毎年この時期になると耳にする機会が増えてくるのが「クリスマス・ソング」。
12月はクリスマスの季節。
家族や友達、恋人と過ごすクリスマスや、クリスマスパーティの演出などに聴きたい定番のおすすめ洋楽クリスマスソングを40曲ご紹介いたします。
クリスマスソングはカバーも多く、誰がオリジナルなのかわからなかったり、聴いたことあるけどタイトルがわからない、誰が歌ってるかわからない、ということもありますよね。
今回は、オリジナルに絞って数多くあるクリスマスソングの中から古き良き名曲から定番までのオリジナル洋楽クリスマスソングをご紹介します。
【2020年最新版】クリスマスに聴きたい定番のおすすめ洋楽クリスマスソング40選
Mariah Carey - All I Want For Christmas Is You
Mariah Carey(マライア・キャリー)が1994年に発表したクリスマスソング。
日本ではドラマ「29歳のクリスマス」主題歌として「恋人たちのクリスマス」の名で広く知られています。
現在までに約1600万枚売り上げており、クリスマスソングとしては世界で一番売り上げたシングルとしても有名。
発売から20年以上経った今でも、毎年クリスマス時期になると売れ続けているシングルで、そのうち2000万枚も超えてしまうのではないでしょうか。
›› Mariah Carey「All I Want For Christmas Is You」の洋楽歌詞カタカナ・YouTube動画・解説まとめ
Wham! - Last Christmas
Wham!(ワム!)が1984年に発表したクリスマスソング。
間違えられやすいのですが、Last Christmas(ラスト・クリスマス)のラストとは、「最後」ではなく「去年」を指しています。
日本でも多くのアーティストによってカバーされている名曲で、トータルではミリオンを記録した定番のクリスマスソングです。
›› Wham!「Last Christmas」の洋楽歌詞カタカナ・YouTube動画・解説まとめ
海外ではAriana Grande(アリアナ・グランデ)やTaylor Swift(テイラー・スウィフト)もカバーしています。
Sia - Santa's Coming For Us
こちらは2017年に発売されたアルバム「Everyday Is Christmas(エブリデイ・イズ・クリスマス)」に収録されたSia(シーア)によるオリジナルのクリスマスソング。
Sia(シーア)らしい非常にユニークでポップな曲調が人気の曲です。
Kelly Clarkson - Underneath the Tree
Kelly Clarkson(ケリー・クラークソン)が2013年に発表したクリスマスソング。
アダルト・コンテンポラリー・チャートではアメリカとカナダで1位となったヒット曲で、この曲が収録されたアルバムは世界で100万枚近くの売り上げを記録しました。
聴き始めてすぐいい曲だとわかるアップテンポの曲です。
›› Kelly Clarkson「Underneath the Tree」の洋楽歌詞カタカナ・YouTube動画・解説まとめ
Little Mix - One I've Been Missing
Little Mix(リトル・ミックス)初のクリスマスソングで2019年にリリースされた最新曲です。
Katy Perry - Cozy Little Christmas
Katy Perry(ケイティ・ペリー)のクリスマスソング。2018年にAmazon Music限定でリリースされた曲で、デンマークの首都コペンハーゲンで家族とクリスマスを過ごすことについて歌われています。
2019年にはすべての配信サイトにて解禁となっています。
Taylor Swift - Christmas Tree Farm
Taylor Swift(テイラー・スウィフト)のクリスマス・ソングは、バラードのようなイントロで始まりますが、豊かなオーケストラの要素とロマンチックな歌詞を備えた陽気なアップテンポのポップソングです。
家族と過ごしている自身の幼少期の映像をふんだんに使用したミュージック・ビデオも人気です。
Lea Michele - Christmas in New York
Lea Michele(リア・ミシェル)は世界規模の現象となった人気TVシリーズ「glee/グリー」のレイチェル・ベリー役で大ブレイクを果たし、女優、歌手、作家として高い評価を得てますが、2019年に初のクリスマス・アルバムをリリースしています。
この曲は「glee/グリー」の音楽監督で知られる、アダム・アンダースとの共作で、ドラマの放送以来久しぶりに一緒に仕事をしたそうです。
Jonas Brothers - Like It's Christmas
