Bruno Marsの神曲・人気曲ランキングTOP20・おすすめ曲8選まとめ

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Bruno Marsの神曲・人気曲ランキングTOP20・おすすめ曲8選まとめ
Photo Credit John Esparza

Bruno Mars(ブルーノ・マーズ)は、ホノルル出身の歌手。本名はPeter Gene Hernandez(ピーター・ジーン・ヘルナンデス)。

デビューから数々の賞を受賞しており、全世界で1億3,000万枚以上のレコードを売り上げ、さらに全米ビルボードホット100においては最も多く1位を獲得した男性ソロ・アーティストでもあります。

ブルーノ・マーズは、卓越したボーカル力、楽器演奏の才能、そして圧倒的なエンターテイメント性を兼ね備えた、現代ポップミュージック界を代表するアーティストで、カリブ、ソウル、ファンク、R&B、ヒップホップといった多様なジャンルを自在に横断しながら、彼は常に時代を彩るヒット曲を世に送り出してきました。

ここでは、ブルーノ・マーズがこれまでに残してきた楽曲の中から、特に人気と評価の高い神曲を人気曲ランキングTOP20としてまとめ、さらに編集部厳選のおすすめ曲8選もご紹介。それぞれの魅力や背景を深掘りしながらその魅力に迫ります。

ブルーノ・マーズの人気曲ランキングTOP20

1Just the Way You Are
2When I Was Your Man
3Locked Out of Heaven
4Uptown Funk
5That's What I Like​
6Grenade
724K Magic
8The Lazy Song
9Young, Wild & Free
10Die With A Smile
11Treasure
12APT.
13Wake Up In The Sky
14It Will Rain
15Leave The Door Open
16Nothin' on You
17Marry You
18Finesse (Remix)
19Talking to the Moon
20Mirror

人気曲ランキングはWikipediaに掲載されている出荷枚数、デジタル販売数、CD売上枚数、エアプレイなどの回数、ストリーミング(Spotify、Apple Musicなど)を元に算出されたユニット数の各国の合計値をポイント化して、さらにYouTube再生回数ランキングをポイント化し、その合計を合算したものになります。不定期で更新していきます。

それでは、ランキングに入ったそれぞれの楽曲を簡単ではありますが、ご紹介していこうと思います。

  • MirrorLil Wayne ft. Bruno Mars

    Mirror

    ブルーノ・マーズの人気曲ランキング20位は2011年にリリースされたLil Wayne(リル・ウェイン)の9thアルバム『Tha Carter IV』に収録された「Mirror」。

    自己と向き合うことをテーマにしたこの曲は、リル・ウェインの内省的なリリックと、ブルーノのソウルフルなコーラスが絶妙に融合した1曲です。

    ビルボードホット100でトップ20入りを果たし、リル・ウェインにとってもブルーノ・マーズにとっても、重要なコラボレーションとなりました。

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  • Talking to the MoonBruno Mars

    Talking to the Moon

    ブルーノ・マーズの人気曲ランキング19位はデビュー・アルバム『Doo-Wops & Hooligans』収録の「Talking to the Moon」。

    孤独の中で、会えない誰かに向かって月に語りかける儚い想いを歌ったこの楽曲は、ブルーノ・マーズの繊細な感性が際立つ1曲。

    シングルカットされたのはブラジルのみでしたが、日本ではNTTドコモのCMに起用されるなどアルバムの中でも人気が高く、当初は大きな商業的成功を収めなかったものの、後にSNSやストリーミングを通じて再評価され、世界中で静かなロングヒットを記録。特に隠れた名曲として根強い人気を誇っています。

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  • Finesse (Remix)Bruno Mars ft. Cardi B

    Finesse (Remix)

