エド・シーランとテイラー・スウィフトの関係って?10年来の友人関係にあるファンしか知らないこと

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洋楽コラム

エド・シーランとテイラー・スウィフトの関係って?10年来の友人関係にあるファンしか知らないこと
IMAGE VIA:Billboard

Ed Sheeran(エド・シーラン)が最新アルバム「= Equals(イコールズ)」の収録曲、「The Joker And The Queen(ザ・ジョーカー・アンド・ザ・クイーン)」にTaylor Swift(テイラー・スウィフト)を迎えシングルとしてリリースしました。4度目のコラボレーションとなった今作では初めて、エドの曲にテイラーが参加するという形に。

ファンにとっては当然知ってることですが、そもそもなぜ2人は仲がいいの?と疑問に思う方もいらっしゃると思います。

そこで今回はエド・シーランとテイラー・スウィフトの関係について振り返っていきたいと思います。

きっかけは「Red」ワールドツアー

2人が出会うきっかけとなったのは2012年。テイラー・スウィフトがオーストラリアを旅行中、偶然聴いたエドの音楽に魅了され、テイラーの方からエドに連絡をとったことがきっかけ。同年テイラーのマネージャーとナッシュビルで会い、すぐに2人が対面します。

その後さっそく2人は曲作りを始め、完成したうちの1曲が「Everything Has Changed(エヴリシング・ハズ・チェンジド)」。この曲は同年リリースされた「Red」に収録されました。

YouTubeTaylor Swift - Everything Has Changed ft. Ed Sheeran - YouTube

同年12月にマディソンスクエアガーデンで行われた「Z100's Jingle Ball」で「Everything Has Changed」を2人で初めて披露。2013年から始まった「Red」のワールドツアーにエドはオープニングアクトとして出演しました。

エドは当時デビューアルバム「+ Plus(プラス)」がイギリスでヒットして既に人気を得ていたものの、テイラーは既に世界的に成功しているスターだったため当初は既に友人関係でありつつも我に返って「これはすごいことだ」と思うこともしばしばあったようです。

ファンも知るほどの仲の良さ

その後も多くのライブで共演しながら仲の良さを世界中にアピールしてきましたが、2014年にエドは「x multiply(マルティプライ)」が世界的なヒットとなり、大ブレイクを果たします。

それでも2人の仲は変わることはなく、2015年には知り合ってからの3年間の友情を祝う投稿をテイラーが自身のインスタグラムに投稿するなどしていました。※現在は削除

2人ともスターなだけに出会う場所はグラミー賞授賞式などの大規模イベントなど。そして2017年、テイラーの楽曲「End Game(エンド・ゲーム)」で再び共演することになります。

YouTubeTaylor Swift - End Game ft. Ed Sheeran, Future - YouTube

2人は数え切れないほどのインタビューや公の場でどれほど親密であるかを表現しており、お互いの生活に大きな存在感と影響力を持っていることはファンの間では常識ですが、テイラーはエドとエドの妻チェリー・シーボーン都のきっかけも実は作っているんです。

元々幼なじみだった2人が再会したきっかけが2015年にロードアイランド州のテイラーの自宅で行われた独立記念日を祝うパーティー。偶然にも再会を果たした2人は後に結婚。「End Game」でのエドの歌詞はこの出来事からインスピレーションを受けて歌われています。

新曲で初めてエドがテイラーを迎える

エド・シーランは「The Joker and the Queen」のオリジナル・バージョンを作った時点で、この曲に最も相応しいゲスト・ヴォーカルはテイラー・スウィフトしかいないと思い、彼女に連絡を取り今回のコラボレーションが実現した形となります。

YouTubeEd Sheeran - The Joker And The Queen (feat. Taylor Swift) - YouTube

エド・シーラン、テイラー・スウィフトのほか、Johnny McDaid, Fred Gibson and Sam Romanといった布陣で書かれた今回の楽曲は、エドの弟Matthewが提供したハスキーなボーカルと繊細なピアノ音、広がりのある弦楽器のアレンジによってきらびやかな輝きを放っています。

ミュージック・ビデオは2012年にリリースされたコラボレーション曲「Everything Has Changed」のミュージック・ビデオに出演したキャストが再び登場しており、ノスタルジックな雰囲気に溢れています。10年後の今、18歳になったアヴァとジャックが大学へ進学し、新たな冒険を始めるという青春ストーリーが描かれています。

テイラー役にはAva Ames(エイヴァ・エイムズ)。エド役にはJack Lewis(ジャック・ルイス)。エイヴァは自身のインスタグラムで「9年経ったなんて信じられない」と投稿。

2人が知り合って今年で10年。

ここまで長い間友人関係でいるのはシンプルに音楽という面において「お互いを高め合える関係」であり続けているからかもしれませんね。

WRITER

酒井裕紀

洋楽まっぷ管理者。米・英の音楽チャートなどのデータを好み、70年代から最新の洋楽までヒット曲なら幅広い知識を持つ。時代毎の良さがある洋楽の魅力を少しでもわかりやすくご紹介できればと思います。