Jonas Brothers(ジョナス・ブラザーズ)にとっては初のクリスマス・シングル。クリスマスソングとしては2007年リリースのアルバム「ディズニー・チャンネル・ホリデー」の収録曲に参加しており2度目となるクリスマスソングです。
Dan + Shay - Take Me Home For Christmas
R&BにインスパイアされたカントリーソングとしてリリースしたのがDan + Shay(ダン+シェイ)。
2020年にリリースされたばかりのクリスマスソングで、彼らにとっては初のリリースです。
Meghan Trainor - My Kind Of Present
Meghan Trainor(メーガン・トレイナー)も2020年、自身初のクリスマス・アルバムをリリース。
この曲はシングルとして「ラスト・クリスマス」のカバーと同時リリースされました。
John Legend - Bring Me Love
John Legend(ジョン・レジェンド)が2018年にリリースしたアルバム「A Legendary Christmas(レジェンダリー・クリスマス)」に収録されているクリスマスソング。
全米ビルボードのホリデー・チャートで1位を獲得しており、新たな定番となるか話題になっている曲です。
Judy Garland - Have Yourself A Merry Little Christmas
Judy Garland(ジュディ・ガーランド)と言えば映画「オズの魔法使い」ですが、1944年に公開された「Meet Me in St. Louis(若草の頃)」の劇中で歌われたのが「Have Yourself a Merry Little Christmas」です。
近年ではSam Smith(サム・スミス)がカバーしたことでも有名なクリスマスソングです。
こちらのカバーもヒットしました。
Justin Bieber - Mistletoe
Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー)が2011年に発表したクリスマスソング。
Mistletoeとはヤドリギのことを指し、「君とホワイト・キス」という邦題までついています。
Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー)と言えば「恋人たちのクリスマス」をカバーしたことでも知られていますが、この曲は自身も制作に参加した完全オリジナルのクリスマスソングです。
›› Justin Bieber「Mistletoe」の洋楽歌詞カタカナ・YouTube動画・解説まとめ
Ariana Grande - Santa Tell Me
Ariana Grande(アリアナ・グランデ)が2013年に発表したクリスマスソング。
ビルボードのホリデー・チャートで1位を獲得し、人気の高い曲ですが、日本以外ではシングルリリースのみでどのアルバムにも収録されていません。
日本だけ、EP「Christmas Kisses(クリスマス・キス)」に追加収録されて再リリースされました。
›› Ariana Grande「Santa Tell Me」の洋楽歌詞カタカナ・YouTube動画・解説まとめ
Carrie Underwood & John Legend - Hallelujah
Carrie Underwood(キャリー・アンダーウッド)とJohn Legend(ジョン・レジェンド)のデュエット。
2020年にリリースしたクリスマス・アルバム「My Gift」用に書かれたクリスマス・ソングです。
Ava Max - Christmas Without You
Ava Max(エイバ・マックス)が2020年にリリースしたクリスマス・ソング。
全米ビルボードのホリデー・デジタル・セールス・チャートではトップ10入りを果たしており、新作のクリスマス・ソングとしては異例のヒットとなっています。
最後のハイトーンボイスは必見。
Twenty One Pilots - Christmas Saves The Year
Twenty One Pilots(トゥエンティ・ワン・パイロッツ)のクリスマス・ソング。
世界が崩壊しているように見える年でも、クリスマスとあなたが愛する人々がその時間を作り続けるという希望についての歌です。
Gwen Stefani - Here This Christmas
Gwen Stefani(グウェン・ステファニー)のクリスマス・ソング。
2017年に発売された自身初のクリスマス・アルバムに、この曲を追加して2020年に再リリース。ソロでは2年ぶりのシングルとなりヒットしています。
Band Aid - Do They Know It's Christmas?