    ブルーノ・マーズの人気曲ランキング18位は3rdアルバム『24K Magic』収録曲にCardi B(カーディ・B)を迎えた「Finesse (Remix)」。

    90年代のニュー・ジャック・スウィングを大胆にリバイバル。ファンキーなビートを特徴として、当時のMTV全盛期を彷彿とさせる1曲。

    カーディ・Bのエネルギッシュなラップは、ブルーノのスムーズなボーカルと対照を成し、楽曲に新たな勢いを与えています。

    ミュージック・ビデオでは、90年代のバラエティ番組『In Living Color』を完璧にオマージュしており、カラフルな衣装やダンスパフォーマンスが話題となりました。

    「Finesse (Remix)」はビルボードホット100で3位まで上昇し、ブルーノ・マーズにとって再びチャートトップを賑わせる大ヒットとなりました。

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  • Marry YouBruno Mars

    Marry You

    ブルーノ・マーズの人気曲ランキング17位はデビュー・アルバム『Doo-Wops & Hooligans』収録の「Marry You」。

    代表的なポップソングのひとつで、軽いノリで結婚を決意する恋人たちの無邪気さと勢いを描いており、ブルーノらしい陽気なムードに満ちた1曲。

    結婚式ソングとして世界中で人気となり、後にチャートにもランクインするロングヒットを記録した。特にプロポーズやサプライズフラッシュモブの定番曲となっています。

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  • Nothin' on YouB.o.B ft. Bruno Mars

    Nothin' on You

    ブルーノ・マーズの人気曲ランキング16位はB.o.B(ビー・オー・ビー)のデビュー・アルバム『B.o.B Presents: The Adventures of Bobby Ray』から「Nothin' on You」

    ミッドテンポのヒップホップビートに乗せて展開され、ブルーノの柔らかで甘いボーカルがラップパートと絶妙なバランスを保ちながら共存しています。

    ビルボードホット100で1位を獲得し、国際的にも大ヒットを記録。ブルーノ・マーズはこの楽曲の成功を受け、ソロデビューを果たす前からすでに「次なるスーパースター」として業界内外で注目を集める存在となりました。

    ミュージック・ビデオでは、カラフルなアニメーションと実写映像が組み合わされ、楽曲のポップで楽観的なムードを見事に視覚化しており、その軽やかさが、楽曲の持つ明るいメッセージをさらに引き立てています。

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  • Leave The Door OpenBruno Mars, Anderson .Paak, Silk Sonic

    Leave The Door Open

    ブルーノ・マーズの人気曲ランキング15位はSilk Sonic(シルク・ソニック)のデビュー・アルバム『An Evening with Silk Sonic』収録の「Leave The Door Open」。

    2021年に結成されたAnderson .Paak(アンダーソン・パーク)と組んだユニット、シルク・ソニックのデビューシングル。

    ヴィンテージなソウルスタイルが貫かれており、70年代ソウルへの深い愛情とリスペクトを現代に蘇らせた作品で、ビルボードホット100で首位を獲得。グラミー賞では最優秀レコード賞、最優秀楽曲賞など主要部門を総なめにする快挙を達成し、ブルーノ・マーズは再び時代を超えたサウンドクリエイターとしての地位を確固たるものとしました。

    ミュージック・ビデオでは、70年代のレコーディングスタジオを再現したセットで、シルク・ソニックのメンバーたちがリラックスして演奏する様子が描かれており、その自然体な雰囲気もまた、楽曲の魅力を倍増させている。

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  • It Will RainBruno Mars

    It Will Rain

    ブルーノ・マーズの人気曲ランキング14位はサウンドトラック・アルバム『The Twilight Saga: Breaking Dawn - Part 1 (Original Motion Picture Soundtrack)』から「It Will Rain」。

    2011年にリリースされた映画『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part1』のサウンドトラックに収録されたエモーショナルなバラード。

    ビルボードホット100でトップ5に入り、ブルーノ・マーズが持つバラード・シンガーとしての圧倒的な説得力を世界に示し、『トワイライト』シリーズのファン層ともマッチし、彼のリスナー層を一気に拡大させました。

