星の数ほどある洋楽アーティストの楽曲の中でも、まだまだ知られていない“エモい曲”というものが多数存在します。
今回紹介するエモい洋楽はMaxwell(マックスウェル)の『Sumthin' Sumthin'(サムシン・サムシン)』。
このシリーズでは、そんなエモい洋楽を一曲ずつ紹介していこうと思います。
もし気になる曲やアーティストがいたら、ぜひプレイリストなどの参考にしてみてください。
KingGnuやSuchmosにも影響を与えた!ネオソウルの名曲Maxwell『Sumthin' Sumthin'』
マックスウェルはアメリカのシンガーソングライター、レコードプロデューサー、マルチインストゥルメンタリストで、同世代のミュージシャンとしてはディアンジェロやエリカバドゥなどのレジェンド達がおり、1990年代後半に注目を集めた「ネオソウル」というジャンルの創始者として音楽通の間では知らない人がいないほどの偉大なミュージシャンです。
2009年にリリースした「BlackSummers'Night」は、「Pretty Wings」のソング・オブ・ザ・イヤーを含む6つのグラミー賞にノミネートされ2つ受賞もしました。
また、彼は6つのソウルトレインミュージックアワード、2つのNAACPイメージアワードを受賞しています。さらに、2019年に連邦議会黒人幹部会から「シンガーソングライター、プロデューサーとしての音楽業界への革新的な貢献」に対して生涯功労賞を授与されるなどレジェンドの一人として名を刻んでいます。
そんな彼のデビューアルバムの中のリード曲がこの「Sumthin' Sumthin'(サムシン・サムシン)」です。
『Sumthin' Sumthin'』のここがエモい。
Maxwell - Sumthin' Sumthin' - YouTube
最後にこの曲のエモさをずばり言います。それは、
“イントロのワウギターによる酔いしれる空気感からゴリゴリのグルーヴサウンドへの移り変わり”にあると思います。
日本でも現在こういったネオソウルサウンドはトレンドになってきており、キングヌーやサチモスでのワウのかかったグルービーなギターや、前面に出てくるファンキーなベースラインは思わず「エモい、、。」と言ってしまいます。
夜の高速や、少し鑑賞に浸りたい時にお酒やコーヒーを飲みながら酔いしれたいときにはうってつけな曲だと思います。