnights』など、よりパーソナルな視点で綴られたアルバムには、繊細なストーリーテリングと深い感情が詰まっており、多くの人々の共感を呼んでいます。
テイラー・スウィフトの魅力は、その音楽性の多様さだけでなく、ファンとの強い絆にもあります。自身の経験を赤裸々に綴ることで、聴く人それぞれの人生に寄り添う楽曲を生み出してきました。時代を超えて語り継がれる名曲を数多く生み出し、アルバム総売上1億2,000万枚超え、グラミー賞を含む多くの賞を受賞し、輝かしいキャリアを築いてきた彼女ですが、その歩みはまだ終わりません。
新しい音楽とともに進化し続けるテイラー・スウィフト。彼女の音楽が持つストーリーと感情を、ぜひアルバムを通して体感してみてください。