    ライヴ・パフォーマンスでは、ブルーノがこの曲をピアノ一台で弾き語りする場面が多く、その魂を込めた歌唱に観客が静まり返る瞬間は、まさに音楽が持つ力を実感させる光景として魅力を保っています。

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  • Wake Up In The SkyGucci Mane, Bruno Mars, Kodak Black

    Wake Up In The Sky

    ブルーノ・マーズの人気曲ランキング13位はGucci Mane(グッチ・メイン)の12thアルバム『Evil Genius』から「Wake Up In The Sky」。

    グッチ・メイン、ブルーノ・マーズ、そしてKodak Black(コダック・ブラック)によるコラボレーション楽曲で、ラグジュアリーなライフスタイルをテーマに、三者三様のスタイルが見事に融合した作品となっています。

    スロウテンポのビートにドリーミーなシンセサウンドを重ねた、心地よい浮遊感を持ったトラックに仕上がっており、この緩やかでラグジュアリーな空気感こそが、「Wake Up In The Sky」の最大の魅力。

    ビルボードホット100では11位とトップ10入りを逃したものの、RIAA(米国レコード協会)では6×プラチナとブルーノにとってはラッパーとのコラボレーションにおける成功事例のひとつとなりました。

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  • APT.ROSÉ & Bruno Mars

    APT.

    ブルーノ・マーズの人気曲ランキング12位はBLACKPINKのメンバーROSE(ロゼ)のソロ・デビュー・アルバム『Rosie』収録の「APT.」

    インディーロックとエレクトロポップの影響を受けた、アップテンポのポップ、ポップロック、ポップパンク、ニューウェーブの曲で、サビでは韓国での「飲み会ゲーム」にインスピレーションを得た掛け声が大ブームとなりました。

    2人のコラボレーションの相性も高さも相まって、リリース直後よりSpotifyやApple Musicなどの主要ストリーミングサービスで爆発的な人気を博し、異例のロングヒットを記録。

    英国・米国のヒットチャートではロゼにとって韓国の女性アーティストとしては異例の記録を次々と樹立しました。

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  • TreasureBruno Mars

    Treasure

    ブルーノ・マーズの人気曲ランキング11位は2nd『Unorthodox Jukebox』から「Treasure」。

    ディスコ&ファンク愛が存分に発揮された1曲で、楽曲全体に漂う70年代ディスコサウンドへのオマージュは、懐かしさと同時にモダンなエネルギーを感じさせます。

    ミュージック・ビデオも、80年代のバラエティ番組を模した演出で、レトロな衣装とキラキラした背景の中、ブルーノとバンドメンバーたちがダンスを披露。この映像美は、楽曲の陽気さと遊び心を完璧に補完しています。

    「Treasure」はビルボードホット100でトップ5にランクインし、ブルーノ・マーズのファンクポップ路線を決定づけた楽曲となりました。今なお彼のライブセットリストの定番であり、観客が総立ちで踊り出す瞬間を生み出しています。

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  • Die With A SmileLady Gaga, Bruno Mars

    Die With A Smile

    ブルーノ・マーズの人気曲ランキング10位はLady Gaga(レディー・ガガ)の7thアルバム『Mayhem』にも収録されたコラボ曲「Die With A Smile」。

    2人の初の公式コラボで、それぞれのキャリアにおいても重要な位置を占める作品となりました。​

    1970年代のソフト・ロックやカントリー・ポップの影響を受けたバラードであり、愛する人と共に最期の瞬間を迎えることの美しさと切なさを描いています。​

    ミュージック・ビデオは、1970年代のテレビ番組を彷彿とさせるスタジオセットで撮影され、1人がデニムと赤の衣装を身にまとい、レトロな雰囲気を演出しており、往年のデュオへのオマージュとも受け取られています。

    世界中で大ヒットを記録し、ビルボードホット100やグローバル200を含む複数のチャートで1位を獲得。​特にSpotifyではリリースから96日で10億ストリーミングを達成し、史上最速記録を更新。グローバル200では18週間首位を維持し現時点で歴代最長記録を保持しています。