Band Aid(バンド・エイド)は、イギリスとアイルランドのロック・ポップス界のスーパースターが集まって結成されたチャリティー・プロジェクトで、この曲は発起人のBob Geldof(ボブ・ゲルドフ)とMidge Ure(ミッジ・ユーロ)により書かれたクリスマスソングです。
このプロジェクトは参加アーティストを変えて1989年にはバンド・エイドII、2004年にはBand Aid 20(バンド・エイド 20)、2014年にはBand Aid 30(バンド・エイド 30)として結成されています。
NSYNC - Merry Christmas, Happy Holidays
NSYNC(イン・シンク)が1998年に発表したクリスマスソング。
収録アルバム「Home for Christmas(ホーム・フォー・クリスマス)」は200万枚を超える大ヒットを記録しました。
最近ではPentatonix(ペンタトニックス)によってカバーされ、再び注目されたクリスマスソングです。
Destiny's Child - 8 Days of Christmas
Destiny's Child(デスティニーズ・チャイルド)が2001年に発表したクリスマスソング。
アルバム「Survivor(サバイバー)」が大ヒットしている中でリリースされ、当時話題となりました。
Donny Hathaway - This Christmas
Donny Hathaway(ダニー・ハサウェイ)が1970年にリリースしたクリスマスソング。
後にChris Brown(クリス・ブラウン)が、自身が主演し2007年に公開された映画「This Christmas」でカバーを提供しました。
こちらはサントラ版のみのリリース。
Brenda Lee - Rockin' Around The Christmas Tree
Brenda Lee(ブレンダ・リー)が1958年にリリースしたクリスマスソング。
他の多くの音楽アーティストによって録音されています。2008年の曲の50周年までに、オリジナルバージョンは2500万枚以上を売り上げ、クリスマスシングルの中で歴代4番目となるデジタルセールスを記録しています。
›› Brenda Lee「Rockin' Around The Christmas Tree」の洋楽歌詞カタカナ・YouTube動画・解説まとめ
Bobby Helms - Jingle Bell Rock
Bobby Helms(ボビー・ヘルムズ)が1957年にリリースされたシングル。
おそらくタイトルは知らずともほとんどの方が一度は耳にしたことがある曲。多くの人に演奏されてきましたが、近年ではクリスマスシーズンになると全米チャートにランクインするようになっています。
Stevie Wonder - What Christmas Means to Me
Stevie Wonder(スティーヴィー・ワンダー)が1967年にリリースしたアルバム「Someday at Christmas(邦題:想い出のクリスマス)」に収録されているクリスマスソング。
Anna Gaye, Allen Story, George Gordyによって書かれた曲ですが、その後世界中で多くのアーティストによってカバーされ続けている名曲です。
Stevie Wonder(スティーヴィー・ワンダー)は当時17歳でリリースしていたんですね。
Richard Himber(Joey Nash) - Winter Wonderland
1934年にFelix Bernard(フェリックス・バーナード)とRichard B. Smith(リチャード・B・スミス)によって書かれたクリスマスソングの定番。
200組以上のアーティストによってカバーされてきた名曲ですが、音源として初めて世に出したのは作曲家のRichard Himber(リチャード・ヒンバー)とボーカルを担当したJoey Nash(ジョーイ・ナッシュ)。
Vaughn Monroe - Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow!
Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow!もクリスマスソングの定番。
オリジナルは1945年、Vaughn Monroe(ヴォーン・モンロー)の歌唱によるものですが、Dean Martin(ディーン・マーティン)やFrank Sinatra(フランク・シナトラ)によるカバーも有名。
またこの曲は、映画「ダイ・ハード」のエンディング曲としても有名ですよね。
Bing Crosby - White Christmas
クリスマスソングの定番が最も世に出たのが1940年代かもしれません。
White Christmas(ホワイト・クリスマス)も、初めてリリースされたのは1942年。
Bing Crosby(ビング・クロスビー)によるものですが、こちらもFrank Sinatra(フランク・シナトラ)が歌ったものも有名ですね。
Bing Crosby and The Andrews Sisters - Jingle Bells
Bing Crosby(ビング・クロスビー)と、The Andrews Sisters(アンドリューズ・シスターズ)が共に歌唱していますが、初めて録音したのは20世紀初頭には最も人気のある録音のハーモニー・カルテット、The Haydn Quartet(ハイドン・カルテット)だと言われています。
元々は1857年にソングライターの(ジェームズ・ロード・ピアポント)によって書かれた曲で、1889年に蓄音機で初めて録音されました。
エジソンの時代からある曲なんですね。
Doye O'Dell - Blue Christmas
俳優のDoye O'Dell(ドアイ・オデール)が1948年に発表したクリスマスソング。