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  • Young, Wild & FreeSnoop Dogg & Wiz Khalifa ft. Bruno Mars

    Young, Wild & Free

    ブルーノ・マーズの人気曲ランキング9位はサウンドトラック・アルバム『Mac and Devin Go To High School (Music From and Inspired By The Movie)』から「Young, Wild & Free」。

    2011年に公開された映画『マック&デヴィンの"ハイ"スクール生活』からのシングルで、Snoop Dogg(スヌープ・ドッグ)とWiz Khalifa(ウィズ・カリファ)とのコラボ曲。

    ビルボードホット100ではトップ10入りを果たし、映画の成功と相まって一時代を象徴するサマーアンセムとなりました。

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  • The Lazy SongBruno Mars

    The Lazy Song

    ブルーノ・マーズの人気曲ランキング8位はデビュー・アルバム『Doo-Wops & Hooligans』から「The Lazy Song」。

    ブルーノ・マーズらしいユーモアとリラックス感が詰まった1曲でそのタイトル通り、「今日は何もしたくない」という怠惰な一日を全面的に肯定する歌詞が印象的。

    ミュージック・ビデオでは、ブルーノとサルのマスクを被ったダンサーたちが、リビングルームでだらだら踊るだけというユーモラスな演出が話題となりました。

    「The Lazy Song」は、ビルボードホット100で最高4位を記録し、世界各国でチャートインを果たしています。

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  • 24K MagicBruno Mars

    24K Magic

    ブルーノ・マーズの人気曲ランキング7位は3rdアルバム『24K Magic』からのタイトル曲「24K Magic」。

    パーティーアンセムとして広く知られており、80年代後半から90年代前半のファンクとニュー・ジャック・スウィングを大胆にリバイバルしつつ、現代的なエレクトロサウンドでアップデートするという離れ業を成し遂げた曲でもあります。

    「24K Magic」は、聴く者すべてに「今夜は主役になれ」と呼びかけるような高揚感を持っており、リリース後すぐに全世界で大ヒット。ビルボードホット100ではトップ5入りを果たし、数々の国でプラチナ認定を受けました。

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  • GrenadeBruno Mars

    Grenade

    ブルーノ・マーズの人気曲ランキング6位はデビュー・アルバム『Doo-Wops & Hooligans』から「Grenade」。

    ブルーノ・マーズのバラードの中でも最もドラマティックな1曲。この楽曲では、愛する人のためなら命すら差し出すという極端な献身をテーマにしており、ブルーノのエモーショナルな歌唱力が存分に発揮されています。

    制作過程では、感情のリアリティを重視するため、ブルーノ自身が何度もヴォーカルトラックを録り直したというエピソードも。その執念が、この曲の持つ痛烈なリアリズムを生み出していると言えます。

    「Grenade」は世界中で大ヒットし、ビルボードホット100でも1位を獲得。グラミー賞にも多数ノミネートされ、ブルーノ・マーズが単なるラブソングの歌い手ではなく、深い情感を伝えるアーティストであることを証明しました。

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  • That's What I Like​Bruno Mars

    That's What I Like

    ブルーノ・マーズの人気曲ランキング5位は3rdアルバム『24K Magic』収録の「That's What I Like」。

    アーバンポップ路線を象徴する代表曲のひとつ。シルキーなR&Bサウンドに乗せて、恋人に贅沢な生活を約束するという内容を、ブルーノは実に軽妙かつチャーミングに歌い上げています。

    トラップビートを巧みに取り入れたリズム感が特徴的でありながら、ブルーノらしいクラシックさを演出した1曲。

    ミュージック・ビデオは、シンプルな背景にブルーノが踊るだけという構成になっており、彼の卓越したリズム感とカリスマ性だけで映像を成立させてしまうところに、改めてアーティストとしての格の違いを感じさせます。

    ビルボードホット100で首位を獲得し、グラミー賞でも最優秀楽曲賞を含む6部門に輝くという快挙を成し遂げました。

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  • Uptown FunkMark Ronson ft. Bruno Mars

    Uptown Funk

    ブルーノ・マーズの人気曲ランキング4位はMark Ronson(マーク・ロンソン)のシングル「Uptown Funk」。

    ブルーノ・マーズがボーカルとしてゲスト参加。現代ポップシーンにおけるファンクリバイバルの象徴的存在であり、発売直後から世界中で社会現象的な人気を博しました。

    ファンク、ソウル、ディスコ、ミネアポリス・サウンドといった80年代のブラックミュージックのエッセンスをふんだんに取り入れたサウンドは、懐かしさと新鮮さを同時に感じさせる。ベースラインとギターリフが織りなすグルーヴは圧倒的であり、そこにブルーノ・マーズのエネルギッシュでチャーミングなボーカルが加わることで、完璧なパーティチューンに仕上がっています。

    ビルボードホット100で14週連続1位を記録し、2010年代における最長記録のひとつとなりました。グラミー賞では年間最優秀レコード賞など主要部門を受賞し、ポップ・ミュージック史に残る金字塔となりました。

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  • Locked Out of HeavenBruno Mars

    Locked Out of Heaven

    ブルーノ・マーズの人気曲ランキング3位は2ndアルバム『Unorthodox Jukebox』から「Locked Out of Heaven」。

    ファンクやレゲエロックに影響を受けたサウンドを大胆に取り入れた、キャリアの中でも特にエネルギッシュな楽曲のひとつ。

    アメリカ、カナダ、イギリスなど世界各国でチャートのトップを飾り、ビルボードホット100では6週連続1位という快挙を成し遂げました。

    2014年のスーパーボウル・ハーフタイムショーでの演奏は伝説的であり、観客を圧倒するパワフルなパフォーマンスで世界中を熱狂させました。

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  • When I Was Your ManBruno Mars

    When I Was Your Man

    ブルーノ・マーズの人気曲ランキング2位は2ndアルバム『Unorthodox Jukebox』収録の「When I Was Your Man」。

    過去の恋を悔やみ、自分の過ちを痛烈に後悔する男性の心情が、ブルーノのエモーショナルな歌声によってリアルに描かれた切ないピアノバラード。

    ミニマルなピアノの伴奏だけで構成されたアレンジは、リリックの悲痛さを際立たせ、ブルーノの持つ生々しい表現力を際立たせる要素となっています。

    ビルボードホット100では1位を獲得し、ブルーノ・マーズが単なるパーティチューンのアーティストではなく、深い感情表現を持ったシンガーであることを証明。ブルーノ・マーズのバラードの中でも屈指の名曲として今なおストリーミングでの人気が高いことで総合的にこの順位となりました。

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  • Just the Way You AreBruno Mars

    Just the Way You Are

    ブルーノ・マーズの人気曲ランキング1位はデビュー・アルバム『Doo-Wops & Hooligans』収録のデビュー・シングル「Just the Way You Are」。

    文句なしの代表曲で、恋人に向けた無条件の愛情を、ストレートかつ飾らない言葉で表現している点が最大の魅力。単なる技術を超えたボーカル力で、真っ直ぐな感情の説得力が宿っています。

    プロデュースは、The Smeezingtons(ザ・スミージントンズ)との共同作業により、温かみのあるピアノ主体のサウンドに仕上がっています。シンプルなメロディながら、誰にでも響く普遍的なテーマを持ち合わせており、リリース後すぐに世界中で大ヒットとなりました。

    ミュージック・ビデオでは、ブルーノが女性に向かってカセットテープで彼女の美しさを描き出していく様子が描かれ、楽曲の優しさとロマンチシズムをビジュアルでも表現しています。