1964年にはElvis Presley(エルヴィス・プレスリー)がカバーしています。
この曲を収録したElvis Presley(エルヴィス・プレスリー)のアルバム「」は2000万枚以上を売り上げており、史上最も売れているアルバムの1つになっています。
他にもKelly Clarkson(ケリー・クラークソン)やBlake Shelton(ブレイク・シェルトン)、Michael Bublé(マイケル・ブーブレ)や海外ドラマGlee(グリー)のキャストらにもカバーされていますので、そちらも有名ですね。
Andy Williams - It's The Most Wonderful Time Of The Year
Andy Williams(アンディ・ウィリアムス)のクリスマス・ソング。Andy Williams(アンディ・ウィリアムス)と言えばムーン・リバーのイメージが強いですが、イギリスで企業CMソングで使用されてから毎年のようにチャート入りすようになったヒット曲です。
Jose Feliciano - Feliz Navidad
Jose Feliciano(ホセ・フェリシアーノ)のクリスマス・ソング。タイトルの「Feliz Navidad(フェリス・ナビダッド)」はスペイン語で「メリー・クリスマス」を意味する言葉です。
1970年にリリースされスペイン語圏でもっともよく聴かれるクリスマス・ソングのひとつで、世界中で最も再生されたクリスマス・ソング25選にも選ばれるほど有名な曲です。
Nat King Cole - The Christmas Song (Merry Christmas To You)
Nat King Cole(ナット・キング・コール)はこの曲を4回もレコーディングして、タイトルにはそれぞれサブタイトルがバラバラでつけられてる今では珍しい手法の曲ですが、かなり世界的に有名なクリスマス・ソングです。
1944年に作曲家で歌手のMel Tormé(メル・トーメ)、ソングライターのRobert Wells (ボブ・ウェルズ)と一緒に書いた曲で、1946年の録音は1974年にグラミー殿堂入りしています。
The Ronettes - Sleigh Ride
The Ronettes(ザ・ロネッツ)が1963年にリリースした曲で邦題は「そりすべり」。元は1948年に書かれた曲で、他にも多くのアーティストによって歌われています。
2020年に初めてアニメーションでのミュージック・ビデオが作られました。
Gene Autry - Here Comes Santa Claus (Right Down Santa Claus Lane)
Gene Autry(ジーン・オートリー)が1947年に書いた曲で、こちらも多くのアーティストがカバーしているので有名なクリスマス・ソングです。
邦題は「サンタクロースがやってくる」。
Darlene Love - Christmas (Baby Please Come Home)
Darlene Love(ダーレン・ラヴ)の代表的なクリスマス・ソング。1960年代を中心にヒット曲を数多く生み出したJeff Barry(ジェフ・バリー)とEllie Greenwich(エリー・グレニッチ)によって書かれた曲です。
Mariah Carey(マライア・キャリー)も大ヒットアルバム「メリー・クリスマス」でこの曲をカバーしています。
Perry Como and The Fontane Sisters with Mitchell Ayres & His Orchestra - It's Beginning To Look A Lot Like Christmas
アーティスト名がびっくりするほど長いですが、Perry Como(ペリー・コモ)とThe Fontane Sisters(フォンテーン・シスターズ)、そして指揮者のMitchell Ayres(ミッチェル・エアーズ)と彼のオーケストラ、という意味です。
1951年にMeredith Willson(メレディス・ウィルソン)によって書かれた曲で、今ではMichael Bublé(マイケル・ブーブレ)のバージョンが一番耳なじみがあるかもしれません。
Michael Bublé(マイケル・ブーブレ)はあまり日本では危機馴染みのないアーティストかもしませんが、この曲が収録されているアルバムは全世界で1200万枚以上売り上げているアーティストです。
Paul McCartney - Wonderful Christmas Time
Paul McCartney(ポール・マッカートニー)が1979年にリリースしたクリスマスソング。
当時活動していたバンドWings(ウイングス)とは別に、1人で全楽器を担当し、ソロ・シングルとして発表した作品です。
John Lennon - Happy Xmas(War Is Over)
John Lennon(ジョン・レノン)とオノ・ヨーコによって作られ1971年にシングルとしてリリースされたクリスマスソング。
こちらも多くのアーティストによってカバーされ続けているクリスマスの定番ソングのひとつです。
他にもたくさんあるクリスマスソング
今回は20曲に絞ってご紹介させて頂きましたが、クリスマスソングはまだまだあります。
しかし多くのアーティストによってカバーされ続けている名曲も多数存在しており、「最近聴いた曲がオリジナルかと思ってたら昔からある曲だった」ということもあるかもしれません。
特に40代、50代の方やオールディーズが好きな方は原曲を掘り下げてみるのも、おもしろいかもしれませんね。
以上、クリスマスに聴きたい定番のおすすめ洋楽クリスマスソング24選でした。
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