    この曲はデビュー曲ながらビルボードホット100で1位を獲得し、グラミー賞でも最優秀男性ポップボーカルパフォーマンス賞を受賞するなど、彼の名を一躍トップアーティストへと押し上げました。ブルーノ・マーズのキャリアを決定づけた、まさに永遠のラブソングです。

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ブルーノ・マーズのおすすめ曲8選

ここまでランキング形式でご紹介しましたが、ブルーノ・マーズをあまり聴いたことがない方でも「Just the Way You Are」や「Talking to the Moon」はご存じかもしれません。

その他ランキングの中から編集部としておすすめしたい曲は、「Locked Out of Heaven」、「Uptown Funk」、「That's What I Like」、「Grenade」、「24K Magic」、「Finesse (Remix)」あたりは特におすすめ。

そしてランキング外からは以下の2曲がおすすめです。

  • Versace on the FloorBruno Mars

    Versace on the Floor

    おすすめ1曲目は3rdアルバム『24K Magic』収録の「Versace on the Floor」。

    1990年代のスロージャムを彷彿とさせるレトロなR&Bソング。スムーズなパワーバラードのようなゆっくりとした深みのあるサウンドになっています。

    キーの高さも特徴的で、「シャンパンフルート」やバラの花びら、ダンス、そして愛する人との親密な関係などおしゃれすぎる歌詞も印象的です。

    RIAAでダブルプラチナ認定を受けるヒットとなったんですが、ヒット曲が多いだけにランキング入りできませんでした。ただかなり好きな1曲です。

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  • GorillaBruno Mars

    Gorilla

    おすすめ2曲目は2ndアルバム『Unorthodox Jukebox』から「Gorilla」。

    野生動物のように愛し合うという大胆なテーマを持ちながらも、何より際立つのはサウンド面の完成度の高さです。

    力強いボーカルとサビでの壮大な広がりはアリーナロック的な迫力を感じさせ、ブリッジ部分でのテンポの変化も非常に巧み。

    その洗練されたカッコよさは、ブルーノ・マーズの楽曲の中でも屈指の魅力を放っています。

以上がブルーノ・マーズおすすめの曲になります。もちろん他にも多くの名曲がありますので、あまり聴いたことがない方はこれらの曲をきっかけに是非アルバムを聴いてみてください。

まとめ

ブルーノ・マーズは、ただのヒットメーカーではない。彼は、ポップ、ファンク、R&B、ソウル、そしてヒップホップといったジャンルを自由に横断しながら、常にリスナーの心に響く「物語」を歌い続けてきました。

何よりどんなジャンルでも自然と歌いこなせるボーカル力には群を抜いているように感じます。誰もが歌えそうなポップ・ソングであっても男性からすればキーは高めだし、彼独特の歌いこなし方があるという意味では簡単に真似できるものではありません。

それは彼が培ってきたもの、好んで聴いて歌ってきたであろう様々な曲たちから磨いてきた技術のひとつと言えます。

キャリアを考えると昨今のアーティストの中ではリリースは少ない方ですが、確実にヒットさせる戦略的な部分もビジネスマンとしてのすごさを感じます。

グラミー賞をはじめとする数々の音楽賞を受賞し、時代を象徴するアーティストの一人として確固たる地位を築いたブルーノ・マーズ。これからも世界中のリスナーに新鮮な驚きと深い共感を届け続けてくれそうです。

参考記事
Bruno Mars - YouTube
Bruno Mars - Apple Music
ブルーノ・マーズ | Spotify
ブルーノ・マーズ - Wikipedia
Bruno Mars - Wikipedia

WRITER

酒井裕紀

洋楽まっぷ運営者。10代のころから米英の音楽チャートを追い続け、約30年にわたり時代ごとのヒット曲とその背景を研究。Spotifyやビルボードをはじめとする最新データを日々チェックしつつ、70年代から現在までの洋楽に一貫して関心を持ち続けている。特に「音楽が持つ時代背景や流行の変遷」をわかりやすく伝えることを目指し、楽曲やアーティストの魅力を丁寧に紹介しています。